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【2026年11月SEMA出展】日産 新型 セントラ SPEC-V コンセプト 登場!300hp×6MT スペック・日本導入を徹底解説

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日産 セントラ SPEC-V コンセプトの外観(フロント)

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米国日産は2026年10月28日、ラスベガスで11月3日〜6日に開かれる「SEMAショー2026」に、コンパクトセダン「セントラ」をベースにしたスポーツコンセプト「セントラ SPEC-V コンセプト」を出展すると発表しました。2.0Lターボで300hp、6速MT、GT-R譲りのブレンボ製ブレーキを組み合わせた、本気のチューニングカーです。

セントラは北米で販売されている日産の主力セダンで、2026年8月18日には2027年モデルが発売されたばかりです。今回のコンセプトは、北米に「セントラ SE-R」が登場してから35年を記念したもので、販売の予定はありません。あわせて、日産の社員チームがつくったレース仕様の「フェアレディZ」と、往年の「ダットサン S30」をよみがえらせたレストモッドも展示されます。

この記事では、新型セントラ SPEC-V コンセプトの特徴、ベース車との違い、スペック、同時に出展される2台のZ、日本で買えるのかどうかまで、わかりやすくまとめました。

日産 セントラ SPEC-V コンセプトの外観(夕暮れの街並みを背景にしたフロント)
画像:日産自動車(米国日産)
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目次

そもそも新型セントラ SPEC-V コンセプトとは?

セントラ SPEC-V コンセプトは、米国日産がSEMAショー2026のために製作したワンオフのプロジェクトカーです。SEMAショーは、自動車メーカーやアフターパーツメーカーが改造車やカスタムパーツを披露する、毎年ラスベガス・コンベンションセンターで開かれる業界向けの見本市です。日産のブースはセントラルホールの#21521で、会期は2026年11月3日〜6日です。

車名の「SPEC-V」は、かつて北米のセントラに設定されていたスポーツグレードの名前です。日産は今回、1991年に北米で登場したセントラ SE-Rから35年という節目に合わせ、SE-Rを支えてきたファンのコミュニティに向けてこの名前を復活させました。

米国日産でアフターセールスとカスタマーロイヤルティを担当するキム・レス副社長は、日産の社員の多くもクルマ好きであり、こうしたプロジェクトはその情熱をファンと分かち合う機会だという趣旨のコメントを出しています。日産は、SEMAのコンセプトは市販予定こそないものの、ファンの反応を確かめる場になっており、「ローグ」「キックス」「パスファインダー」に設定された「ロッククリーク」も、過去のSEMAコンセプトから生まれたとしています。

新型セントラ SPEC-V コンセプトの特徴まとめ

公式に発表された主な特徴は以下の通りです。

  • エンジン:2.0Lターボ(ターボ化)で最高出力300hp
  • トランスミッション:「ジューク NISMO RS」から移植し、強化した6速MT
  • ブレーキ:GT-R由来のブレンボ製ブレーキに換装
  • 足まわり:専用のNISMO製車高調(コイルオーバー)とスタビライザー、NISMO「LM-RS1」19インチホイール
  • 内外装:専用ボディキット、GT-R NISMOのリアスポイラー、GT-R由来のレカロ製フロントシート

① 2.0Lエンジンをターボ化して300hp

いちばんの見どころはエンジンです。日産はこのコンセプトを「ターボチャージャー付きの2.0Lで300hp」と発表しています。2027年モデルのセントラが積む2.0L直列4気筒(自然吸気)は149hpなので、単純計算で約2倍の出力です。最大トルクやターボの細かな仕様は、プレスリリースでは明らかにされていません。

② ジューク NISMO RSの6速MTを移植

市販のセントラはCVT(エクストロニックCVT)だけですが、コンセプトは3ペダルの6速MTです。組み合わせたのは、かつて日本でも販売されていた「ジューク NISMO RS」の6速MTを強化したもの。SE-RやSPEC-Vが手ごろなMTスポーツとしてファンに愛されてきたことを考えると、MTを選んだのは自然な流れと言えます。

③ GT-R由来のブレンボとレカロ

300hpを受け止めるブレーキには、GT-Rから流用したブレンボ製システムを採用しています。フロントシートもGT-R由来のレカロ製です。コンパクトセダンに日産のフラッグシップスポーツの部品を組み合わせるという、ファンの心をくすぐる内容になっています。

④ NISMOの足まわりとGT-R NISMOのスポイラー

サスペンションは専用のNISMO製コイルオーバーとスタビライザー、ホイールはNISMOの19インチ「LM-RS1」です。ボディには専用のボディキットが付き、トランクにはGT-R NISMOのリアスポイラーが載っています。日産の説明では、展示車に使われた日産・NISMOのパーツの一部は、米国の販売店で購入できる場合があります。


ベースの新型セントラ(2027年モデル)のグレードと価格一覧

セントラ SPEC-V コンセプトは販売されないため価格はありません。参考までに、ベースとなる2027年モデルのセントラ(米国仕様)の価格を紹介します。価格は米ドルのメーカー希望小売価格で、税金・登録費用・配送料(1,275ドル)は含みません。

グレードエンジン/変速機価格(米国)
S2.0L/CVT22,990ドル
SV2.0L/CVT23,990ドル
SR2.0L/CVT24,990ドル
SL2.0L/CVT27,990ドル

2027年モデルでは、SRに650ドルの「ミッドナイトエディション パッケージ」(ブラックの外装パーツ、ブラックの18インチホイール、スーパーブラックの2トーンルーフ)が追加され、CVTの制御の見直し、ワイヤレスのApple CarPlay・Android Autoと12.3インチタッチスクリーンの標準化も行われました。コンセプトの外観にある、大きく広がったボディキットやスポイラーは、こうした市販のSRよりもずっと過激な仕立てです。

新型セントラのボディサイズ

ベースのセントラ(2027年モデル)のサイズは以下の通りです(インチ表記をミリに換算)。コンセプトは専用ボディキットで幅が広がって見えますが、寸法は公表されていません。

  • 全長:183.3インチ(約4,656mm)
  • 全幅:71.5インチ(約1,816mm)
  • 全高:57.1インチ(約1,450mm)
  • ホイールベース:106.5インチ(約2,705mm)

全長は4.6mを超え、日本の感覚では「コンパクト」というよりミドルクラスに近い大きさです。全幅も1.8mを超えるため、日本の機械式駐車場では入らないところもあるサイズ感です。


新型セントラ SPEC-V コンセプトのパワートレインとスペック

市販のセントラとコンセプトのおもな違いを表にまとめました。コンセプトの数値はプレスリリースで公表されたものだけを載せています。

項目セントラ(2027年モデル)SPEC-V コンセプト
エンジン2.0L 直列4気筒2.0L ターボ
最高出力149hp/6,000rpm300hp
最大トルク146lb-ft(約198N・m)/4,000rpm未発表
トランスミッションエクストロニックCVT6速MT(ジューク NISMO RS用を強化)
ブレーキ標準GT-R由来のブレンボ
サスペンション標準NISMO製コイルオーバー・スタビライザー
ホイールグレードにより異なるNISMO LM-RS1 19インチ
販売米国などで販売中販売予定なし

ベース車の燃費(米国EPA)は、S・SV・SLが市街地30/高速38/複合33mpg、SRが29/36/32mpgです。コンセプトの燃費は公表されていません。


SEMAショー2026に並ぶ日産のZ 2台とZ Kaze

今回の発表では、セントラのほかに2台のZのプロジェクトカーも公開されました。どちらも販売予定はありません。

Project NAT2 SCCA Touring 2 Z

日産 Project NAT2 SCCA Touring 2 Z(フェアレディZ)の走行シーン
画像:日産自動車(米国日産)

現行のZ(日本名フェアレディZ)をベースに、米国のアマチュアレース「SCCA」のツーリング2クラスの規定に合わせてつくられたレース仕様車です。製作したのは「Nissan Acceleration Team(NAT)」という、休日にレースを楽しむ日産社員のボランティアチーム。エンジン、サスペンション、ブレーキにNISMOとアフターパーツを組み合わせ、室内はロールケージなどの競技用安全装備を付けて内装をはぎ取っています。赤・白・青のカラーリングが目を引きます。

Datsun S30 Concept

ダットサン S30 コンセプト(ブルーのフェアレディZ S30型レストモッド)
画像:日産自動車(米国日産)

フォーミュラ・ドリフトの王者で、日産と長く関わってきたクリス・フォースバーグ氏が製作したレストモッドです。初代Z(S30型)のボディに、現行Zの3.0L V6ツインターボを積んだのが最大の特徴です。エンジンにはNISMOのパーツを使い、主要なパネルを軽量なカーボンに置き換え、足まわりとブレーキも専用品にしています。

オープンルーフの「Z Kaze」も展示

日産のブースには、2026年9月に発表された「Z Kaze(風)」も並びます。Zに専用のTトップルーフを組み合わせたワンオフのコンセプトで、パシフィックティールのボディカラー、カーボン製のボンネットとエアロキット、復刻したNISMO「LMGT2」18インチホイールなどを装着しています。

日本のフェアレディZは、3.0L V6ツインターボに6速MTまたは9速AT(9M-ATx)を組み合わせ、NISMOやVersion STなどが用意されています。今回の3台のZは、こうした現行Zの素性の良さをアピールする役割も担っていると言えそうです。

セントラ SE-RとSPEC-Vの歴史をおさらい

セントラは、日本の「サニー」や「ブルーバードシルフィ」「シルフィ」にあたる日産のセダンで、北米ではセントラの名前で長く販売されてきました。

1991年に北米で登場したSE-Rは、手ごろな価格の小型セダンに力強い2.0Lエンジンを積んだスポーツモデルとして人気を集め、いまも熱心なファンがいます。その後、2000年代にはより走りを重視した「SPEC V」が設定され、MTで楽しめる日産のスポーツセダンとして親しまれました。今回のコンセプトは、その流れを現代のセントラでよみがえらせたものです。

一方、日本ではシルフィの販売がすでに終了しており、セントラにあたるセダンは国内で販売されていません。2.0LクラスのMTセダンという存在自体が日本では珍しくなっており、それだけに今回のコンセプトには日本のファンからも注目が集まりそうです。


新型セントラ SPEC-V コンセプトの日本発売はある?

日産は、セントラ SPEC-V コンセプトを含む3台はいずれも販売しないと明言しています。また、ベースのセントラ自体が日本で販売されていないため、日本導入の予定もありません。ただし、SEMAのコンセプトは将来の市販車づくりの参考にされることがあり、日産はファンの反応を確かめる場だとしています。

日本のファンがチェックしたい3つのポイント

1つ目は、SEMAショーでの反響です。会期は2026年11月3日〜6日で、過去にはSEMAコンセプトがロッククリークのような市販モデルにつながった例があります。北米で「スポーツセダン」への関心が高まれば、セントラのスポーツグレードの復活につながる可能性もあります。

2つ目は、NISMOパーツの展開です。展示車に使われた日産・NISMOのパーツの一部は米国の販売店で買える場合があるとされています。日本向けにも、フェアレディZ用のNISMOパーツは続々と登場しているので、Zオーナーは今回の展示車を参考にカスタムの方向性を考えるのも楽しいでしょう。

3つ目は、日本で手に入る日産のMTスポーツです。セントラは日本で買えませんが、フェアレディZには6速MTが用意されています。手の届く日産のMTスポーツを探している方は、まずフェアレディZのグレード構成をチェックしてみてください。


新型セントラ SPEC-V コンセプトに関するよくある質問(FAQ)

Q. セントラ SPEC-V コンセプトはいつ、どこで公開されますか?
A. 2026年11月3日〜6日に米国ラスベガスで開かれるSEMAショー2026の日産ブース(セントラルホール #21521)で展示されます。発表は2026年10月28日です。

Q. 最高出力はどれくらいですか?
A. 2.0Lターボで300hpと発表されています。市販のセントラ(149hp)の約2倍です。最大トルクは公表されていません。

Q. トランスミッションはMTですか?
A. はい。ジューク NISMO RSの6速MTを強化して搭載しています。市販のセントラはCVTのみです。

Q. 市販される予定はありますか?
A. 日産は販売しないと発表しています。同時に出展されるProject NAT2 SCCA Touring 2 ZとDatsun S30 Conceptも同様です。

Q. 日本でセントラは買えますか?
A. セントラは日本では販売されていません。日本でMTの日産スポーツを選ぶなら、6速MTが用意されているフェアレディZが候補になります。

まとめ:新型セントラ SPEC-V コンセプトは「MTスポーツセダン」復活への問いかけ

日産のセントラ SPEC-V コンセプトは、2.0Lターボで300hp、ジューク NISMO RSの6速MT、GT-R由来のブレンボとレカロを組み合わせた、SE-R誕生35年を記念するプロジェクトカーです。販売の予定はありませんが、2026年11月3日〜6日のSEMAショー2026でファンの反応を確かめる役割を担っています。

同時に出展されるレース仕様のZと、現行ZのV6ツインターボを積んだダットサン S30も含め、今回の日産ブースは「クルマ好きの日産」を前面に出した内容です。日本では買えないモデルばかりですが、今後のNISMOパーツや市販モデルにどうつながるのか注目です。

最新情報が入り次第、随時更新していきます。

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日産 セントラ SPEC-V コンセプトの外観(フロント)

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