スバルが新型「WRX STI」を2014年8月25日に発売する。2014年1月14日、デトロイトモーターショー14で新型WRX STIがワールドプレミアすることを予定。これは1月3日、スバルの米国法人、スバルオブアメリカが公式サイトで明らかにしたもの。新型WRX STIが2015年モデルとしてデビューすることを告げている。
新型 WRX STI について
新型WRX STIでは最高出力305hp/6000rpm、最大トルク290lb-ft/4000rpmの水平対向4気筒2.5Lターボに強化版6速MTを搭載。エンジン自体のスペックは従来と大きく変わらないものの、シャシーセッティングなどによりアクセル開度25%で従来型の50%のアクセル開度を凌ぐ加速Gを発生するという。しかし、日本では米国より早く、2014年8月に発売すると言われだしている。そして、さらに日本ではSTIエンジンは伝統のEJ20ターボを採用すると言われている。EJ25ターボではないのでユーザーから不満がでそうではあるが、1989年から製造され、長年WRCに参戦してきたこの経験を元に究極のスポーツ仕様に変化せている様子だ。気になる出力は旧型STIと同じ、最高出力308ps/6400rpm 最大トルク43.0kgm/4400rpmとなる。予想価格は380~412万円になりそうだ。
2013年11月にロサンゼルスで発表された新型WRX S4の性能をさらに引き上げたモデルになることは間違いなくボディーサイズはWRX S4と変わらず4595×1795×1475mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2650mm。エクステリアの基本デザインはWRX S4と共通。6速MTは従来型と比べ節度感、吸い込み感を向上し、よりスポーティなシフトフィーリングを実現する。
スペック | 新型WRX STI |
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全長 | 4,595mm |
全幅 | 1,795mm |
全高 | 1,475mm |
エンジン | EJ20 水平対向 2.0L 直噴ターボ |
最高出力 | 227kW (308PS) / 6,400rpm |
最大トルク | 422N·m (43.0kgf·m) / 4,400rpm |
トランスミッション | 6MT |
JC08モード燃費 | 9.4km/L |
価格 | 380~412万円 |