メルセデス・ベンツは新型GLEクラスのフルモデルチェンジを2018年10月に発表した。日本では2019年6月19日から発売を開始。「GLE 450 4MATIC スポーツ」は2019年6月19日から、「GLE 400 d 4MATIC スポーツ」は8月以降「GLE 300 d 4MATIC」 は11月以降を予定している。GLEクラスは、Mクラスとして販売され、クーペSUVとなる「GLEクーペ」導入にあわせた改良で、GLEクラスにモデル名が変更している。
2代目新型GLEクラスについて
Mercedes-Benz GLCクラスとMercedes-Benz GLCクーペで既に用いられているクロスオーバーSUV用のプラットフォーム MHA(Modular High Architecture)を採用する。車両重量を最大250kg軽量化することができる。ホイールベースが前モデルから80mm延長した2,995mmになると発表。
サイズ | 新型GLE |
---|---|
全長 | 4,924mm |
全幅 | 1,947mm |
全高 | 1,772mm |
ホイールベース | 2,995mm |
新設計3.0L 直列6気筒ターボエンジンや4.0L V型8気筒ターボエンジン、Eクラス(E350e)に搭載された最新のプラグインハイブリッドシステムをラインナップする。
スペック | GLE 450 4MATIC(日本採用モデル) |
---|---|
エンジン | 直列6気筒 3Lターボ +マイルドハイブリッド「EQ Boost」 |
最大出力 | 370ps |
最大トルク | 51.0kgm |
モーター最大出力 | 22ps |
モーター最大トルク | 25.5kgm |
トランスミッション | 9速AT |
駆動方式 | 4WD「4MATIC」 |
スペック | GLE 300d 4MATIC(日本採用モデル) |
---|---|
エンジン |
V型6気筒3Lディーゼルターボ |
最大出力 | 258ps |
最大トルク | 63.2kgm |
トランスミッション | 9速AT |
駆動方式 | 4WD「4MATIC」 |
スペック | GLE(海外モデルのみ) |
---|---|
エンジン |
直列4気筒 2Lターボエンジン |
最大出力 | 184ps/5,500rpm |
最大トルク | 300Nm/1,200-4000rpm |
スペック | GLE(海外モデルのみ) |
---|---|
エンジン |
直列4気筒2.0リッター直噴ターボエンジン |
最大出力 | 286ps |
最大トルク | 56.1kgm |
モーター最高出力 | 65kW(88PS) |
モーター最大トルク | 450Nm |
トランスミッション | 9速AT |
駆動方式 | 4WD「4MATIC」 |
最高130km/hまでの幅広い速度域でモーター走行が可能。4つのモードを搭載HYBRIDモード 走行環境やバッテリーの残量に合わせてエンジンと電気モーターを併用する。「E-MODEモード」市街地から高速道路まで電気モーターのみで走行する。「E-SAVEモード」 バッテリーの充電レベルを維持する。「CHARGEモード」 走行しながらバッテリーを充電する。走行システムには、新たに「E-アクティブボディコントロールシステム」がオプション設定。Multibeam LED、ワイヤレス充電機能、360度カメラ付きパーキングアシスタント、プレミアム・プラス・パッケージはBurmesterサラウンド・オーディオ・システム、キャビン・フレグランス・フィルター・システム、キーレス・ゴー、パノラマ・サンルーフ。安全運転支援システム「インテリジェントドライブ」を標準搭載。
2代目新型GLEクラスのエクステリアについて
ボディは空気抵抗係数(cd値)を低減する設計とされ、前モデルの0.32から、新型GLEクラスではSUVトップクラスの0.29まで改善。最新のブランドデザインとし、グリルは配置するラインを太くすることでタフな印象を与えた。
2代目新型GLEクラスのインテリアについて
3列目シートを全モデル標準で採用、3列シート7人乗りSUVとして販売される。
AI(人工知能)搭載インフォテイメントシステム MBUXを標準装備
インフォテイメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)」はダッシュボードの上に浮かんでいるように見える2つの画面は「トレンチ」で分けられており。選択されたモデルおよび機器に応じて、3つのバージョンで利用可能。ステアリングのボタンを押したり直接パネルをタッチする、または音声アシスタントの「LINGUATRONIC」に「ヘイ、メルセデス」と呼びかけることで操作が可能。インフォテインメントシステムは、「12.3インチの大型ワイドスクリーン」2画面を標準装備。スクリーンに結合ガラス技術を使用する。タッチスクリーンによる操作のほか、メカニカルなタッチコントロールボタンやタッチパッドからも操作ができる。
最新のインフォテイメントシステムを含めた機能、新しい運転支援システム設定する。
安全運転支援システム「インテリジェントドライブ」を標準搭載
安全運転支援システム「インテリジェントドライブ」を採用。新型GLEには「Sクラス」と同等、最新世代の運転支援システムシステムが全ての モデルで標準装備。国内初導入となる機能強化として「アクティブブレーキ アシスト (歩行者/飛び出し/右折時対向車検知機能付)」を採用。対向車線を横切って右折 しようとするときに、対向車線を直進してくる車と衝突する危険がある場合、車速10km/h以内であれば自動ブレーキが作動する。
新型 GLE クラス グレード価格
モデル | エンジン | 消費税率 | 価格 |
---|---|---|---|
GLE 300 d 4MATIC | 2.0 L 直列4気筒直噴 ディーゼルターボ |
10% | 9,400,000円 |
GLE 400 d 4MATIC スポーツ | 3.0L 直列6気筒 直噴 ディーゼルターボ |
8% | 10,890,000円 |
10% | 11,090,000円 | ||
GLE 450 4MATIC スポーツ |
3.0 L 直列6気筒 直噴 ターボ+ISG |
8% | 11,320,000円 |
10% | 11,530,000円 |
GLEクラスについて
旧型は2015年10月28日にMLクラスを車名変更し、新型GLEクラスとし再デビューした。
ヘッドライト、フロントバンパー、エンジンフード、フロントグリルのデザインを変更しイメージを一新した。
今後新しい情報が入り次第お伝え致します。
メルセデスベンツ ニュースリリース
https://media.mercedes-benz.jp/%E6%96%B0%E5%9E%8B-GLE-%E3%82%92%E7%99%BA%E8%A1%A8/
GLE
https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/gle/gle-suv/explore.html