2023年6月21日にフルモデルチェンジを果たしたトヨタの新型アルファード(40系)。高級ミニバンの代名詞として人気を博していますが、その販売台数や生産台数はどのようになっているのでしょうか?この記事では、最新の情報を交えながら、新型アルファードの販売状況、納期、そして価格について詳しく解説していきます。
新型 アルファード 40系 1年間の販売台数と生産台数の現状
新型アルファードは、発売直後から受注が殺到し、一部グレードでは納期が1年以上となるなど、生産が需要に追いついていない状況も続いています。
年月 | ガソリン車 | ハイブリッド車 | 合計 |
---|---|---|---|
2023年6月 | 660台 | 170台 | 826台 |
2023年7月 | 1,870台 | 1,230台 | 3,096台 |
2023年8月 | 2,310台 | 2,550台 | 4,865台 |
2023年9月 | 3,060台 | 2,720台 | 5,781台 |
2023年10月 | 2,680台 | 2,340台 | 5,024台 |
2023年11月 | 2,610台 | 2,480台 | 5,092台 |
2023年12月 | 2,340台 | 2,330台 | 4,668台 |
2024年1月 | 3,670台 | 3,110台 | 6,777台 |
2024年2月 | 2,370台 | 1,930台 | 4,300台 |
2024年3月 | 3,160台 | 3,300台 | 6,465台 |
2024年4月 | 2,920台 | 3,780台 | 6,704台 |
2024年5月 | 2,820台 | 2,990台 | 5,814台 |
2024年6月 | 3,740台 | 3,580台 | 7,325台 |
合計 | 34,210台 | 32,510台 | 66,725台 |
生産台数については、公式な発表はありませんが、部品供給の問題などもあり、月間目標販売台数の5,950台に届かない月も多くありました。
納期と価格の動向
新型アルファードの納期は、グレードやオプション、販売店によって大きく異なります。2024年以降の納車となる可能性もあります。筆者は2024年6月21日に注文して、納車されたのは2024年7月と1年1ヶ月待つことになりました。
アルファード 価格 グレード
価格はXグレードが約4,620,000円と上位グレードExecutive Lounge 8,500,000円と約400万円の差額がある。
グレード | エンジン | 駆動方式 | 価格(10%) |
---|---|---|---|
G サイドリフト アップチルト シート装着車 | 2.5 L 直列4気筒 直噴エンジン +Direct Shift-CVT | 2WD | 4,720,000円 |
G サイドリフト アップチルト シート装着車 | 2.5 L 直列4気筒 直噴エンジン +Direct Shift-CVT | 4WD | 4,900,000円 |
Z | 2.5 L 直列4気筒 直噴エンジン +Direct Shift-CVT | 2WD | 5,400,000円 |
Z | 2.5 L 直列4気筒 直噴エンジン +Direct Shift-CVT | 4WD | 5,598,000円 |
X | 2.5 L 直列4気筒 直噴エンジン +モーターTHSⅡ (ハイブリッド) | 2WD | 約5,348,000円 |
X | 2.5 L 直列4気筒 直噴エンジン +モーターTHSⅡ (ハイブリッド) | 4WD | 約5,548,000円 |
G サイドリフト アップチルト シート装着車 | 2.5 L 直列4気筒 直噴エンジン +モーターTHSⅡ (ハイブリッド) | 2WD | 5,448,000円 |
G サイドリフト アップチルト シート装着車 | 2.5 L 直列4気筒 直噴エンジン +モーターTHSⅡ (ハイブリッド) | 4WD | 5,648,000円 |
Z | 2.5 L 直列4気筒 直噴エンジン +モーターTHSⅡ (ハイブリッド) | 2WD | 6,200,000円 |
Z | 2.5 L 直列4気筒 直噴エンジン +モーターTHSⅡ (ハイブリッド) | 4WD | 6,420,000円 |
Executive Lounge | 2.5 L 直列4気筒 直噴エンジン +モーターTHSⅡ (ハイブリッド) | 2WD | 8,500,000円 |
Executive Lounge | 2.5 L 直列4気筒 直噴エンジン +モーターTHSⅡ (ハイブリッド) | 4WD | 8,720,000円 |
価格については、エントリーモデルで540万円から、最上級グレードでは872万円となっています。オプションや諸費用を含めると、さらに高額になるケースも珍しくありません。
トヨタ自動車は2024年7月24日 部品の欠品を理由に稼働を停止
トヨタ車体の富士松工場(愛知県刈谷市)の「アルファード」などを生産する同第2ラインが部品の欠品を理由に23日夕方の2直から3工場5ラインの稼働を止めていたが、2工場4ラインを24日2直から、残る1工場1ラインを25日1直から再開する。
参考:日刊自動車新聞
今後の見通し
トヨタは、新型アルファードの生産体制を強化し、納期短縮を目指しています。部品供給の問題が解消されれば、生産台数も増加し、納期も徐々に短くなっていくことが予想されます。
一方、価格については、原材料費や輸送費の高騰などを受け、値上げの可能性も否定できません。
新車購入を検討している人は事前にネットで価格を調べましょう
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まとめ
新型アルファードは、その人気ゆえに、納期や価格に課題を抱えているのが現状です。しかし、トヨタは生産体制の強化に努めており、今後は状況が改善していくことが期待されます。
アルファードの購入を検討されている方は、こまめに販売店に問い合わせるなど、最新情報をチェックするようにしましょう。