スズキ 新型 ジムニー シエラ フルモデルチェンジ 3代目 18年ぶり 2018年7月5日発売

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スズキは新型ジムニー シエラのフルモデルチェンジ 3代目を2018年7月5日に発売した。価格:176万400円~201万9,600円 年間国内販売目標台数:1,200台。ジムニー シエラは2018年7月5日現在すでに納期は6ヶ月待ち、発売後2018年8月にはなんと33ヶ月(約3年) 待ちと生産台数が追いつかない状態だ。ベースは同日にフルモデルチェンジする新型ジムニー 4代目である。

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2018年6月18日に新型ジムニーの特別サイトをオープンさせ7月に発売すると発表した。各販売代理店に旧型ジムニー・ジムニーシエラの生産を2018年2月中旬に終了するとアナウンスされている。旧型モデルは2018年現在までマイナーチェンジを経て18年間フルモデルチェンジが行われていない。そして、18年ぶりとなるフルモデルチェンジを果たす。

目次

新型 ジムニー シエラ エクステリア

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新型 ジムニー 新型ジムニーシエラ
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新型 ジムニー シエラ インテリア

インパネ周りは現代風に一新、カーナビを中心とした作りとなりフルオートエアコンや立方体メータークラスター、大型マルチインフォメーションディスプレイをはじめ多数の変更が行われる。シートアレンジも可能で旧型ではできなかったフルフラットにすることも可能だ。

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4代目 ジムニー

ラゲッジスペースはリアシートを伸ばせば大容量363L、9.5インチのゴルフバックを2個横置きで積載可能だ!ラゲッジアクセサリーソケット、ラゲッジボックス&ツールボックスなどを採用。

4代目 新型ジムニーについて

エクステリア キープコンセプトよりも原点回帰し角ばったボディデザインになり、新型ハスラーと同様の丸目のヘッドライトを採用。ボディカラーには白または黒のツートンカラーをラインナップ。オフロードタイプのモデルとなり、旧型同様に強度と耐久性を重視したはしご型フレーム(ラダーフレーム)、3リンクリジェッドサスペンション、副変速機(ローレンジ)付きパートタイム4WDを採用したモデル。走行中に2WDから4WD(4H、4WD高速)の切りかえがスイッチ式で快適に行なえるドライブアクション4×4を搭載する。

骨格はラダーフレームを採用、エンジン縦置のFRレイアウトを採用。新型ジムニーシエラ JC ブラックツートーンルーフ また、海外や日本国内でも多く耳にするのが、メルセデス・ベンツのGクラスの小型版だとも言われている。

新開発ラダーフレーム 

本格4WDを象徴するラダーフレーム構造を採用。新開発ラダーフレームにXメンバーを採用、前後にクロスメンバーを採用することでねじり剛性を旧型比で約1.5倍に高めることに成功。ボディーマウントゴムを大型化しフレームから車体に伝わる振動を軽減した。

パートタイム4WD

副変速機(ローレンジ)付きパートタイム4WDを初代から新型に到るまで採用。路面状況に合わせて2WD、4WDの切り替えを任意で行える。

3リンクリジェクドアクスル式サスペンション

左右の車輪をダイレクトにつなぐ「3リンクリジェクドアクスル式サスペンション」は凸凹路面に優れた操作性と大きな対地クリアランスを確保。最低地上高を210mmと十分に確保し「アプローチアングル」「ランプブレークオーバーアングル」「デバーチャーアングル」に対しバンパーやアンダーボディが障害物に接触しにくくしている。

サイドアンダーミラー付きドアミラー

ヒーテッドドアミラー

ヘッドランプウォッシャー (JC)

安全装備

デュアルセンサーブレーキサポートを搭載し、単眼カメラ+レーザーレーダーの強みを活かして自動ブレーキ機能などをはじめとする様々な機能で危険を回避する。ボディには軽量衝撃吸収ボディーTECT[テクト]を採用。プリテンショナー機構とフォースリミッター機構(シートベルト)やSRSエアバッグ、4輪ABS(アンチロックブレークシステム)、ラッチスタートシステム(MT車限定)などを採用する。

燃費について

現在はガソリンモデルのみでJC08モード燃費:13.6〜14.8km/Lと現代の軽自動車としては燃費が悪いが新開発の直列4気筒1.5Lデュアルジェットエンジンを採用するも燃費に変化はぼぼなくWLTCモード燃費:13.6km/L(4AT) 15.0km/L(5MT)である。

新型ジムニー シエラ(ワイド)について

普通車モデルのジムニーシエラも同様にフルモデルチェンジを果たす。

スペック新型ジムニーシエラ
全長3,550mm (-50mm)
全幅1,645mm (+45mm)
全高1,730mm (+25mm)
ホイールベース2,250mm (0mm)
最低地上高210mm
フロントトレッド1,395mm
リアトレッド1,405mm
最小回転半径4.9mm
タイヤ175/80R/16

( )旧型比 今回は新開発の直列4気筒1.5L DOHC 吸排気VVT デュアルジェットエンジン K158型を搭載。

スペックK158型 直列4気筒1.5L DOHC
VVT デュアルジェットエンジン
最大出力75kW(102ps)/6,000rpm
最大トルク130Nm(13.3kgm)/4,000rpm
トランスミッション4AT/ 5MT
駆動方式4WD
車両重量1,090kg(4AT) 1,070kg(5MT)
WLTCモード燃費13.6km/L(4AT) 15.0km/L (5MT)

今後搭載される可能性があるのは直列4気筒1.2Lデュアルジェットエンジン + マイルドハイブリッドである。

スペック直列4気筒1.2Lデュアルジェットエンジン
+ マイルドハイブリッド
最大出力91ps/6,000rpm
最大トルク12.0kgm/4.400rpm
モーター最大出力3.1ps/1,000rpm
モーター最大トルク5.1kgm/100rpm
トランスミッションミッションCVT
駆動方式4WD

新型ジムニー シエラ 旧型モデルとスペック比較

スペック 新型ジムニーシエラ 旧型ジムニーシエラ
全長 3,550mm 3,600mm
全幅 1,645mm 1,600mm
全高 1,730mm 1,705mm
ホイールベース 2,250mm 2,250mm
最低地上高 210mm 190mm
エンジン 直列4気筒1.5L
DOHC VVT エンジン
直列4気筒1.3L
DOHC VVT エンジン
最高出力 75kW(102ps)/
6,000rpm
65kW(88ps)/
6,000rpm
最大トルク 130Nm(13.3kgm)/
4,000rpm
118Nm(12.0kgm)/
4,000rpm
駆動方式 4WD(パートタイム4WD搭載)
トランスミッション 4AT/5MT
車両重量 1,090kg(4AT)
1,070kg(5MT)
1,070kg(4AT)
1,060kg(5MT)
WLTCモード燃費 13.6km/L (4AT)
15.0km/L(5MT)
JC08モード燃費
12.6km/L (4AT)
13.6km/L(5MT)
価格 1,760,400円〜
2,019,600円
1,668,600円〜
1,779,840円

デュアルセンサーブレーキサポートを搭載 (ジムニーシエラ JC 標準装備)

新型「スイフト」新型「ワゴンR」に採用された単眼カメラ+レーザーレーダーの強みを活かして歩行者に加え、自動ブレーキによって衝突を回避、軽減する。新型ジムニーはサポカーS<ワイド>に該当する。

1.前方衝突警報機能 約5km/hから約100km/hで走行中、ステレオカメラが前方の車両や歩行者を検知。衝突の可能性があると判断した場合、ブザー音とメーター内の表示によって警報を発する機能。

2.前方衝突警報ブレーキ機能 衝突の可能性が高まると、警報に加え自動的に弱いブレーキを作動させ、運転者に衝突回避を促す機能。

3.前方衝突被害軽減ブレーキアシスト機能 衝突の可能性が高いと判断したあと、運転者が強くブレーキを踏むと、ブレーキアシストが作動しブレーキ制動力を高める機能。

4.自動ブレーキ機能 衝突が避けられないと判断した場合に、自動で強いブレーキが作動し、衝突の回避、または衝突被害を軽減する機能。

誤発進抑制機能 ペダルやシフトの操作ミスによる衝突の回避に貢献前方約4m以内の障害物をステレオカメラで検知。 停車、または約10km/h以下の徐行中、障害物があるにもかかわらずアクセルを大きく踏み込んだ場合に、エンジン出力を自動で抑えて急発進、急加速を抑制する機能。

車線逸脱警報機能 車線を外れそうになるとブザー音とメーター内の表示灯で警報、
約60km/hから約100km/hで走行中、ステレオカメラが車線の左右区画線を認識。車線を逸脱すると判断した場合、ブザー音とメーター内の表示灯によって運転者に注意を促す機能。

ふらつき警報機能 車両が蛇行するとブザー音とメーター内の表示灯で警報、約60km/hから約100km/hで走行中、ステレオカメラが車線内での車両の蛇行パターンから、ふらつきと判断した場合、ブザー音とメーター内の表示灯によって運転者に注意を促す機能。

先行車発進お知らせ機能 先行車の発進をブザー音とメーター内の表示でお知らせ
停車時、先行車が発進して約4m以上離れても、自車が停止し続けた場合、ブザー音とメーター内の表示で運転者に先行車が発進したことをお知らせする機能。

後退時ブレーキサポート 軽自動車で初採用 リアバンパーに内蔵した4つの超音波センサーが車両後方にある障害物を検知すると自動ブレーキを作動させる。

全方位モニター用カメラパッケージ (セーフティパッケージ・全方位モニター用カメラパッケージ装着車 メーカーオプション) クルマの前後左右4カ所にカメラを設置。対応ナビゲーション(販売会社装着アクセサリー)を装着すれば、クルマを真上から見たような俯瞰(ふかん)の映像などをモニターに映し出す「全方位モニター」に。運転席から見えにくい場所も画面上で確認でき、狭い場所での駐車に貢献する。

新型は歴代ジムニーと同じく、はしご状フレームに車体を載せるラダーフレーム構造を採用。強度と耐久性を重視する。「高い悪路走破性など”原点回帰“しながら新装備を取り入れる」(スズキ関係者)方針だ。アウトドアレジャーの広がりを背景に人気のSUVだが、最近は乗り心地重視のモノコック構造が主流。その中でジムニーは数少ないフレーム構造の小型本格クロカンとして世界に根強いファンを持つ。ジムニーには登録車タイプもあり今回、同時期にモデルチェンジを計画する。

新型ジムニー シエラ(ワイド) ボディカラーについて

モノトーンの単色全9色

キネティックイエロー

シフォンアイボリーメタリック

ブリスクブルーメタリック

ミディアムグレー

ブルーイッシュブラックパール3

ジャングルグリーン

シルキーシルバーメタリック

ピュアホワイトパール ※

スペリアホワイト ※

※JCグレードに設定

2トンルーフ全3色 (JCグレードに設定)

キネティックイエロー×ブラック 2トンルーフ

シフォンアイボリーメタリック×ブラック 2トンルーフ

ブリスクブルーメタリック×ブラック

新型ジムニー シエラ(ワイド) 価格について

JL

5MT 価格:1,760,400円

4AT  価格:1,857,600円

JC

5MT 価格:1,922,400円

4AT 価格:2,019,600円

新型ジムニー シエラ グレード主要装備について

JL

フロントマルチリフレクターハロゲンランプ

フルオートエアコン

キーレスプッシュスタートシステム

電動格納式リモコンドアミラー

スモークガラス

15インチスチールホイール

など

JC

JLに加えて

デュアルセンサーブレーキサポート

LEDヘッドランプ

ヘッドランプウォッシャー

クルーズコントロールシステム

LEDサイドターンランプドアミラー

15インチアルミホイール

新型ジムニーと新型ジムニー シエラ スペック比較

スペック 新型ジムニー 新型ジムニー シエラ
全長 3,395mm 3,550mm
全幅 1,475mm 1,645mm
全高 1,715mm 1,730mm
ホイールベース 2,250mm 2,250mm
最低地上高 205mm 205mm
最小回転半径 4.8mm 4.9mm
エンジン R06A型 658cc
直3 DOHC
インタークーラー
ターボ
直列4気筒1.5L
デュアルジェット
エンジン
最高出力 64ps(47kW)/
6,000rpm
75kW(102ps)/
6,000rpm
最大トルク 96Nm(9.8kgm)/
3,500rpm
130Nm(13.3kgm)/
4,000rpm
駆動方式 4WD(パートタイム4WD搭載)
トランスミッション 4AT/5MT
車両重量 1,040kg(4AT)
1,030kg(5MT)
1070kg
WLTCモード燃費 13.2 km/L (4AT)
16.2km/L (5MT)
13.6km/L (4AT)
15.0km/L(5MT)
価格 1,458,000円~
1,841,400円
1,760,400円〜
2,019,600円

新型ジムニー シエラのカスタムアイテムについて

エクステリア、インテリア共にジムニー専用パーツを多数用意。自分好みのカスタマイズが可能だ。

エクステリア

SURVIVAL STYLE

ブロントグリル

フォグランプガーニッシュ

スペアタイヤハーフカバーデカール

サイドデカール

ドアミラーカバー

メッキドアハンドル

OFFROAD STYLE

ブロントグリル

フードデカール

サイドデカール

アルミホイール16インチ

HERITAGE STYLE

サイドデカール

ドアミラーカバー

カラードスチールホイール

マッドフラッブセット

スペアタイヤハーフカバーデカール

REVIVAL STYLE

スペアタイヤハーフカバーディカール

リアバンパーブレード

サイドディカール

ベースキャリア

サーフボードアタックメント

ルームミラーカバー

インテリア

オーディオガーニッシュバンパー

本革ステアリングホイールカバー

本革ドアグリップカバー

本革パーキングブレーキカバー

本革助手席グリップカバー

本革シートカバー

シートカバー

防水シートカバー

シフトゲートパネル

サイドルーパーガーニッシュ

ACパワープラグ

アウトドアパーツ

ロッドホルダー

リヤクォーターボックス

ラッシングベルト

リアゲートネット

ラゲッジマット 5種類

ベットクッション

フロントプライバシーシュード

リアフライパシュード

ジムニーギア

カーターブ

フロントデフガード

リアデフガード

リミデッドスリップデフキット

フロントバンパーアンダーガーニッシュ

サイドアンダーガーニッシュ

ジムニーシエラ(ジムニーワイド)について

1998年1月 初代 JB33W-1型 JB33-100001

軽規格変更が施行される10月まで発表を待ったJB23型に対し、これに先行して発表。外見上の特徴はワイドトレッド用のホーシングと、オーバーフェンダーで、これを外すと新規格軽に合致するように設計されている。ただし内部にも相違があり、軽ジムニーとは異なりフロントのデフキャリアは一般的な鋳鉄製になっている。
エンジンはG13B型をJB32から踏襲しているが、点火方式をディストリビューター+フルトランジスタから、ディストリビューターなしの同時点火(2コイルプラグヘッドコイル)とした他、カムプロフィールが多少異。

2000年4月 2代目 JB43W-2型 JB43W-100001

グレード表記を変更。JZを「ベースグレード」へと改称。 以後、装備のバリエーションは「特別仕様車」が補う。 エンジンを 新開発のM13A 型へ変更したJB43Wは、当初、ジムニーワイドの名称のまま販売。

2002年1月 JB43W-3型 JB43W-110001 マイナーチェンジ

「ジムニーシエラ」に改名、日本国内でのシエラの名は、1998年1月にJB32W の販売を終了して以来の復活。

2014年8月 JB43W-9型

ジムニー同様にメーターやシート表皮などのデザインを変更すると同時に、横滑り防止装置&トラクションコントロールを新たに標準装備した。併せて、特別仕様車「ランドベンチャー」を発売。

ジムニーの人気について

ジムニーは1970年4月に発売されて以降、2018年3月末までに世界累計で285万台を販売。趣味でジムニーに乗る人の割合も多く、日本国内に多くの愛好家がいる。理由はオフロードレースやダートレースなどが行える。

また、ジムニーは災害時に最強の車としても有名であり様々な動画が上がっており様々な場面で活用が可能な上記の通り強度と耐久性を重視したはしご型フレーム(ラダーフレーム)を使い続け、サスペンションも前後とも固定軸(リジッド式)ローレンジ付きパートタイム4WDを用いていることが最大の要因である。

今後新しい情報が入り次第お伝え致します。

日刊工業新聞

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00366850

スズキニュースリリース

https://www.suzuki.co.jp/release/a/2018/0705/

スズキ ジムニー

https://www.suzuki.co.jp/car/jimny/

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この記事を書いた人

最新自動車情報 編集部 日本車から外車まで幅広い情報を紹介致します。フォローお願い致します。

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