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ダイハツ、東京オートサロン2026に出展決定!注目の「ダイハツ・ガズー・レーシング」とカスタムカー5台を徹底解説

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ダイハツ工業株式会社は、2026年1月9日(金)から1月11日(日)まで千葉県の幕張メッセで開催される「東京オートサロン2026」に、トヨタ自動車と共に北ホールへの出展を発表しました。今回の出展では、軽自動車メーカーとしての強みを活かしたカスタマイズカーや、「ダイハツ・ガズー・レーシング(Daihatsu Gazoo Racing)」の展示が話題を集めています。

目次

ダイハツが東京オートサロン2026で見せる新たな挑戦

本記事では、東京オートサロン2026におけるダイハツの出展内容を詳しく解説し、各展示車両の魅力や特徴、さらには注目のプロジェクトについて徹底的に掘り下げていきます。

ダイハツ公式ニュースリリース

東京オートサロン2026とは?日本最大級のカスタムカーイベント

東京オートサロンは、毎年1月に開催される日本最大級のカスタムカー・チューニングカーの祭典です。国内外の自動車メーカーやアフターパーツメーカーが一堂に会し、最新のカスタマイズ技術やドレスアップパーツ、モータースポーツ車両などを披露します。

2026年の開催概要は以下の通りです。

開催期間: 2026年1月9日(金)~1月11日(日)
開催場所: 幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)
ダイハツ出展場所: 北ホール(トヨタと共同出展)

ダイハツのコンセプト「わたしにダイハツメイ」とは

今回の東京オートサロン2026出展において、ダイハツは企業のコミュニケーションワードである**「わたしにダイハツメイ。小さいからこそできること。小さいことからひとつずつ。」**を軸としています。

このコンセプトには、以下のような意味が込められています。

  • お客様一人ひとりに「ぴったり」の価値を提供
  • 「暮らしがおもろくなりそう」と感じてもらえる提案
  • 小型車・軽自動車だからこそ実現できる機能性とデザイン
  • 創業以来大切にしてきた「お客様に寄り添い、暮らしを豊かにする」という想い

謎に包まれた「ダイハツ・ガズー・レーシング」の正体とは

トヨタ・ガズー・レーシングとの関係性

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出展レイアウト図

今回の出展レイアウト図には、「Daihatsu Gazoo Racing(ダイハツ・ガズー・レーシング)」という記載が確認されています。しかし、ダイハツ公式のニュースリリースでは、このプロジェクトについて一切言及されていません。

トヨタ・ガズー・レーシング(TGR)は、トヨタのモータースポーツ活動やスポーツカー開発を統括するブランドとして知られています。GRヤリス、GRスープラ、GR86といったスポーツモデルを展開し、ファン層を拡大してきました。

ダイハツ・ガズー・レーシング発足の可能性

出展レイアウトに記載されながら詳細が伏せられていることから、東京オートサロン2026の初日にサプライズ発表がある可能性が高いと予想されます。

ダイハツ ミライース GR SPORT
ダイハツ ミライース GR SPORT

考えられるシナリオとしては:

  • コペンベースのスポーツモデル開発
  • ミラ・イース GR SPORTの再登場
  • 軽自動車カテゴリーでのモータースポーツ参戦計画
  • ダイハツブランド独自のスポーツラインナップ展開
コペン GR SPORT
コペン GR SPORT
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ダイハツは過去にコペンなどのスポーツモデルを手がけており、軽自動車でありながら走りの楽しさを追求してきた歴史があります。ダイハツ・ガズー・レーシングの発足は、その伝統を現代に蘇らせる重要なプロジェクトとなる可能性があります。

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東京オートサロン2026 ダイハツ出展車両を徹底解説

ダイハツは今回、軽商用車のカスタマイズカー2台軽乗用車のドレスアップカー3台、合計5台を出展します。それぞれの車両について、詳しく見ていきましょう。

1. ハイゼット トラック PTO ダンプ 大発命(ダイハツメイ):令和のデコトラが復活

ハイゼット トラック PTO ダンプ 大発命(ダイハツメイ)
ハイゼット トラック PTO ダンプ 大発命(ダイハツメイ)

コンセプト

**「世代を超えて、人の輪を繋いで笑顔に。暮らしをおもろく、お客様を元気にしたい」**という想いを込めた、令和版デコトラともいえるカスタマイズモデルです。

主な特徴

ボディサイズ:

  • 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,835mm
  • 排気量660cc 直列3気筒自然吸気エンジン(5MT)

エクステリアの特徴:

  • オリジナルフロントバイザー:「お客様に寄り添い、暮らしを豊かにする」というダイハツの想いをデザインに反映
  • オリジナルシートデッキキャリア:光るダイハツロゴを装備

荷台の工夫:

  • 歴代ハイゼットモチーフパネル:持ち上げると輪投げの的になる遊び心満載の仕様
  • 手書きイラスト:吸入ガス発動機やミゼットのイラストでダイハツの歴史を表現

インテリアデザイン:

  • 歴代ハイゼットをモチーフにしたデザイン
  • 大阪府池田市の花「さつきつつじ」、動物「ウォンバット」を採用
  • 大分県中津市の花「さつき」をデザインに取り入れ、地域とのつながりを表現

注目ポイント

この車両は、ダイハツの歴史と地域への想いを形にしたモデルです。大阪府池田市と大分県中津市は、ダイハツやハイゼットにゆかりのある地域であり、企業のルーツを大切にする姿勢が感じられます。

また、輪投げができる荷台など、イベント性やエンターテインメント性を重視した設計は、「暮らしをおもろく」というコンセプトを体現しています。

2. ハイゼット トラック パネルバン EXTEND3:アウトドアシーンを革新する拡張機能

 ハイゼット トラック パネルバン EXTEND3
ハイゼット トラック パネルバン EXTEND3

コンセプト

軽トラックの可能性を広げ、荷室拡張機能によってアウトドアシーンを快適にするカスタマイズモデルです。

主な特徴

ボディサイズ:

  • 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,940mm
  • 排気量660cc 直列3気筒自然吸気エンジン(CVT)

革新的な機能:

  • スライド式荷室拡張機能:停車中に荷室をスライドさせてフロアを延長可能
  • 多様な使用シーン:休憩スペース、車中泊、アウトドア拠点として活用できる
  • オリジナルサイドパネル:荷台下に装着することで積載量を増加

注目ポイント

EXTEND3の最大の魅力は、軽トラックでありながら空間を拡張できる点です。キャンプやアウトドアレジャーが人気を集める現代において、コンパクトな車両で広い空間を確保できる機能は非常に実用的です。

また、CVT(無段変速機)を採用することで、運転のしやすさも向上しており、幅広いユーザーに対応できる設計となっています。

3. ムーヴ クロメキ:ダークトーンで魅せる大人のかっこよさ

ムーヴ クロメキ
ムーヴ クロメキ

コンセプト

ダークトーンにこだわった内外装で、落ち着いた大人のかっこよさを追求したドレスアップモデルです。

主な特徴

ボディサイズ:

  • 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,655mm
  • 排気量660cc 直列3気筒自然吸気エンジン(CVT)

エクステリアの特徴:

  • 光るフロントグリルとリヤガーニッシュ:洗練された質感を演出
  • マットグレーのボディカラー:高級感のあるダークトーン
  • ダイハツ純正用品を採用:フロントバンパーガーニッシュ、フロントロアスカートなど

インテリアの特徴:

  • マットグレーを基調とした内装
  • スウェード調素材を使用し、質感の高さを追求

注目ポイント

ムーヴ クロメキは、若者向けのカジュアルなイメージが強いムーヴを、大人向けの落ち着いたスタイルに仕上げたモデルです。マットグレーの塗装やスウェード調の素材使いは、高級車に匹敵する質感を実現しています。

「クロメキ」というネーミングも、黒(クロ)と輝き(メキ)を組み合わせた造語で、ダークトーンの中にも上質な輝きを感じさせるデザインコンセプトを表現しています。

4. ムーヴ #ootd(オーオーティーディー):ファッション感覚で楽しむ軽自動車

ムーヴ #ootd(オーオーティーディー)
ムーヴ #ootd(オーオーティーディー)

コンセプト

**「今日の服装(Outfit Of The Day)」**をテーマに、"気軽なお出かけ"をカジュアルな内外装で表現した、ファッション性の高いモデルです。

主な特徴

ボディサイズ:

  • 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,655mm
  • 排気量660cc 直列3気筒自然吸気エンジン(CVT)

エクステリアの特徴:

  • オリジナルブルーとホワイトのツートンカラー:爽やかなカジュアル感
  • オリジナルフロントグリル:個性的なデザイン
  • ダイハツ純正用品を採用:カップホルダーパネル、センタークラスターパネルなど

インテリアの特徴:

  • デニム調のインテリア:カジュアルファッションをイメージ
  • 気軽なお出かけを演出する内装デザイン

注目ポイント

「#ootd」は、InstagramやX(旧Twitter)などのSNSでファッションコーディネートを投稿する際に使われるハッシュタグです。このトレンドを車のカスタマイズに取り入れたのは画期的で、若年層やファッションに敏感なユーザーに響くコンセプトとなっています。

デニム調の内装や爽やかなブルー×ホワイトのカラーリングは、日常のドライブを楽しく彩る要素が満載です。車を「着る」感覚で楽しめる、新しい軽自動車の楽しみ方を提案しています。

5. タント カスタム クロメキ:都会の夜に映える迫力のフロントフェイス

タント カスタム クロメキ
タント カスタム クロメキ

コンセプト

都会の夜に似合う迫力をフロントフェイスで表現した、スタイリッシュなカスタムモデルです。

主な特徴

ボディサイズ:

  • 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,755mm
  • 排気量660cc 直列3気筒自然吸気エンジン(CVT)

エクステリアの特徴:

  • 光るフロントグリルとリヤガーニッシュ:洗練された質感と存在感
  • 迫力あるフロントフェイス:都会的でスタイリッシュなデザイン
  • ダイハツ純正用品を採用:バックドアスポイラー、スカッフプレートなど

インテリアの特徴:

  • グレーとパープルの内装:都会的で上品な艶感を表現
  • 高級感あふれる室内空間

注目ポイント

タント カスタム クロメキは、ファミリー向けとして人気の高いタントを、都会的でスタイリッシュなイメージに仕上げたモデルです。グレーとパープルの組み合わせは独創的で、他の軽自動車にはない高級感を演出しています。

光るフロントグリルは、夜間の存在感を際立たせ、都会の街並みに映えるデザインとなっています。ファミリーカーでありながら、所有する喜びを感じられるカスタマイズが施されています。

大阪オートメッセ2026への出展も決定

ダイハツは、東京オートサロン2026に続き、2026年2月13日(金)~2月15日(日)に開催される大阪オートメッセ2026への出展も発表しています。

開催場所: インテックス大阪(大阪府大阪市住之江区)

大阪オートメッセは、西日本最大級のカスタムカーイベントで、関西圏を中心に多くのカーファンが訪れます。ダイハツの本社が大阪府池田市にあることから、地元での展示は特別な意味を持ちます。

東京と大阪、両方のイベントで展示を行うことで、より多くのユーザーにダイハツのカスタマイズ提案を届けることができます。

ダイハツが提案する軽自動車カスタムの未来

軽商用車のカスタマイズ市場の拡大

今回の出展で注目すべきは、ハイゼット トラックを2台も展示している点です。軽商用車のカスタマイズは、これまでビジネスユースが中心でしたが、近年はアウトドアレジャーやキャンプブームにより、個人ユーザーの需要が急増しています。

ダイハツは、このトレンドを的確に捉え、実用性とエンターテインメント性を兼ね備えたカスタマイズ提案を行っています。

ファッション性と車の融合

ムーヴ #ootdに代表されるように、車をファッションアイテムの一部として捉える発想は、これまでの自動車業界にはなかった新しい視点です。

特に若年層は、SNSでの情報発信を重視しており、「映える」車への関心が高まっています。ダイハツの提案は、この世代のライフスタイルに寄り添ったものといえます。

純正用品の積極活用

今回出展される車両の多くに、ダイハツ純正用品が使用されています。これは、ユーザーが購入後すぐにカスタマイズを楽しめる環境を整えているという点で評価できます。

純正品のため、品質や安全性も保証されており、安心してカスタマイズを楽しめるのは大きなメリットです。

まとめ:ダイハツの挑戦に注目

ダイハツの東京オートサロン2026出展は、単なる車両展示にとどまらず、軽自動車の新たな可能性を提示する試みといえます。

特に注目すべきポイントは以下の通りです。

  1. ダイハツ・ガズー・レーシング:サプライズ発表の可能性が高く、ダイハツのスポーツイメージ強化に期待
  2. 多彩なカスタマイズ提案:商用車から乗用車まで、幅広いニーズに対応したラインナップ
  3. ファッション性と実用性の融合:若年層からファミリー層まで、各世代に響くコンセプト
  4. 地域との絆を大切にする姿勢:大阪や中津など、ダイハツゆかりの地域への想いを形に

2026年1月9日からの東京オートサロン2026では、これらの展示車両を実際に見ることができます。また、2月の大阪オートメッセ2026でも同様の展示が予定されています。

ダイハツファンはもちろん、軽自動車のカスタマイズに興味がある方、新しいカーライフを模索している方にとって、見逃せないイベントとなるでしょう。

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この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

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