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スバル 新型 レックス ハイブリッド 追加 2025年6月発売 e-SMART HYBRIDの搭載

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スバルが、コンパクトSUV「レックス(REX)」の新モデル「レックスハイブリッド」を追加し、2025年5月15日に先行受注を開始、2025年6月の発売を予定しています。明らかになった新型レックスハイブリッドの全貌と、その魅力について余すところなくお届けし、購入を検討されている方々にとって最良の指針となることを目指します。

そもそも「レックス」という車名は、スバルの歴史において特別な響きを持つものです。1972年から20年間にわたり、3代にわたってスバルの軽自動車ラインナップを支え、「ヴィヴィオ」の登場とともにその役目を終えました。しかし、その名は市場から消えることなく、2022年11月、ダイハツが生産するコンパクトSUV「ロッキー」、そしてトヨタ「ライズ」の兄弟車、すなわちOEM供給モデルとして華麗なる復活を遂げたのです。この復活劇は、スバルがコンパクトSUV市場への本格参入を果たす上で重要な一手となり、既存のスバルユーザーとは異なる新たな顧客層へのアピールも期待されました。そして今回、ガソリンモデルのみであったレックスに、待望のハイブリッドモデルが追加されることで、その商品力は飛躍的に向上することになります。

スバルがコンパクトSUV「レックス」に新モデル「レックスハイブリッド」を追加。2025年5月15日に先行受注開始、同年6月に発売予定。

レックスの歴史と位置づけ: 元は軽自動車だった「レックス」が、2022年11月にダイハツ「ロッキー」、トヨタ「ライズ」のOEM兄弟車としてコンパクトSUVで復活。今回はそのハイブリッド版。

パワートレイン: ダイハツ開発のシリーズハイブリッドシステム「e-SMART HYBRID」を搭載。

  • 1.2L直列3気筒エンジンを発電専用とし、モーターで走行。
  • 熱効率40%を達成したエンジン。
  • 電気自動車に近い滑らかで力強い加速と静粛性を実現。

燃費性能: WLTCモードで28.0km/Lを達成。ガソリンモデルの20.7km/Lから大幅向上。

走行機能: アクセル操作のみで加減速可能な「スマートペダル(S-PDL)」採用(ECO/ノーマル/OFFモード付)。

エクステリア:

  • ベースはロッキー/ライズと共通。
  • レックスハイブリッド専用メッシュグリルを採用し、差別化。

インテリア:

  • ブラック基調にレッドのパイピングアクセント。
  • メーカーオプションでスマートフォン連携9インチディスプレイオーディオ、パノラミックビューモニターパックを設定。

先進・快適装備:

  • 電動パーキングブレーキ(EPB)+オートブレーキホールド(ABH)機能搭載。
  • 全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)と連携し快適性向上。
  • AC100V/1500Wアクセサリーコンセントを設定し、実用性を向上。

静粛性: ボディ各所に遮音材や制振材を配置し、高い静粛性を追求。

グレード構成(見込み): 「HYBRID G」と「HYBRID Z」の2グレード展開(いずれも2WD)。

価格: 未発表だが、ガソリンモデルより数十万円高価と予測される。

発売スケジュール: 2025年5月15日先行受注開始、2025年6月発売予定。

今後の展望:

  • ユーザーからはターボエンジン搭載モデル追加への期待も。
  • スバルの電動化戦略の一翼を担うモデル。

総括: 新型レックスハイブリッドは、優れた燃費性能、走行性能、先進装備を備えた競争力の高いコンパクトSUVであり、市場での活躍が期待される。

目次

新型 レックス ハイブリッド e-SMART HYBRIDシステム詳解について

新型レックスハイブリッドの心臓部には、ダイハツ「ロッキー」やトヨタ「ライズ」のハイブリッドモデルで既に高い評価を得ているシリーズハイブリッドシステム「e-SMART HYBRID(eスマートハイブリッド)」が搭載されます。このシステムは、熱効率40%という高効率を達成した発電専用の直列3気筒1.2Lエンジンと、駆動力を直接生み出す高性能な電気モーターを組み合わせたものです。エンジンはもっぱら発電に徹し、その電力でモーターを駆動して走行するため、電気自動車に近い滑らかで力強い加速フィールと、優れた静粛性を実現します。特に発進時や低速走行時におけるモーターならではのレスポンスの良さは、ストップ&ゴーの多い都市部での運転において大きなメリットとなるでしょう。

新型 レックス ハイブリッド 驚異の低燃費と進化した走行性能

このe-SMART HYBRIDの搭載により、燃費性能は劇的な進化を遂げました。従来の1.2Lガソリンモデルが記録する20.7km/L(WLTCモード)という数値も十分に優秀ではありますが、新型レックスハイブリッドではこれを大幅に上回る28.0km/L(WLTCモード)を達成しています。この数値は、昨今の燃料価格の高騰を考慮すると、家計に優しく、環境負荷の低減にも貢献するものであり、経済性と環境意識の高いユーザーにとって非常に魅力的な選択肢となるはずです。

走行性能の面では、「スマートペダル(S-PDL)」の採用も注目すべき点です。この機能は、アクセルペダルの操作のみで加減速をコントロールできるもので、「ECO」「ノーマル」「OFF」の3つのモードが用意されています。アクセルペダルを緩めるだけで回生ブレーキが強めに作動し、効果的な減速とバッテリーへの充電を同時に行うため、ブレーキペダルへの踏み替え頻度を減らし、より快適でイージーなドライブ体験を提供します。特に下り坂や渋滞時などでは、その恩恵を大きく感じることができるでしょう。

新型 レックス ハイブリッド 個性を主張するエクステリアデザイン

エクステリアデザインにおいては、ベースとなるダイハツ「ロッキー」やトヨタ「ライズ」と基本的なフォルムを共有しつつも、スバル車としての個性を主張する専用のデザイン要素が与えられています。最も目を引くのは、新型レックスハイブリッド専用にデザインされたメッシュグリルでしょう。これにより、フロントフェイスはより精悍でスポーティな印象となり、他の兄弟車との差別化が図られています。コンパクトながらも力強く、アクティブなライフスタイルを想起させるエクステリアは、所有する喜びを満たしてくれるに違いありません。

新型 レックス ハイブリッド 上質さと機能性を追求したインテリア空間

インテリアに目を向けると、そこには機能性と質感を両立させた空間が広がっています。ブラックを基調とした内装には、レッドのパイピングアクセントが効果的に配され、スポーティかつ上質な雰囲気を演出。ドライバーが日常的に触れる部分の質感にも配慮がなされていることが伺えます。また、現代のカーライフに不可欠な装備として、スマートフォン連携機能を備えた9インチディスプレイオーディオがメーカーオプションとして設定されています。これにより、ナビゲーション機能はもちろん、音楽再生やハンズフリー通話など、多彩なインフォテインメント機能を大画面で直感的に操作することが可能です。さらに、駐車時や狭い場所での取り回しをサポートするパノラミックビューモニターパックも用意されており、運転の得意でない方にも安心感を提供します。

新型 レックス ハイブリッド 快適性と安全性を高める先進装備

利便性の向上に大きく貢献する装備として、電動パーキングブレーキ(EPB)とオートブレーキホールド(ABH)機能の搭載は見逃せません。従来の足踏み式や手引き式のパーキングブレーキに比べ、スイッチひとつで操作できるEPBは、見た目のすっきり感だけでなく、操作の負担を軽減します。また、ABH機能は、信号待ちなどでブレーキペダルから足を離しても停車状態を維持してくれるため、ドライバーの疲労軽減に繋がります。これらの機能は、全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)と組み合わせることで、高速道路での長距離移動や渋滞時の運転負荷を大幅に低減し、より安全で快適なドライブを実現します。

実用面では、AC100V/1500Wアクセサリーコンセントが設定されている点も大きな魅力です。これにより、アウトドアレジャーや災害時など、外部で電化製品を使用したい場合に、車から電力を供給することができます。例えば、キャンプで小型の調理器具や照明器具を使用したり、万が一の停電時にはスマートフォンの充電や情報収集のための機器に電力を供給したりと、その活用シーンは多岐にわたります。これは、アクティブなユーザーにとって非常に価値のある装備と言えるでしょう。

新型 レックス ハイブリッド 静粛性へのこだわり

静粛性に関しても、スバルは妥協を許しません。ボディの各所に遮音材や制振材を最適に配置することで、エンジンノイズやロードノイズの室内への侵入を効果的に抑制しています。e-SMART HYBRIDが元来持つ静粛性に加え、これらの工夫により、クラストップレベルの静かな室内空間を実現し、快適な移動時間を提供します。

新型 レックス ハイブリッド グレード構成

新型レックスハイブリッドのグレード構成は、リーク情報によれば「HYBRID G」と「HYBRID Z」の2種類が用意され、いずれも2WD(前輪駆動)モデルとなる見込みです。これはガソリンモデルのグレード展開を踏襲したものと考えられます。それぞれのグレードで装備内容に差異が設けられると予想され、ユーザーは自身の予算や必要な装備に応じて最適な一台を選択することができます。

気になる価格については、本稿執筆時点では正式な発表はなされていません。しかし、兄弟車であるダイハツ「ロッキー」やトヨタ「ライズ」のハイブリッドモデルの価格帯、そして既存のレックスガソリンモデルの価格(Gグレード:182万円~、Zグレード:217万1100円~)などを考慮すると、一定の予測は可能です。おそらく、ガソリンモデルに対して数十万円程度高価な設定になるものと思われますが、その価格差を補って余りある燃費性能の向上や先進装備の充実は、十分に魅力的と言えるでしょう。正式な価格発表が待たれるところです。

パワートレイン/モデルグレード駆動方式価格(税込)
レックス
1.2Lガソリン
GFF1,910,700円
ZFF2,274,500円
レックスハイブリッド (1.2Lハイブリッド)G HEVFF2,260,000円
Z HEVFF2,550,000円

新型 レックス ハイブリッド スペック について

スペックREX
ハイブリッド
REX
全長3,995mm3,995mm
全幅1,695mm1,695mm
全高1,620mm1,620mm
ホイールベース2,525mm2,525mm
エンジン1.2L 直列3気筒
エンジン
+モーター
1.2L 直列3気筒
エンジン
最高出力60kW(82ps)/
5,600rpm
64kW(87ps)/
6,000rpm
最大トルク105Nm(10.7kgfm)/
3,200-5,200rpm
113Nm(11.5kgfm)/
4,500rpm
モーター
最高出力
78kW(106ps)
モーター
最大
トルク
170Nm(17.4kgm)
トランス
ミッション
e-SMART
HYBRID
システム
CVT
駆動方式2WD2WD
最小回転半径4.9~5.0m4.9~5.0m
タイヤサイズ195/60R17195/60R17
WLCTモード燃費28.0km/L20.7km/L(2WD)
JC08モード燃費34.8km/L23.6-24.6km/L(2WD)

発売スケジュール

発売日に関しては、前述の通り2025年5月15日に先行受注が開始され、同年6月に正式発売が予定されています。人気のコンパクトSUV市場に投入される新たなハイブリッドモデルということで、受注開始と同時に多くの注文が集まることも予想されます。購入を検討されている方は、早めにスバル販売店に足を運び、情報を収集することをおすすめします。

今後の展開とスバルの電動化戦略

今後の展望として、一部のユーザーからはターボエンジン搭載モデルの追加を期待する声も聞かれます。兄弟車であるダイハツ「ロッキー」やトヨタ「ライズ」には、1.0L直列3気筒ターボエンジンを搭載したグレードがラインナップされており、よりパワフルな走りを求める層から支持を得ています。現時点では、レックスにターボモデルが追加されるという公式な情報はありませんが、市場のニーズが高まれば、将来的にはラインナップに加わる可能性もゼロではないでしょう。スバルがどのような戦略でレックスのバリエーションを拡充していくのか、引き続き注目が集まります。

また、スバルの他のラインナップに目を向けると、例えば新型フォレスターのストロングハイブリッド「S:HEV」モデルが納期未定となっていたり、電気自動車ソルテラがビッグマイナーチェンジを控え、現行モデルは在庫限りで受注停止となる予定であるなど、電動化へのシフトが着実に進んでいることが伺えます。新型レックスハイブリッドの登場は、スバルの電動化戦略において、よりエントリーに近い層へのアプローチを強化し、ブランド全体の環境対応イメージを向上させる役割も担っていると言えるでしょう。

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編集部から一言

まとめとして、スバル新型レックスハイブリッドは、定評のあるe-SMART HYBRIDシステムによる卓越した燃費性能とスムーズな走行性能、専用デザインによる個性的なエクステリア、そして先進の安全・快適装備を備えた、非常に競争力の高いコンパクトSUVです。日常の足としてはもちろん、週末のレジャーまで幅広く対応できるユーティリティ性も魅力であり、初めてマイカーを購入する層から、ダウンサイジングを検討している層まで、多くの人々のカーライフを豊かに彩る可能性を秘めています。神奈川スバルからの情報リークという少々異例な形でお披露目されたこの一台が、コンパクトSUV市場に新たな旋風を巻き起こすことは間違いなさそうです。正式発売が目前に迫る今、その動向から目が離せません。

ダイハツ ロッキー

https://www.daihatsu.co.jp/lineup/rocky

2025-daihatsu-rocky

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この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

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