シボレーが誇るフラッグシップスポーツカー「コルベット」のハイスペックモデル「コルベットZ06」が、2026年1月9日、東京オートサロン2026に合わせてマイナーチェンジモデルとして日本市場に正式発表されました。
今回の改良では、最新のインフォテインメントシステムの搭載や「Googleビルトイン」の採用など、機能性が大幅に向上。さらに、コルベットZ06史上初となる特別限定車「サントリーニ エディション」も全国20台限定で同時発売されます。

2026年モデル コルベットZ06が東京オートサロンで日本発売決定

新型コルベットZ06の主な変更ポイント
インテリア・テクノロジーの進化

- 高解像度12.7インチインフォテインメントシステム採用
- 大型化された14インチデジタルメーター搭載
- メーター横に新設された6.6インチタッチディスプレイ
- 「Googleビルトイン」標準装備で、Googleマップ、Googleアシスタント、Googleプレイストアに対応
- スマートフォンアプリ「myChevroletアプリ」による遠隔操作機能
操作性の向上
従来は運転席と助手席の間に配置されていたスイッチ類を、ディスプレイ下部やタッチディスプレイでの操作に変更。スイッチが配置されていた部分には助手席用グラブハンドルを新設し、操作性と安全性を両立しています。

パフォーマンス機能の強化
ハイブリッドモデル「コルベットE-Ray」で好評だったパフォーマンスアプリを改良し、標準装備化。リアルタイムの馬力・トルクフロー、Gフォースゲージ、加速タイマー、各種温度計へのアクセスが可能になりました。
パフォーマンスデータレコーダー(PDR)もアップデートされ、サイド・バイ・サイド比較、速度トレース、走行データに基づいた自動「スピードヒント」など、より詳細なトラックデータとラップビデオを確認できます。

コルベットZ06 サントリーニ エディション|全国20台限定の特別仕様車
サントリーニ エディションの専用装備
今回、コルベットZ06史上初となる特別限定車「サントリーニ エディション」が設定されました。ギリシャのサントリーニ島をイメージした、美しいブルーを基調とした特別仕様となっています。
エクステリア
- 新色「ブレードシルバー」のボディカラー(サントリーニエディション専用)
- 10スポークグロスブラック鍛造アルミホイール
- ブルーペインテッドブレーキキャリパー(専用カラー)
インテリア
- サントリーニ島の海をイメージした鮮やかな「サントリーニブルー」インテリア
- ブラックを基調としたステルスインテリアトリムパッケージ
- ブルーのシートベルト
特別装備
- Brembo製パフォーマンスカーボンセラミックブレーキ(クーペモデル)
- フロント:398mm 6ピストンモノブロックキャリパー
- リア:391mm 4ピストンモノブロックキャリパー
- エンジンアピアランスパッケージ(コンバーチブルはクリアウィンドウ付エンジンベイパネル)
クーペとコンバーチブル各10台、合計20台の限定販売となります。
新型コルベットZ06の価格一覧【2026年モデル】

標準モデル
クーペ
- コルベット Z06 3LZ:2,680万円
コンバーチブル
- コルベット Z06 コンバーチブル 3LZ:3,020万円
特別限定車(全国20台限定)
サントリーニ エディション
- クーペ:2,900万円
- コンバーチブル:3,100万円
従来のコルベットラインナップと比較すると、ベースモデルの2LTが1,420万円から、ハイブリッドモデルのE-Rayが2,350万円となっており、Z06はコルベットファミリーの中でも特にサーキット走行を意識したハイパフォーマンスモデルとして位置付けられています。
コルベットZ06のスペック詳細|レーシング由来のLT6エンジン
パワートレイン
エンジン:V型8気筒5.5L自然吸気「LT6」
- 最高出力:646PS(475kW)
- 最大トルク:63.6kgm
- フラットプレーンクランクシャフト採用
- ダブルオーバーヘッドカム(DOHC)
- レーシングスタイルのドライサンプシステム
- 鍛造アルミニウムピストン
- 鍛造チタンコネクティングロッド
このLT6エンジンは、レーシングカー「C8.R」の技術をフィードバックして開発された、市販車最強クラスの自然吸気エンジンです。
トランスミッション
8速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)
- オートマチックの滑らかさとマニュアルのダイレクト感を両立
- 素早いシフトチェンジでパフォーマンスを最大化
加速性能
0-96km/h加速:2.6秒
(ベースモデルZ51パッケージの2.9秒から0.3秒短縮)
ボディサイズ
コルベットZ06
- 全長:4,685mm
- 全幅:2,025mm(ベースモデル比+85mm)
- 全高:1,225mm
- ホイールベース:2,725mm
- 車重:約1,670kg(コンバーチブルは+30kg)
- 乗車定員:2名
全幅が85mm拡大されたことで、フロント275/30ZR20、リア345/25ZR21という迫力のワイドタイヤを装着可能となり、高速走行時の安定性とコーナリング性能が大幅に向上しています。
シャシー・足回り
サスペンション
- マグネティックセレクティブライドコントロール4.0採用
- LT6エンジンの特性に合わせて最適化
- フロント側スプリングレートを高め、1.22Gの旋回時でもリニアな操舵感を実現
ブレーキシステム
標準装備(クーペ):
- フロント:370mm Brembo製6ピストンキャリパー
- リア:380mm Brembo製4ピストンキャリパー
オプション/コンバーチブル標準/サントリーニエディション:
- フロント:398mm Brembo製パフォーマンスカーボンセラミック6ピストンキャリパー
- リア:391mm Brembo製パフォーマンスカーボンセラミック4ピストンキャリパー
タイヤ
ミシュラン パイロットスポーツ4S ZP(カスタムコンパウンド)
- フロント:275/30ZR20
- リア:345/25ZR21
電子制御システム
- パフォーマンス トラクション マネジメント(PTM)
- 新たに「Proモード」追加
- トラクションコントロール、スタビリティコントロール、出力を統合的に調整
- 電子制御LSD(リミテッドスリップデフ)
エクステリアデザイン|機能美を追求した空力性能
空力パフォーマンス
コルベットZ06のエクステリアデザインは、サーキットで培われたレーシングデータを基に徹底的に空力性能を追求しています。
フロントデザイン
- 冷却性能を高める大型化されたエアインテーク
- エンジンとブレーキに効率よくクリーンな空気を供給
- 専用フロントスプリッター装備
リアデザイン
- 調整可能なウィッカービルを装備したリアスポイラー
- 高速安定性と旋回性能を向上
- 345mm幅のリアタイヤに対応した拡幅ボディ
- サイドエアベントからのエアフロー増大
ボディカラー展開(全6色)
標準モデル(全5色):
- トーチレッド
- アークティックホワイト
- ブラック
- リプタイドブルーメタリック
- シーウルフグレートライコート
サントリーニエディション専用:
6. ブレードシルバー
インテリアデザイン|ドライバーファーストのコックピット
ディスプレイシステム
- 12.7インチセンターコンソールディスプレイ
- 14インチドライバーインフォメーションセンター
- 6.6インチタッチスクリーンディスプレイ(ステアリングホイール右側・新設)
Google Built-in搭載機能
- スマートフォンを介さず各種Googleアプリにアクセス可能
- Googleアシスタントによる音声操作
- PDR起動
- ナビゲーション操作
- 室内温度調整
- 音楽再生
- メッセージ送信・通話
- Google Playからのアプリダウンロード
- Google Chrome
- GameSnacks
- Prime Video等
ドライブモード
6つのドライブモードを用意:
- ツアーモード:日常の街乗りから高速道路まで快適
- スポーツモード:鋭いレスポンス、引き締まったサスペンション
- トラックモード:サーキット走行のための本格モード
- ウェザーモード:雨や雪など滑りやすい路面での安定性重視
- マイモード:エキゾースト音、ステアリング、サスペンション等をパーソナライズ
- Zモード:ワンボタンで呼び出せるドライバー専用パフォーマンスモード
各モードに対応したディスプレイデザインも刷新され、ドライバーは好みの画面レイアウトを選択可能。ドライブモードに応じて自動的にテーマが切り替わります。
インテリアカラー
標準モデル(3色):
- ブラック
- アドレナリンレッド
- スカイクールグレー
サントリーニエディション専用:
- サントリーニブルー(ギリシャ・サントリーニ島の海をイメージ)
- ステルスインテリアトリムパッケージ(ブラック基調)
その他の装備
- カップホルダーにアンビエントライト
- カップホルダー底部にクロスフラッグロゴ刻印
- 新しいアニメーションと洗練されたグラフィックの計器類
- ワイヤレス充電パッド(インフォテインメントシステム下部に新設)
- ワイヤレスフォーンプロジェクション対応
コルベットZ06とコルベットE-Ray・ベースモデルとの違い
モデル別比較
コルベット 2LT クーペ(ベースモデル)
- 価格:1,420万円
- エンジン:V8 6.2L「LT2」
- 最高出力:495PS
- 駆動方式:MR(ミッドシップ・リアドライブ)
コルベット E-Ray(ハイブリッドモデル)
- 価格:2,350万円
- エンジン:V8 6.2L「LT2」+電気モーター
- システム出力:664PS
- 駆動方式:e-AWD(電動4WD)
- コルベット初の4WD・ハイブリッドモデル
コルベット Z06(ハイパフォーマンスモデル)
- 価格:2,680万円~
- エンジン:V8 5.5L「LT6」自然吸気
- 最高出力:646PS
- 駆動方式:MR(ミッドシップ・リアドライブ)
- レーシング技術をフィードバックした最強自然吸気エンジン搭載
Z06は自然吸気エンジンながら、E-Rayのハイブリッドシステム出力に匹敵するパワーを発揮。サーキット走行を前提とした空力性能、ブレーキシステム、タイヤを装備し、純粋なガソリンスポーツカーとしての性能を追求したモデルです。
コルベットの歴史|C8世代でMRレイアウトに進化
シボレー・コルベットは1953年の初代モデル誕生以来、アメリカを代表するスポーツカーとして70年以上の歴史を誇ります。
C8世代の革新
2020年にフルモデルチェンジした現行モデル「コルベットC8」では、コルベット史上初めて伝統的なFR(フロントエンジン・リアドライブ)レイアウトからMR(ミッドシップ・リアドライブ)レイアウトに変更。これにより重量配分が最適化され、運動性能が飛躍的に向上しました。
C7(前世代)とC8の比較
| 項目 | C7 | C8 |
|---|---|---|
| レイアウト | FR | MR |
| 全長 | 4,495mm | 4,630mm |
| 全幅 | 1,877mm | 1,940mm |
| 車重 | 1,450kg | 1,670kg |
| ルーフ | 固定式 | タルガトップ |
C8世代では、クーペモデルにタルガトップルーフ、コンバーチブルモデルに電動ハードトップを採用し、オープンエアドライブの楽しさも提供しています。
新型コルベットZ06の購入方法と納期情報
購入の流れ
- シボレー正規ディーラーへの問い合わせ
- 試乗・商談(在庫がある場合)
- オーダー・契約
- 納車
サントリーニエディションについて
全国20台限定(クーペ10台・コンバーチブル10台)のため、早期の完売が予想されます。購入を検討される方は、お早めにシボレー正規ディーラーへお問い合わせください。
維持費の目安
自動車税
排気量5.5L:88,000円/年
保険料
車両価格が高額なため、車両保険込みの任意保険料は年間30万円~が目安
燃料費
ハイオクガソリン使用。実燃費は走行条件により大きく異なりますが、市街地で5~7km/L程度
メンテナンス費
定期点検、オイル交換、タイヤ交換等で年間20~30万円程度
まとめ|新型コルベットZ06は究極のドライビングマシン
2026年モデルの新型シボレー コルベットZ06は、最新のインフォテインメントシステムとGoogleビルトインの搭載により、従来モデルから大幅に使い勝手が向上。レーシング由来の自然吸気V8エンジン「LT6」は646PSを発揮し、0-96km/h加速2.6秒という驚異的な加速性能を実現しています。
さらに、全国20台限定の特別仕様車「サントリーニ エディション」は、ギリシャのサントリーニ島をイメージした美しいブルーのインテリアと、ブレードシルバーのボディカラーが特別感を演出。専用装備も充実しており、コレクターズアイテムとしても価値の高い1台となっています。
価格は2,680万円からと高額ですが、この性能とブランド価値、そして希少性を考えれば、スーパーカーとしては妥当な価格設定と言えるでしょう。
こんな方におすすめ
- サーキット走行を楽しみたい方
- 最新テクノロジーを搭載したスポーツカーに乗りたい方
- アメリカンスポーツカーの伝統と革新を体感したい方
- 限定車のコレクションに興味がある方
新型コルベットZ06は、ドライビングの純粋な喜びを追求する全てのカーエンスージアストに捧げる、究極のドライビングマシンです。


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