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トヨタ 新型 RAV4を徹底解説 おすすめグレードは? 価格・発売日・PHEVのEV走行150kmまで完全ガイド

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トヨタを代表するSUV「RAV4」が約7年ぶりにフルモデルチェンジし、6代目の新型へと生まれ変わりました。新型RAV4は、歴代モデルが培ってきた力強いデザインと使い勝手のよい荷室を受け継ぎながら、ハイブリッドシステム、プラグインハイブリッド、安全装備、コックピット、そしてソフトウェア基盤まで全面的に刷新されています。

新型RAV4の購入を検討している方が最も気になるのは、「価格はいくらか」「発売日はいつか」「先代からどこが変わったのか」「どのグレードを選べばよいのか」という4点でしょう。この記事では、トヨタの公式発表をもとに、HEV(ハイブリッド)とPHEV(プラグインハイブリッド)の価格・発売日・スペック・グレードの違い、そして用途別のおすすめグレードまでを詳しく解説します。

目次

新型RAV4の発売日|HEVは2025年12月、PHEVは2026年3月

新型RAV4のハイブリッド車(HEV)は2025年12月17日に発売されました。6代目となる今回のモデルは「Life is an Adventure」をコンセプトに開発され、トヨタは「どこへでも行けそう、なんでもできそう」という価値観を体現する新世代SUVと位置づけています。

RAV4

注目のプラグインハイブリッド車(PHEV)は、2026年2月19日に発表され、2026年3月9日に発売されました。PHEVには洗練されたデザインの「Z」と、優れた操縦性能を追求した「GR SPORT」が設定されています。

グレードごとに発売時期が異なるため、どのパワートレーン・グレードを狙うかによって検討のタイミングが変わる点に注意しましょう。

新型RAV4の価格一覧|HEVは450万円から、PHEVは600万円から

新型RAV4の価格は、パワートレーンとグレードによって大きく異なります。すべて消費税込みのメーカー希望小売価格で、リサイクル料金は含まれません(沖縄地区は価格が異なります)。

パワートレーングレード駆動方式価格(税込み)
HEV(ハイブリッド)AdventureE-Four450万円
HEV(ハイブリッド)ZE-Four490万円
PHEV(プラグインハイブリッド)ZE-Four600万円
PHEV(プラグインハイブリッド)GR SPORTE-Four630万円

HEVとPHEVでは、同じZグレードでも約110万円の価格差があります。この差額は、大容量バッテリー、システム出力の向上、長いEV走行距離、1500Wの外部給電機能などによるものです。

RAV4 Z
RAV4 Z

なお、車両本体価格だけで購入費用を判断することはできません。メーカーオプション、ディーラーオプション、税金、登録諸費用が別途必要になります。特に新型RAV4は用品パッケージを追加すると支払総額が大きく変わるため、見積もりの際は車両価格とオプション価格を分けて確認することが大切です。

RAV4 Adventure
RAV4 Adventure
RAV4 GR SPORT
RAV4 GR SPORT

新型RAV4のボディサイズと荷室容量

新型RAV4のボディサイズはグレードによって異なります。

グレード全長全幅全高ホイールベース
Z(HEV)4,600mm1,855mm1,680mm2,690mm
Z(PHEV)4,600mm1,855mm1,685mm2,690mm
Adventure4,620mm1,880mm1,680mm2,690mm
GR SPORT4,645mm1,880mm1,685mm2,690mm

全幅は最大1,880mmとなるため、購入前には自宅の駐車場や利用する立体駐車場のサイズを必ず確認しておきましょう。先代から極端にサイズアップしたわけではありませんが、駐車環境によってはドアの開閉や乗り降りに影響する可能性があります。

荷室容量は749Lへ拡大され、従来型のGグレード比で16L広くなりました。後席を倒したときの床の傾斜も緩やかになり、荷室をよりフラットに使えるよう改良されています。キャンプ用品、自転車、旅行用の大型バッグなど、形の異なる荷物を積み込みやすいのが新型RAV4の魅力です。日常の買い物からアウトドアの道具積載まで、幅広い用途に対応します。

新型RAV4のパワートレーン|HEVは240ps、PHEVは329ps

ハイブリッド(HEV)は2.5Lで最高出力240ps

HEVには、高効率な2.5L直列4気筒エンジン(A25A-FXS)とモーターを組み合わせた新世代ハイブリッドシステムが搭載されます。システム最高出力はE-Fourで240psに達し、先代の222psから向上しました。WLTCモード燃費はZ(E-Four)が22.5km/L、Adventure(E-Four)が22.9km/Lです。

プラグインハイブリッド(PHEV)は329ps・EV走行距離約150km

新型RAV4最大の注目ポイントが、大幅に進化したPHEVです。システム最高出力は242kW(329ps)に達し、先代PHVの306psから23psアップ。0-100km/h加速は約6.0秒から約5.8秒へと向上しています。

EV走行距離は、先代の約95kmから約150kmへと大きく伸長しました。グレード別ではZが約151km、GR SPORTが約145kmです。日常の通勤や買い物であれば、ほぼEV(電気)だけで走り切れる水準です。

このEV走行距離の伸長は、主に次の3点によって実現されています。まず、駆動用バッテリーの容量を18.1kWhから22.7kWhへ約25%拡大したこと。次に、パワーコントロールユニット(PCU)にSiC(炭化ケイ素)半導体を採用し、電力損失を低減したこと。そして車両全体の効率を高めたことです。充電は普通充電(200V)で満充電まで約4時間30分が目安で、急速充電にも対応します。

電気式4WD「E-Four」と走行モード

駆動方式はE-Fourの電気式4WDです。前後輪の駆動力配分は100対0から20対80の間で制御され、走行状況に応じて最適化されます。さらに悪路や雪道で活用できるTRAILモードとSNOWモードを用意し、空転したタイヤにブレーキをかけて反対側へ駆動トルクを配分することで、滑りやすい路面からの脱出性を高めます。ただし、これらの機能があってもタイヤの種類や路面状況によって走行性能は変わる点には留意が必要です。

1500Wの外部給電で災害・アウトドアにも対応

PHEVには、アクセサリーコンセント(AC100V/最大1500W)が標準装備され、クルマが大容量のモバイルバッテリー兼非常用電源として機能します。満充電状態からおよそ7日分の生活電力をまかなえるとされ、停電などの非常時や、キャンプ・車中泊といったアウトドアシーンで活躍します。パソコンや調理家電など、消費電力の大きい機器も使用できます。

新型RAV4は3つのスタイルを展開

新型RAV4は、好みに合わせて「Z」「Adventure」「GR SPORT」の3スタイルを選べます。

洗練されたデザインの「Z」

Zは都会的で洗練された外観を求める人に向くグレードです。フロントにはトヨタが「SUVハンマーヘッド」と呼ぶデザインを採用し、ボディ同色バンパーやメッシュグリルで先進的な印象に。リヤはバックドアガラスとランプが一体化したシームレスなデザインで、ワイド感を強調しています。通勤や買い物など市街地利用が中心で、上質な雰囲気を重視する人におすすめです。

RAV4 Z
RAV4 Z

タフな雰囲気の「Adventure」

Adventureは、RAV4らしいアウトドアテイストを強く打ち出したグレードです。高めに設定したフロントのノーズピーク、大型アーチモール、専用デザインにより、力強く安定感のある外観に仕上げられています。インテリアには低彩度グリーンにオレンジのアクセントを組み合わせた専用カラー「ミネラル」を設定。価格を抑えつつRAV4らしいタフさを求める人、キャンプやスキーなどレジャー用途を重視する人に有力な選択肢です。

RAV4 Adventure
RAV4 Adventure

走りを極めた「GR SPORT」

GR SPORTは走りにこだわったグレードで、PHEVに設定されています。CFD解析を活用した専用チューニングや専用の足まわり、EPS(電動パワーステアリング)のセッティングにより、SUVとは思えないスポーティな操縦性を追求。専用の20インチアルミホイールやGR専用装備も備え、ドライビングを楽しみたい人に向いています。価格は630万円です。

RAV4 GR SPORT
RAV4 GR SPORT

先代RAV4から変わった主なポイント

新型RAV4の進化点は、外観だけではありません。主な変更点は、荷室、パワートレーン、安全装備、コックピット、ソフトウェアの5つです。

12.3インチデジタルメーター
12.3インチデジタルメーター

荷室は749Lへ拡大し、後席を倒した際の床もよりフラットに。パワートレーンはHEVが240ps、PHEVが329psへ向上し、PHEVのEV走行距離は約150kmに達しました。安全装備は「Toyota Safety Sense」が進化し、カメラとレーダーの性能向上により検知範囲と距離を拡大。プリクラッシュセーフティは先行車の減速をより早く検知し、交差点で死角から現れる車両の検知にも対応しました。低速時の加速抑制は旋回中にも作動するようになり、レーダークルーズコントロールの認識力も向上しています。

アイランドアーキテクチャーデザイン
アイランドアーキテクチャーデザイン

さらに、ドライバー異常時対応システムには路肩寄せ機能が追加され、ドライバーの異常を検知した際に警告や車外報知を行いながら減速停車して事故回避・被害軽減を支援します(Zにメーカーオプション設定、利用にはコネクティッドナビの契約が必要)。

トヨタ初採用の先進装備にも注目

新型RAV4には、トヨタ初採用とされる装備も複数搭載されています。カラーヘッドアップディスプレイは、従来の立面表示から遠近感を活かした斜め表示へ変更され、表示情報量をフル/スタンダード/ミニマムの3モードから選べます。

カラーヘッドアップディスプレイ

シフト操作系の「エレクトロシフトマチック」は一方向操作方式を採用し、シフト・電動パーキングブレーキ・ブレーキホールドのスイッチを集約することで、視線移動や操作動作を軽減しています。パノラミックビューモニターには3Dビューを用意し、ディスプレイをスワイプして車両周辺を好みの視点で確認可能です。

12.9インチディスプレイオーディオ
12.9インチディスプレイオーディオ

センターディスプレイには12.9インチのディスプレイオーディオを全車標準装備。音声認識の応答速度は従来比で約3倍に高速化され、話しかけてから約1秒で応答するとされています。メーターには12.3インチのデジタルディスプレイも採用されています。

エレクトロシフトマチック
エレクトロシフトマチック

ソフトウェア基盤「Arene(アリーン)」とは

新型RAV4の大きな特徴の一つが、トヨタが開発したソフトウェア開発プラットフォーム「Arene(アリーン)」の活用です。安全・安心パッケージやコックピットなど、重要なUIソフトウェアの開発にActiveに用いられています。

トヨタ初採用のArene(アリーン)
トヨタ初採用のArene(アリーン)

従来の自動車は購入時点で機能がほぼ固定されていましたが、ソフトウェアを活用する車両では、将来的な機能アップデートやユーザーごとのカスタマイズの可能性が広がります。トヨタは、今後は複数機能を同時にアップデートできるようにするなど、さらなる進化を目指すとしています。ただし、将来提供される機能の具体的な内容や時期は公式発表を確認する必要があります。

新型RAV4のおすすめグレードはどれ?

用途別に整理すると、グレード選びの軸が見えてきます。

価格を抑えつつRAV4らしさを楽しみたいなら、HEVの**Adventure(450万円)**が有力です。2.5Lハイブリッド、E-Four、749Lの荷室を備え、タフな外観でアウトドア志向の人に適しています。

街乗り中心で洗練された内外装や上級感を求めるなら、HEVの**Z(490万円)**がおすすめ。Adventureとの価格差は40万円ですが、毎日目にするデザインや装備に満足したい人には選ぶ価値があります。

EV走行性能・環境性能・災害時の給電能力まで重視するなら、**PHEV Z(600万円)**が本命です。EV走行距離約151kmと1500W給電で、日常はほぼEV、週末は遠出という使い方に対応します。

走りを最優先するなら、PHEV GR SPORT(630万円)。329psのパワーと専用チューニングで、スポーティなドライビングを求める人に応えます。

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新型RAV4を購入する前に確認したいこと

購入前にまず確認したいのが駐車スペースです。Adventure・GR SPORTは全幅1,880mmのため、駐車場によっては余裕が少なくなる可能性があります。

次に、HEVとPHEVのどちらを選ぶかです。PHEVは価格が約110万円高くなる一方、EV走行150kmや1500W給電といった明確なメリットがあります。年間走行距離や充電環境(自宅に200V充電を設置できるか)を踏まえて判断しましょう。自宅充電を前提に毎日の走行がEVでまかなえる人ほど、PHEVの恩恵を受けやすくなります。

オプションの選び方も重要です。カラーヘッドアップディスプレイやコネクティッドナビなど、必要性が人によって異なる装備があります。駐車環境、年間走行距離、家族構成、アウトドアの頻度に合わせて優先順位を決めましょう。

購入方法として、トヨタのサブスクリプション「KINTO」を利用する選択肢もあります。HEVのAdventureグレードで月額3万8,390円から利用できますが、これは最安パッケージ・初期費用フリープラン・7年契約・年2回のボーナス加算16万5,000円という条件での例です。月額だけでなく、ボーナス加算や契約期間を含めた総支払額で検討することが大切です。

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まとめ:新型RAV4は電動化と実用性を両立した新世代SUV

6代目となる新型RAV4は、HEVが2025年12月17日、PHEVが2026年3月9日に発売された、電動化と知能化を大きく進めた新世代SUVです。

価格はHEVがAdventure 450万円/Z 490万円、PHEVがZ 600万円/GR SPORT 630万円。パワートレーンはHEVが最高出力240ps、PHEVが329psで、PHEVのEV走行距離は約150kmに到達しました。荷室容量は749Lへ拡大し、1500Wの外部給電やソフトウェア基盤「Arene」、12.9インチディスプレイオーディオ、進化したToyota Safety Senseなど、先代から大きく進化しています。

価格とアウトドア性能のバランスならAdventure、街乗りの上質感ならZ、環境性能と給電能力ならPHEV Z、走りならGR SPORT——という選び方が基本です。新型RAV4は、アウトドアを楽しめるSUVでありながら通勤や送迎にも使いやすい実用車です。購入時は車両価格だけでなく、ボディサイズ、オプション、駐車環境、充電環境、発売時期まで確認し、自分の使い方に合ったグレードを選びましょう。

※本記事の価格・装備・発売時期・諸元は、トヨタが公表した情報をもとにしています。購入時には、最新のトヨタ公式サイトや販売店で必ずご確認ください。

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この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

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