2015年に初登場し、2019年に最後のアップデートが行われた第2世代ボルボ「XC90」が、さらなるフェイスリフトを受けて新たに2024年9月4日発表されました。今回の改良では、新しいグリル、トールズハンマーライトのアップデート、さらに内装の刷新も図られています。タッチスクリーンは従来の9インチから11.2インチにサイズアップし、操作性も向上。ドライバーにとって使いやすい設計が強化されています。
ボルボ 新型 XC90 2025年モデル エクステリア について
ボルボは、息の長いSUV「XC90」に新たな息吹を吹き込む改良を施しました。電気自動車「EX90」を思わせるシャープなフロントマスク、新しいグリル、トールズハンマーライトのアップデート、さらに内装の刷新も図られています。
ボルボ 新型 XC90 2025年モデル インテリア について
洗練されたインテリア素材、そして大型化したタッチスクリーンは、高級SUVとしての魅力をさらに引き立てています。細やかな改良点も見逃せません。例えば、新しいカップホルダーは、様々なサイズのドリンク容器をしっかりとホールドできるようになりました。これは、ユーザーの声を真摯に受け止めた結果と言えるでしょう。
タッチスクリーンは従来の9インチから11.2インチにサイズアップし、操作性も向上。ドライバーにとって使いやすい設計が強化されています。それでも、XC90は今もなお魅力的なSUVであり、特に内装面では大きな進化を遂げています。センターコンソールの収納スペースが増え、ワイヤレス充電器の位置も見直されました。さらには新しいカップホルダーが細い缶やボトルをしっかりと固定し、ユーザーの使い勝手を大幅に改善しています。
ボルボ 新型XC90 2025年モデル スペックについて
新型T8は、306hp(310PS)のガソリンエンジンと143hp(145PS)のモーターを再び組み合わせたPHEVモデルは、フル充電でWLTP70km走行できる。
しかし、電動化が加速する時代において、プラグインハイブリッドモデルのEV走行距離が最新PHEV SUVに比べて見劣りするのは残念な点です。燃費向上や静粛性の向上など、ポジティブな変更点もあるものの、電動化へのさらなる取り組みが期待されます。
エンジン面でも、B5マイルドハイブリッド(247hp)やB6マイルドハイブリッド(296hp)が採用され、燃費性能が向上しています。さらに、サスペンションと防音性能が改善されたことで、乗り心地の静粛性も向上しています。
編集部から一言
今回の改良は、XC90の魅力を高めるための重要な一歩と言えるでしょう。しかし、競争が激化するSUV市場において、ボルボにはさらなる進化が求められます。電動化技術のさらなる向上、そしてユーザーニーズを捉えた革新的な機能の導入によって、XC90は真のフラッグシップSUVとして輝き続けることができるでしょう。