MENU

Audi skysphere concept EVロードスター 2021年8月10日発表

本ページにはプロモーションや広告が含まれています。

アウディは、2ドアEVロードスター「Audi Skysphere( スカイスフィア ) Concept」を2021年8月10日(現地時間)発表。スカイスフィアは、新しいコンセプトモデルファミリーの第1弾、ボディラインによって未来のアウディデザイン。

目次

Skysphere Concept

Audi skysphereは、伝説的なクラシックモデルである「Horch 853 convertible」からインスピレーションを得ている。デザインプロジェクトマネージャーのゲール ビュザンは、「電動化、デジタル化、自動運転といった新しいテクノロジーにより、現代の典型的なロードスターをはるかに超える体験を提供することが可能になった。」

Audi skysphere
Horch 853 convertible

電気モーターとボディ/フレームコンポーネントが互いにスライドするという洗練されたメカニズムにより、ホイールベースおよび車両の全長を最大250mm変化。同時に、車高も10mmの範囲で調整され、快適性とドライビングダイナミクスを強化。ドライバーはボタンを押すだけで、好みの走行モードを自由に選択する。

「スポーツ」モードを選択すると、全長は4940mmとなり、リヤホイールステアリング(4輪操舵)と相まって、このEVロードスターをきわめて俊敏に走らせることができる。自動運転を実現する「グランドツーリング(GT)」モードを選択すると、全長5190mmに延長され、最大のレッグルームが確保されると同時に、シームレスに統合されたデジタルエコシステムによるサービスを利用しながら、移り行く空や景色を楽しむことが可能。このモードでは、ステアリングホイールとペダル類が乗員から見えない位置に格納されます。それによって創出される広々としたスペースは、スポーティなEVコンバーチブルのまったく新しい可能性を開く。その一方で、Audi skysphereは、センサーシステムで道路と交通状況を自動的に監視することにより、乗員を目的地まで安全に送り届ける。

リヤアクスルに搭載された電気モーターは、Audi skysphereのホイールを駆動する役割を果たす。最高出力465kW、最大トルク750Nmを発生するこの電気モーターは、重量1,800kgのこのロードスターを瞬時に加速させる。前後重量配分を約40:60に設定したことにより、リヤアクスルに十分なトラクションが生まれ、フル加速した場合、0~100km/hまでわずか4秒で到達することが可能。

Audi skysphereのバッテリーモジュールは、主にキャビン後方に搭載。これは、車両の重心を下げて敏捷性を高めるための理想的な配置。別のバッテリーモジュールが、インテリアの運転席と助手席の間のセンタートンネル内に搭載。これは、ビークルダイナミクスを考慮した結果。バッテリー容量は80kWh以上で(予測値)、経済的なGTモードで走行した場合、500kmを超える航続距離(WLTPモード)を実現。

サスペンションは、フロントおよびリヤともにダブルウィッシュボーンを採用。アッパーおよびロワーウィッシュボーンは、鍛造または鋳造アルミニウム製。ステアリングは、前輪および後輪の両方を制御するステアバイワイヤシステム。リヤアクスルステアリングとアダプティブホイールベースは、車両の回転半径を小さくするためにも役立つ。

洗練されたアウディのシャシーテクノロジーにより、サスペンションは幅広い走行条件に対応。このコンセプトモデルには、最新世代のエアサスペンションが装備、3つの独立したエアチャンバーを制御することにより、優れた快適性を提供。素早い加速時には、個々のチャンバーを無効にする、スポーティな走行性能を実現。スプリング特性がよりプログレッシブな設定となり、ロールとピッチが最小限に抑えられる。車高を10mm低下させることで、空気抵抗を減少。長距離を走行する場合に特に効果を発揮。Audi skysphereのアクティブサスペンションは、車両のハンドリング特性を変化させる際に、主要な役割を果たす。コースティングする。コースティングする場合、個々のホイールを選択的に上下させることによって、路面の凹凸やうねりを補正。これは、ナビゲーションシステムのデジタル予測機能とアクティブシャシーの高度なコントロールおよび作動システムを連動させることによって実現。空力デザインが採用された23インチの合金ホイールには、285/30タイヤが装着。

乗員を取り巻く空間を「sphere」(スフィア=球)と呼び、インテリアデザインの中心的エレメントとして採用。ステアリングホイールやペダルなどのコントロールエレメントを、見えない位置に格納することが可能。Audi skysphereのデジタルエコシステム。「スポーツ」モードに切り替えると、Audi skysphereのインテリアは、人間工学的に完璧なドライビングマシンに変化します。この場合、シャシーやボディとともに、センターコンソールのインストルメントパネルとモニターパネルも後方に移動します。ドライバーは、ステアリングホイールやペダルを含むすべてのコントロール類を、最適な位置に調整することが可能。

アウディニュースリリース

https://www.audi-press.jp/press-releases/2021/b7rqqm000001hr11.html

https://www.audi.co.jp/jp/web/ja.html

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

サイト運営11年目となりました。車(クルマ)に関する記事は5000本以上書いてきました。新車・中古車、各メーカー、日本車から外車まで幅広い情報を紹介致します。多くの新型車種の予想も当ててきています。フォローお願い致します。

目次