トヨタのTOYOTA GAZOO Racingは、レース専用車両「GR GT3 Concept」を東京オートサロン2022で世界初公開しました。この車両は2026年に市販化される予定で、新たなスポーツカーとして注目を集めそうです。最近、ベルギーのスパ・フランコルシャンサーキットで走行テストが行われ、スパイショットも撮影されています。
トヨタ/ レクサス 新型GT3 車両 カモフラージュ柄のレーシングカー
トヨタの新型GT3車両はカモフラージュ柄のレーシングカーとして登場し、その模様は以下の動画で確認できます。
市販モデルの登場とWECデビュー戦
市販モデルの発売には遅れが生じていますが、トヨタは2026年のWEC(世界耐久選手権)をデビュー戦とすることを計画しています。報道によると、GR GT3コンセプトをベースとした車両にはレクサスのバッジが付けられる予定で、これは「RC F GT3」の後継マシンとなる可能性が高いとされています。
「RC F GT3」の後継マシンが投入 GR GT3を投入か
WECチームディレクターのコメント
TOYOTA GAZOO Racing WECチームディレクターのロブ・ルーペン氏はmotorsport.comに対し、「我々がGT3マシンを開発していることは周知の事実であり、このマシンは2026年にヨーロッパでレースデビューする」と述べました。また、「この計画はトヨタの哲学に沿ったもので、市販車と同じスケジュールで進行中だ」とも語っています。
市販化モデル「GR GT」はレクサスブランドから?
市販化モデルはトヨタブランドではなく、レクサスブランドから発売される見込みです。これは現行のレクサス「RC」の後継となる可能性が高いとされています。現行の「レクサス RC」は2014年10月23日に販売を開始しており、もうすぐ10年が経過するため、タイミング的にも適しているといえます。