ステランティス傘下のダッチはマッスルカー新型「チャージャー」のフルモデルチェンジを行い5代目として2024年3月5日(現在時間)発表(ワールドプレミア)した。チャージャーとチャレンジャーの両方を事実上置き換えるものであり2台の車が1台になったものになる。
新型「チャージャー」の4ドアのセダンボディが、「チャレンジャー」の後継モデルとなる。4ドアのセダンボディは2025年初頭に420馬力(426PS)と550馬力(558PS)を発生する2つの3.0L直列6気筒エンジンを搭載したモデルも発売されます。
ダッジ 新型「チャージャー」 について
ステランティスの新しいSTLA Largeプラットフォームを採用。このプラットフォームは、EVパワートレインに対応しており、従来のV8エンジン搭載モデルも可能。
EVモデルは、「デイトナ」の名を冠し、「ダッチ・チャージャー・デイトナEV」として400Vバッテリーと2つの電気モーターを搭載。R/Tは496hp、Scat Packは670hpと、2つの出力設定が用意される。ICE(内燃機関)モデルは、3.0L直列6気筒ツインターボエンジンを搭載。チャージャー シックスパックSOは420hp、チャージャー シックスパック HOは550hpと、こちらも2つの出力設定が用意される。
ダッジ 新型「チャージャー」エクステリアについて
2024年型チャージャーは、2ドアクーペと4ドアセダンの2つのボディスタイルで販売。クーペはデイトナと呼ばれ、よりスポーティーな外観と走行性能を備えている。
2ドアクーペは「チャージャー デイトナ」の名を冠し、ボンネットに2つの大きな穴を備えた個性的なデザイン。4ドアセダンは従来のチャージャーのイメージを残しつつ、より現代的なデザインに進化両モデルとも、全長は旧型よりも8インチ以上長い206.6インチ。車幅も旧型よりも5インチ近く広くなり、堂々とした存在感を放つ。
2024年型チャージャーは、2ドアクーペと4ドアセダンの2つのボディスタイルが用意される。クーペは「チャージャー デイトナ R/T」と「チャージャー デイトナ Scat Pack」のみ、セダンは「チャージャー R/T」、「チャージャー Scat Pack」、「チャージャー シックスパックSO」、「チャージャー シックスパック HO」がラインナップされる。
チャージャーとチャレンジャーの両方を事実上置き換えるものであり2台の車が1台になったものになります。
ダッジ 新型「チャージャー」インテリア について
インテリアは、SRTコンセプトで発表されたデザインに近い。Uconnect 5を搭載した12.3インチのセンタータッチスクリーンとR/Tモデルは10.25インチ、Scat Packモデルは16インチのデジタルゲージクラスターを装備。オプションでワイヤレス電話充電、アンビエント照明やナッパレザーシートも選択可能。
ダッジ 新型「チャージャー」パワートレイン について EVとICEの融合
EVモデルは、「デイトナ」の名を冠し、400Vバッテリーと2つの電気モーターを搭載。R/Tは496馬力、Scat Packは670馬力と、2つの出力設定が用意される。EVモデルのR/Tは、0-60mph加速4.7秒、最高速度137mph。Scat Packは、0-60mph加速3.3秒、最高速度134mph。
ICE(内燃機関)モデルは、3.0L直列6気筒ツインターボエンジンを搭載。チャージャー シックスパックSOは420hp、チャージャー シックスパック HOは550hpと、こちらも2つの出力設定が用意される。ICE(内燃機関)モデルのチャージャー シックスパックSOは、0-60mph加速5.2秒、最高速度155mph。チャージャー シックスパック HOは、0-60mph加速4.5秒、最高速度160mph。
ダッジ 新型「チャージャー」スペック について
スペック | R/T | スキャットパック |
---|---|---|
最高出力 | 496hp(370kW) | 670hp(500kW) |
最大トルク | 404ft. lb. | 627ft. lb. |
0 -96 km/h | 4.7秒 | 3.3秒 |
1/4マイル | 13.1秒 | 11.5秒 |
最高速 | 220km/h | 216km/h |
ステランティス