2026年6月11日、レクサスは待望の新型「ES」をフルモデルチェンジで発売しました。1989年の初代誕生から通算8世代目となる新型ESは、HEV(ハイブリッド)とBEV(バッテリーEV)の両パワートレインを初めて同時設定し、全長5,140mm・全幅1,920mmという堂々としたボディサイズで、レクサスの次世代ラグジュアリーセダンとして大きな注目を集めています。

新型ESとモデリスタの融合
この新型ESの発売と同日、株式会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメント(以下、TCD)は、モデリスタ(MODELLISTA)ブランドのカスタマイズラインナップを一斉に発売しました。価格帯は1万450円〜95万6,450円と幅広く設定されており、エクステリアから足元まで、新型ESをさらなる高みへと昇華させるアイテムが揃っています。
新デザインコンセプト「GEOMETRICAL organic(ジオメトリカル オーガニック)」とは
今回の新型ES向けモデリスタカスタマイズで特筆すべきは、モデリスタの新デザインフィロソフィー「GEOMETRICAL organic」を市販品として初めて具現化したという点です。このコンセプトは「幾何学的(GEOMETRICAL)×有機的(organic)=近未来的な造形」を意味しており、2025年の東京オートサロンで発表されたコンセプトモデル「MODELLISTA EMBRYO」で初披露された世界観が、ついに量産カスタムパーツとして現実のものとなりました。

このフィロソフィーを背景に、今回のデザインには3つのキーコンセプトが設定されています。「Elegant(エレガント)」「Future(フューチャー)」「Simplicity(シンプリシティー)」という3つの軸を融合させることで、シャープな直線美と流れるような曲線美を高次元で両立した、上質で洗練された「アドバンストラグジュアリースタイル」を提案しています。新型ESが掲げる「Provocative Simplicity(挑発的なシンプルさ)」というデザイン哲学とも深く呼応しており、車両とカスタムパーツが一体感をもって完成するように設計されている点が大きな魅力です。
MODELLISTAアドバンストラグジュアリーパッケージの全貌
今回のモデリスタラインナップの中核となるのが、フロントスポイラー・サイドスカート(イルミネーション付)・リヤスカート・ミラーカバーセットをひとまとめにした「MODELLISTAアドバンストラグジュアリーパッケージ」です。素地仕上げで542,000円(税込596,200円)、純正カラー塗装済で584,000円(税込642,400円)となっています。
フロントスポイラー

フロントスポイラーは、ボディカラーを車両下部にまで通すことで、重厚感のある佇まいを演出します。さらにブラックラインをフロントから連続させることで、視覚的に車高を低く見せる低重心スタイルを実現しています。単なるエアロパーツとしての機能を超え、新型ESのフロントフェイスに堂々とした風格と伸びやかさを同時に与えるデザインです。素材は樹脂(ポリプロピレン)製で、素地タイプと純正カラー塗装済タイプの2種類から選択できます。
サイドスカート(イルミネーション付)

本パッケージのなかでも特にユニークな存在感を放つのが、イルミネーション機能を内蔵したサイドスカートです。直線と曲線を組み合わせた造形により流れるようなサイドビューを形成するだけでなく、車内のルームイルミネーションのカラーと連動し、「レインフォレスト」から「ヒートブルー」へとグラデーション変化する2色の間接照明が灯ります。昼間は造形美として、夜間はイルミネーションによる幻想的な演出として、時間帯によって異なる表情を楽しめます。先進性とエモーショナルな世界観を同時に体現した、モデリスタならではの革新的なパーツといえるでしょう。
リヤスカート

リヤスカートは、フロントと同様にボディカラーを車両下部まで回し込むことで、低重心かつ重厚感のあるリヤスタイルを演出します。フロントからサイド、そしてリヤへと一筆書きで描かれるようなブラックラインの連続性が、全周にわたってまとまりのあるエクステリアラインを構築します。
ミラーカバー(セット)

ミラーカバーにはマットガンメタリック仕上げを採用し、ボディ全体に落ち着きと深みをもたらします。単なる意匠パーツにとどまらず、ミラー内側には空力にも貢献するフィン形状が採用されており、デザインと機能性を両立させた設計となっています。後述のツートーンサイドモールと連続する流麗な造形が、サイドビューに統一感を与えています。
MODELLISTA PARTSで完成する足元とサイドビューのアクセント

パッケージに加え、個別選択できる「MODELLISTA PARTS」も用意されており、カスタマイズの自由度をさらに高めています。
ツートーンサイドモール

ピアノブラックとマットガンメタリックの2種類の質感を組み合わせた「ツートーンサイドモール」は、税込110,000円で設定されています。このコントラストがサイドビューに絶妙なアクセントを与えると同時に、ボディ全体を流れるラインをより際立たせる効果があります。ミラーカバーと素材・仕上げを統一することで、サイドビュー全体に一体感が生まれます。
21インチ鍛造アルミホイールセット(セキュリティロックナット付)

足元を飾る21インチ鍛造アルミホイールセットは、セキュリティロックナットを含む1台分セットで税込956,450円(単品1本あたり236,500円+ロックナット10,450円)という設定です。伸びやかなスポークデザインと「ダークプレミアムメタリック」カラーが、新型ESの大型ボディに広がりと重厚な存在感をもたらします。素材に鍛造を採用しているため、強度と軽量性も高水準に確保されています。なお、タイヤは別途販売店での装着が必要で、21インチ装着車は標準装着タイヤをそのまま使用可能です(235/45R21 L/I 101×4のエクストラロード規格推奨)。
価格一覧まとめ
各パーツのメーカー希望小売価格(税込)を以下に整理します。
- MODELLISTAアドバンストラグジュアリーパッケージ(素地):596,200円
- MODELLISTAアドバンストラグジュアリーパッケージ(塗装済):642,400円
- ツートーンサイドモール:110,000円
- 21インチ鍛造アルミホイールセット(セキュリティロックナット付):956,450円
- セキュリティロックナット単品:10,450円
なお、塗装済パーツの設定カラーは、ホワイトノーヴァガラスフレーク〈083〉・ソニッククロム〈1L1〉・グラファイトブラックガラスフレーク〈223〉の3色です。パッケージの保証期間は取り付け日から3年間(走行距離60,000kmまで)となっています。
新型レクサスES本体について:カスタムの土台を知る
モデリスタのカスタマイズパーツをより深く理解するために、新型ESのベースとなる車両スペックも整理しておきましょう。
新型ESはボディサイズが先代比で全長+165mm、全幅+55mm、全高+110mmと大幅に拡大され、全長5,140mm × 全幅1,920mm × 全高1,555mm(HEV)という堂々たるプロポーションを誇ります。ホイールベースは2,950mmと広く取られており、後席の快適性も大きく向上しています。パワートレインは以下の3種類が用意されています。
- ES350h(HEV):2.5L直4エンジン+モーターで最高出力248ps。FWDとAWDを設定。WLTC燃費はFWDで25.4km/L。価格は790万円〜810万円。
- ES350e(BEV FWD):フロント1モーターで224ps。航続距離はWLTCモードで670km。価格は790万円〜920万円。
- ES500e(BEV AWD):フロント+リヤのAWDで最高出力342ps。0-100km/h加速5.5秒。DIRECT4制御により前後トルク配分を0:100〜100:0の間で連続可変。価格は830万円〜920万円。
また、最新の運転支援システム「Lexus Safety System 4.0」を標準装備するほか、上位グレードには後輪操舵システム「Dynamic Rear Steering(DRS)」も搭載され、大型ボディながら俊敏な取り回しを実現しています。
どんな人に向いているか:購入・装着を検討する前に
モデリスタのアドバンストラグジュアリーパッケージは、新型ESの持つ静謐で上質な高級セダンとしての本質はそのままに、よりシャープで個性的なスタイリングを求めるオーナーに最適です。特にイルミネーション付きサイドスカートは夜間の演出効果が高く、日常の送迎や夜の都市走行においても圧倒的な存在感を発揮します。また、21インチ鍛造アルミホイールは純正ホイールよりも大径・高剛性であるため、視覚的なスポーティさをプラスしたいオーナーに特に人気が集まることが予想されます。
装着を検討する際は、エアロパーツにより路面とのクリアランスが低下する点、および積雪時・凍結路での使用に注意が必要な点を事前に確認しておくことをおすすめします。
まとめ:新型レクサスESをさらなる高みへ
モデリスタが2026年6月11日に発売した新型ES向けカスタマイズラインナップは、単なるドレスアップを超え、「GEOMETRICAL organic」というブランドの新しいデザイン哲学を初めて市場に問う歴史的なリリースといえます。フロントからリヤまで連続するブラックライン、室内イルミと連動するグラデーションサイドスカート、そして鍛造21インチホイールまで、そのすべてが新型ESのアドバンストラグジュアリーというコンセプトに呼応して設計されています。
新型ESをオーダーするオーナーは、納車前の段階からディーラーオプションとしてこれらのパーツを検討することで、ファーストデリバリーからコンプリートなスタイリングを楽しむことができます。詳細な価格・仕様・取り付け時間については、最寄りのレクサス販売店またはモデリスタ公式サイト(https://www.modellista.co.jp/product/es/)にてご確認ください。

