アジア太平洋地域を担当するフォード・アジア・パシフィックは「日本における事業には今後収益性確保に向けた合理的な道筋が立たず、また我々の投資に対して十分なリターンは見込めないと判断した」と撤退の理由を説明している。なお、撤退後もフォード車の所有者に対するアフターサービスは続ける。2016年末までに国内にある52の店舗をすべて閉鎖予定だ。撤退するのは日本市場とインドネシア市場である。日本自動車輸入組合の統計によると、15年にフォードが販売した新車は約5000台で、輸入車全体の約1.5%にとどまる。メルセデス・ベンツ(約6万5000台)やフォルクスワーゲン(約5万5000台)、BMW(約4万6000台)、アウディ(約2万9000台)に大きく差を付けられている。フォードの人気車種はスポーツ用多目的車(SUV)「エクスプローラー」や小型車「フィエスタ」高級車「リンカーン」であるが日本で見かける機会は今よりもかなり激減することなる!!車ファンとしては非常に残念なニュースである!!
Important Announcement
平素より弊社商品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。弊社はこの度、今年下半期に日本におけるすべての事業から撤退するという経営上の意思決定をいたしました。今回の決定により、今年末までにフォードおよびリンカーンの正規輸入販売を中止いたします。当面の間フォードおよびリンカーンの販売会社が販売、部品交換、アフターサービス、保証の窓口となります。また、撤退後もアフターサービスや保証の提供を継続することをお約束いたします。お客様にはフォードおよびリンカーンブランドをご愛顧いただき、心より感謝申し上げます。詳細につきましては、今後撤退までの期間中、フォード・ジャパン・リミテッドのホーム・ページその他で随時最新情報をお知らせしてまいります。
フォード・ジャパン・リミテッド 代表取締役社長 森田 俊生
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