日産自動車はダットサンを3月19日にインドで販売を開始する。
インフィニティに続く第三のブランド 「ダットサンブランド」
100年の歴史を持つ新ブランド誕生ダットサンは、3月19日にインドでダットサン「GO」の販売を開始します。ダットサンはその歴史において、日本や諸外国で自家用車の普及を高めてきました。新生ダットサンは、そのブランド価値を継承しつつ、高成長市場で将来の成功を夢見るお客様に、クルマのある豊かな生活を提供します。
ダットサン「GO」の発売イベントは、3月19日-20日に、デリー、チェンナイ、カルカッタで、行います。以降、インド国内の120以上の店舗で販売を開始し、各地でお客様への納車式を行います。販売価格は3月19日に発表します。ダットサンは本年、インドネシア、ロシア、南アフリカにおいても販売を開始します。
ダットサンについて
日産は2012年3月、ニッサン、インフィニティに続く第3のブランドとなるダットサンブランドの復活を発表しました。ダットサンは、高い成長を続ける市場で将来の成功を夢見るお客さまに、クルマのある豊かな生活を提供します。ダットサンは、80年にわたる日本のクルマづくりに対する技術とこだわりを象徴しており、日産のDNAを体現する重要なブランドです。ダットサンブランドのモデルは、2014年からインド、インドネシア、ロシアおよび南アフリカで販売を開始する予定です。
ダットサンの歴史
ダットサンは、約100年前の1914年に日本で作られた脱兎号(ダット自動車)に由来しています。「脱兎(ダット)」というのは「超高速」という意味であるとともに、当時の出資者であった、田、青山、竹内3人のそれぞれの名前の頭文字を取って名付けられたものです。また、耐久性のある(Durable)、魅力的で(Attractive)、信頼できる(Trustworthy)のそれぞれの頭文字を取ってDATとしたと宣伝されました。
1933年、日産の創立者である鮎川義介は、「すべての人に自動車を」というビジョンを持ってこの事業を引き継ぎました。1930年台初頭の日本の若者たちの向上心を満たす、軽量で経済的で耐久性のあるクルマは、「ダットの息子」、Datson(ダットソン)と名付けられ、後にダットサン(Datsun)となりました。日本のエンジニアリングと大量生産により鮎川の夢が現実のものとなったのです。
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