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国土交通省 ダイハツ 不正問題で「グランマックス」「タウンエース」「ボンゴ」の型式指定取消し 新たな14件の不正行為が確認された

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ダイハツ工業は、認証不正問題において国土交通省による立入検査を受け、国内で販売するダイハツ「グランマックス」トヨタ「タウンエース」マツダ「ボンゴ」の3車種(トラックタイプ)において、エアバックを衝突試験の際にタイマーで作動させるなど特に悪質な不正であると判断され、型式指定の取消し手続きが開始されるとともに、新たな14件の不正行為が確認されたと2023年1月16日発表した。

トヨタ自動車 代表取締役社長 佐藤氏は記者会見で現状のクルマを使い続けることについては可能、全ての項目を新たに型式認証作業をやり直す。再発防止策、経営体制の刷新を含み、1か月後をめどに発表する。

目次

国土交通省 ダイハツ 不正問題

2023年12月20日に第三者委員会の調査報告書を受領し、国土交通省へ報告を行った。報告書内容の事実確認の為、翌日以降、国土交通省による立入検査を受け、立入検査の結果、国内販売車種において、特に悪質な不正であると判断された3車種(ダイハツ「グランマックス」トヨタ「タウンエース」マツダ「ボンゴ」)の型式指定の取消し手続きが開始されるとともに、新たな14件の不正行為が確認された。法令違反につながる不正行為を行った当社の体制については、二度とこうした不正行為を起こさない体制への抜本的な改革を促す是正命令を国土交通大臣 斎藤氏がダイハツ工業 代表取締役社長 奥平氏に手渡した。基準不適合の可能性がある2車種(ダイハツ「キャスト」トヨタ「ピクシスジョイ」)について、リコールが必要な場合は速やかに届出を行うよう指導した。今後、再発防止策をとりまとめ、国土交通省へ1ヶ月以内に提出し、その後の実施状況についても四半期毎に報告する。

国土交通省 型式指定 取り消しについて

型式指定が取り消されると、新車を1台づつ車検を受けなければならなくなり、実質的にメーカーは量産ができなくなる。再び指定の取得を申請した場合でも通常より審査は厳しくなり、時間がかかることが予想される。

ダイハツ 新たに174個の不正行為が判明 全車種 出荷を一時停止 不正の対象となる車種一覧

トヨタニュースリリース

https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/40334497.html

ダイハツニュースリリース

https://www.daihatsu.com/jp/news/2024/20240116-1.html

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この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

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