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トヨタ ノア・ヴォクシー ウェルキャブ 一部改良 & 新コンプリートカー"MULTI UTILITY" 登場 2026年5月最新情報

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トヨタ自動車は2026年5月12日、人気ミニバン「ノア」「ヴォクシー」のウェルキャブシリーズを一部改良するとともに、MODELLISTAが手がけるコンプリートカー「MULTI UTILITY(マルチ ユーティリティ)」を同日より発売した。今回のアップデートは、介護・福祉ユーザーへの利便性向上と、アウトドアや多目的利用を求める一般ユーザーへの訴求という、2つの異なるニーズに同時に応えた注目の施策となっている。

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目次

ウェルキャブシリーズ一部改良のポイント:

新搭載「ワンタッチ式固定装置」で介助負担を大幅軽減

今回のウェルキャブ改良における最大のトピックが、車いす仕様車への「ワンタッチ式固定装置」の新規追加設定だ。従来の固定装置では、車いすを乗車させるたびに介助者がかがんで手作業でロックをかける必要があり、身体的な負担が大きいことが課題とされてきた。

新しいワンタッチ式固定装置は、2本の固定アームが車いすに装備された「簡易固定用アンカーバー」をしっかりとつかみ、床面へ電動で固定する仕組みを採用している。さらに「オートロック機能」を搭載することでスイッチ操作すら不要となり、車いすの固定プロセスが自動化された。これにより乗車から降車までの一連の動作においてかがむ回数が大幅に減少し、介助者の身体的・精神的な負担を効果的に軽減することができる。なお、本装置を利用するには車いす側に「簡易固定用アンカーバー」が取り付けられていることが前提条件となる。

ワンタッチ式固定装置が追加設定される車いす仕様車のタイプは2種類で、「タイプI(車いす1名仕様)・引き出し式スロープ」と「タイプII(車いす2名仕様)」に対応しており、セカンド席・サード席の双方に固定アームが設けられている。高齢化社会が進む日本において、このような介助負担の軽減につながる技術的進化は、ユーザーのみならず介護施設や福祉事業者からも高い評価が期待される。

一部仕様に「E-Four(電気式4WD)」を追加設定

今回の改良では、ウェルキャブシリーズの一部仕様に、トヨタのハイブリッドシステムと組み合わせた四輪駆動システム「E-Four」が新たに追加設定された。対象となるのは「サイドリフトアップチルトシート装着車」と「ウェルジョイン」の2仕様だ。E-Fourの追加により、雪道や雨天時の悪路走行における安定性が向上し、全国どの地域のユーザーでも安心して使用できる選択肢が広がった点は非常に実用的なアップデートといえる。また、ベース車(ノア・ヴォクシー)の2026年4月10日公表分と同様の改良内容も合わせて反映されている。

新コンプリートカー"MULTI UTILITY(マルチ ユーティリティ)"とは:

日常と非日常をシームレスにつなぐ1台

"MULTI UTILITY"は、トヨタの車両カスタマイズブランド「MODELLISTA(モデリスタ)」が開発した、ノア・ヴォクシー初のコンプリートカーだ。ベース車両はノア・ヴォクシーそれぞれの「S-Gグレード(ハイブリッド車・2WD)」で、2列シート5人乗り仕様に仕立てられている。価格はノアが407万円(税込)から、ヴォクシーが412万600円(税込)からとなっている。

このモデルが誕生した背景には、「クルマをもっと自由に、自分らしく使いたい」というユーザーニーズの高まりがある。コンセプトは「日常使いから趣味・レジャーまでを一台でこなすマルチな活用」であり、普段の通勤や家族のお出かけから、週末のキャンプや車中泊まで、ライフスタイルの幅広いシーンに対応することを目指している。

2種類のモードで広がる車内空間の使い方

"MULTI UTILITY"は、「カーゴモード」と「ベッドモード」の2つのモードを使い分けることができる。標準仕様の「カーゴモード」は、専用ラゲージフレームとラゲージボードを活用した広大な荷室空間を確保しており、アウトドアギアや大型の荷物も難なく積み込める実用的なスタイルだ。

一方、架装メーカーオプションの「フロントベッドボード」(価格:16万5,000円)を装着することで「ベッドモード」に切り替えることができる。ベッドモード時にはフラットな就寝スペースが完成し、大人2名がのびのびと横になれる空間を車内に実現する。近年急増している「車中泊」や「バンライフ」を純正品質で楽しみたいユーザーにとって、非常に魅力的な選択肢となっている。

充実した専用装備が標準設定

"MULTI UTILITY"には、内外装にわたる専用装備が標準で設定されており、購入直後からマルチユーティリティな使い方が可能だ。内装では、専用ラゲージフレーム・ラゲージボード、6灯の専用ルームランプ、専用クォータートリムトレイ、専用ユーティリティフック、そして専用アクセサリーソケット(DC12V・120W)を標準装備している。ユーティリティフックはランタンや小物の収納に活用でき、120WのACソケットはアウトドアでの電気機器使用や緊急時の給電にも対応している点が心強い。外装には"MU"の車名デカールが装着され、専用モデルであることを視覚的にアピールできる。

さらに、販売店装着オプションとして「専用シートカバー」(価格:11万円)も用意されており、インテリアのコーディネートにこだわりたいユーザーにも対応している。

ノア・ヴォクシー"MULTI UTILITY"主要スペック・価格まとめ:

  • ベース車両:ノア S-G / ヴォクシー S-G(ハイブリッド車・2WD)
  • 乗車定員:5名(2列シート仕様)
  • 車内モード:カーゴモード(標準)/ベッドモード(フロントベッドボード装着時)
  • ノア 車両本体価格:407万円(税込)~
  • ヴォクシー 車両本体価格:412万600円(税込)~
  • 架装メーカーオプション「フロントベッドボード」:16万5,000円
  • 販売店装着オプション「専用シートカバー」:11万円

ウェルキャブとは?ノア・ヴォクシーの福祉車両ラインアップについて

「ウェルキャブ(WELCAB)」とは、トヨタが展開する福祉車両・介護対応車のブランド名称で、「WELL」(良好・幸福)と「CAB」(車両)を組み合わせた造語だ。ノア・ヴォクシーのウェルキャブシリーズは、車いすユーザーやその介助者、足腰に不安を持つ高齢者など、多様な身体状況のユーザーが快適かつ安心して乗車できるよう設計されており、スロープタイプ・リフトタイプ・チルトシートタイプなど複数のラインアップを揃えている。今回の改良でさらに利便性が増したことで、福祉用途でノアやヴォクシーを検討しているユーザーにとっても選択しやすいラインアップへと進化した。

まとめ:福祉ユーザーとアウトドア愛好家、両方に刺さるアップデート

今回の発表は、介護・福祉目的でミニバンを検討しているユーザーと、車中泊やキャンプなどアウトドア利用を想定しているユーザーの双方にとって見逃せない内容となっている。ワンタッチ式固定装置とE-Fourの追加によりウェルキャブの実用性は着実に向上し、"MULTI UTILITY"はモデリスタ品質の仕上がりで「純正車中泊仕様ミニバン」という新たなジャンルを切り開いた。クルマの使い方がますます多様化する中、トヨタのノア・ヴォクシーは引き続き幅広いユーザー層の「移動と生活」を支えるモデルとして進化を続けている。

トヨタ ニュースリリース

https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/44267891.html

https://www.modellista.co.jp/product/voxy/mu

https://www.modellista.co.jp/product/noah/mu

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この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

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