メルセデスベンツは新型Bクラスのフルモデルチェンジを行い日本では2019年6月6日に発売した。ドイツのラシュタット工場にて新型Bクラスの生産を開始したと発表した。2018年12月3日(現地時間)から新しいBクラスを欧州での注文を開始し、デリバリーは2019年2月に始まった。2018年10月2日~14日まで開催されるパリモーターショー 2018にて「新型Bクラス」を公開した。2018年1月9日〜12日に開催されるCES 2018にて新型Aクラスに標準装備予定のAI(人工知能)搭載インフォテイメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)」を世界初公開したが、同様にBクラスにも搭載される。
メルセデス・ベンツ 新型Bクラス エクステリア
メルセデス・ベンツ 新型Bクラス インテリア
メルセデス・ベンツ 新型Bクラス について
新型Bクラスはルノー日産とダイムラー共同開発の新前輪駆動プラットフォーム、「MFAⅡプラットフォーム」FF/AWDを採用し軽量化と剛性のupする。先代モデルよりも全長を約55mm拡大、ボディサイズを拡大した。ベースとなっているAクラス(W177)より全高は120mmほど高くなっている。Cd値は0.24と、先代モデルの0.25と比べて向上している。更にルール形状を改めリアのヘッドスペースを拡大し、リアドアの開口部を広げるなど、快適性や使い勝手を改善する。旧型に比べデザインは伸びやかにフロントとリアまで曲線的につなぐルーフラインとなり、車体全体が低くスポーティに感じられ、少し下に乗っているような感覚となるだろう。
サイズ | 新型Bクラス |
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全長 | 4,419mm~4,426mm |
全幅 | 1,796mm |
全高 | 1,541~1,562mm |
ホイールベース | 2,729mm |
メルセデス・ベンツ 新型Bクラス インテリアについて
ハイテクの自立型フラットスクリーン2つ、タービン風の排気口5基、センタコンソールの簡素化されたSクラスの多機能ステアリングホイールを採用する。2018年1月9日〜12日に開催されるCES 2018にて新型Aクラスに標準装備予定のAI(人工知能)搭載インフォテイメントシステム(メルセデスベンツユーザーエクスペリエンス(MBUX))を世界初公開した。人工知能と直感的なオペレーティングシステムに基づく革新的な技術を特長とするMBUXは、インフォテインメントとメルセデスの新しい時代の到来を告げる。ラゲッジルームは通常時の455Lから1,540L(VDA方式)となる。
AI(人工知能)搭載インフォテイメントシステム MBUXを標準装備
インフォテイメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)」はダッシュボードの上に浮かんでいるように見える2つの画面は「トレンチ」で分けられており。選択されたモデルおよび機器に応じて、3つのバージョンで利用可能。ステアリングのボタンを押したり直接パネルをタッチする、または音声アシスタントの「LINGUATRONIC」に「ヘイ、メルセデス」と呼びかけることで操作が可能。ベースのトリムには7インチ(17.78cm)のスクリーンが2つ高級モデルには7インチと10.25インチ(26cm)または10.25インチのディスプレイが2つ。最大解像度は1920x720ピクセル、スクリーンに結合ガラス技術を使用する。タッチスクリーンによる操作のほか、メカニカルなタッチコントロールボタンやタッチパッドからも操作ができる。
メルセデス・ベンツ 新型Aクラス インテリア 公式画像
最新のインフォテイメントシステムを含めた機能、新しい運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」をはじめとする安全運転支援システム「インテリジェントドライブ」の設定する。
安全運転支援システム「インテリジェントドライブ」
アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付)
アクティブブレーキアシスト(歩行者/飛び出し検知機能付)
PRE-SAFE
PRE-SAFE プラス(被害軽減ブレーキ付後方衝突警告システム)
緊急回避補助システム
アクティブブラインドスポットアシスト
アクティブレーンキーピングアシスト
アクティブステアリングアシスト
メルセデス・ベンツ 新型Bクラス 搭載エンジンラインナップについて
日本モデルは「B 180」「B 200 d」の二種類から選べる。
B 180
スペック | B180 |
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エンジン | 直列4気筒1.4Lターボエンジン (ルノー日産共同開発) |
最大出力 | 100kW(136PS)/5,500rpm |
最大トルク | 200Nm/1,460~4,000rpm |
トランスミッション | 7速DCT |
駆動方式 | 2WD(FF) /4WD |
WLTCモード燃費 | 15.0km/L |
B 200 d
スペック | B200 d |
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エンジン | 直列4気筒2.0L ディーゼルターボエンジン |
最大出力 | 110kW(150PS)/3,400~4,400rpm |
最大トルク | 320Nm/1,400~3,200rpm |
トランスミッション | 8速DCT |
駆動方式 | 2WD(FF) /4WD |
海外モデルでは2つのガソリンモデル(B 200とB 250)とディーゼル(B 180 d)の3種類のエンジンが搭載。1.4Lターボエンジンはルノー日産と共同開発を行い、旧型モデルの1.6Lから排気量をダウンサイズしながら最大トルク25.5kgmにUPする。
B200(海外モデル)
スペック | B200 |
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エンジン | 直列4気筒1.4Lターボエンジン (ルノー日産共同開発) |
最大出力 | 120kw(163ps) |
最大トルク | 250Nm(25.4kgm)/1,620rpm |
トランスミッション | 7速DCT /6速MT |
駆動方式 | 2WD(FF) /4WD |
最高速度 | 8.2秒 |
最高速度 | 225km/h |
B250(海外モデル)
スペック | B250 |
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エンジン | 直列4気筒2Lターボエンジン |
最大出力 | 165kW(224ps) |
最大トルク | 350Nm(35.7kgm)/1,800rpm |
トランスミッション | 7速DCT /6速MT |
駆動方式 | 2WD(FF) /4WD |
0-100km/h加速 | 6.2秒 |
最高速度 | 250km/h |
B180d(海外モデル)
スペック | A180d |
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エンジン | 直列4気筒1.5Lディーゼルターボエンジン (ルノー日産製) |
最大出力 | 85kW(116ps) |
最大トルク | 260Nm(26.5kgm)/1,750-2,500rpm |
トランスミッション | 7速DCT /6速MT |
駆動方式 | 2WD(FF) /4WD |
0-100km/h加速 | 10.5秒 |
最高速度 | 202km/h |
を搭載し、軽量化、ダウンサイズした新エンジンにより旧型モデルよりも燃費向上する。
メルセデス・ベンツ 新型Bクラス 価格・グレードについて
「B200 d」は2019年秋以降より配車開始予定。
モデル | ステアリング | エンジン | 価格 |
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B 180 | 右 | 直列4気筒1.4L 直噴ターボ | 3,840,000円 |
B 200 d | 右 | 直列4気筒2.0L 直噴ディーゼルターボ | 4,220,000円 |
今後新しい情報が入り次第お伝え致します。
ソース
メルセデスベンツ Bクラス