広々とした室内空間と使い勝手の良さで人気のスズキ スペーシア。軽自動車市場を牽引する存在として、その販売台数や生産台数は常に注目を集めています。この記事では、最新のデータに基づいてスペーシアの販売状況と生産状況を徹底解説します。
スペーシアの販売台数推移 好調を維持し、首位獲得も
スペーシアは、2023年11月22日のフルモデルチェンジ以降、安定した販売台数を維持しています。特に、2024年5月には、軽自動車だけでなく、乗用車全体を含めた新車販売台数ランキングで初の首位を獲得する快挙を達成しました。その後も上位をキープしており、その人気ぶりを証明しています。
2022年 販売台数
2022年の年間販売台数はスペーシアが100,206台となりました。
| 年月 | 販売台数 |
|---|---|
| 2022年1月 | 5,513台 |
| 2022年2月 | 6,964台 |
| 2022年3月 | 10,148台 |
| 2022年4月 | 7,600台 |
| 2022年5月 | 8,670台 |
| 2022年6月 | 8,780台 |
| 2022年7月 | 8,485台 |
| 2022年8月 | 6,751台 |
| 2022年9月 | 8,619台 |
| 2022年10月 | 9,103台 |
| 2022年11月 | 10,290台 |
| 2022年12月 | 9,283台 |
| 合計 | 100,206台 |
2023年 販売台数
2023年の年間販売台数はスペーシアが122,275台となりました。
| 年月 | 販売台数 |
|---|---|
| 2023年1月 | 10,189台 |
| 2023年2月 | 9,790台 |
| 2023年3月 | 13,137台 |
| 2023年4月 | 10,018台 |
| 2023年5月 | 7,901台 |
| 2023年6月 | 9,040台 |
| 2023年7月 | 9,804台 |
| 2023年8月 | 8,768台 |
| 2023年9月 | 11,693台 |
| 2023年10月 | 9,439台 |
| 2023年11月 | 11,407台 |
| 2023年12月 | 11,089台 |
| 合計 | 122,275台 |
2024年 販売台数
2024年の前半は2023年の台数と変わらない様子です。
| 年月 | 販売台数 |
|---|---|
| 2024年1月 | 11,316台 |
| 2024年2月 | 15,066台 |
| 2024年3月 | 17,869台 |
| 2024年4月 | 12,532台 |
| 2024年5月 | 15,160台 |
| 2024年6月 | 12,425台 |
| 2024年7月 | 13,073台 |
| 合計 | 97,441台 |
自販連（日本自動車販売協会連合会）と全軽自協（全国軽自動車協会連合会）は2024年6月6日、2024年5月の乗用車車名別販売台数と軽四輪車通称名別新車販売速報を発表しました。軽自動車では1位はN-BOXをおさえて、スズキのスペーシアが1万5160台で首位となりました。
生産台数と納期：需要に応える供給体制
スペーシアの生産台数は、需要の高まりに応じて増加傾向にあります。スズキは、国内工場で生産体制を強化しており、今後も安定した供給が見込まれます。ただし、一部グレードやオプションによっては納期が長くなる場合もあるため、購入を検討されている方は販売店に確認することをおすすめします。
スズキ 新型「スペーシア」 について
スペーシアのデジタルスピードメーター＆マルチインフォメーションディスプレイ（カラー）ステアリングヒーターをスズキ軽自動車として初採用。
プラットフォームには「HEARTECT（ハーテクト）」を採用し、環状骨格構造や構造用接着剤などの採用により、ボディ剛性や操縦安定性を高めたほか、アンダーボディ接合面に減衰接着剤を採用、遮音バッフルを左右計8か所に採用することで室内の高い静粛性を実現。
乗り降りのしやすいリアステップ地上高（345mm）やスライドドア開口幅（600mm）、開口高（1250mm）に加え、持ち手部分を拡大した乗降グリップにより、後席の乗降性を高めた。
エクステリアはキープコンセプトとなるがデザイン変更を行いイメージを一新する。
ノーマルモデルの「スペーシア」は先代とほぼキープコンセプトであり、フロントデザインなどが多少変更される。「スペーシアカスタム」はフロントデザインをシルバー塗装を施し、より上質感と華やかさのあるデザインとし、他社ではあるが、トヨタの「ヴェルファイア」を感じさせるオラオラしたデザインとなっている。更に、ヘッドライトには「DRL（デイタイムランニングライト）」「LEDシーケンシャルターンランプ（流れるウインカー）」を採用。
| グレード | エンジン | トランス ミッション | 駆動 方式 | 価格（10％） |
|---|---|---|---|---|
| スペーシア HYBRID G | 直列3気筒660cc ＜R06D型＞ +モーター （マイルドハイブリッド） | CVT | 2WD | 1,530,100円 |
| 4WD | 1,656,600円 | |||
| スペーシア HYBRID X | 2WD | 1,705,000円 | ||
| 4WD | 1,824,900円 | |||
| スペーシア カスタム HYBRID GS | 2WD | 1,801,800円 | ||
| 4WD | 1,925,000円 | |||
| スペーシア カスタム HYBRID XS | 2WD | 1,995,400円 | ||
| 4WD | 2,115,300円 | |||
| スペーシア カスタム HYBRID XSターボ | 直列3気筒660cc ＜R06D型＞ ターボ+モーター （マイルドハイブリッド） | 2WD | 2,073,500円 | |
| 4WD | 2,193,400円 |
| スペック | スペーシア | スペーシア |
|---|---|---|
| 全長 | 3,395mm | 3,395mm |
| 全幅 | 1,475mm | 1,475mm |
| 全高 | 1,785mm | 1,785mm |
| ホイールベース | 2,460mm | 2,460mm |
| エンジン | 直列3気筒660cc ＜R06D型＞ +モーター （マイルドハイブリッド） | 直列3気筒660cc ＜R06D型＞ ターボ+モーター （マイルドハイブリッド） |
| 最高出力 | 36kW（49ps）/ 6,500rpm | 47kW（64ps）/ 6,000rpm |
| 最大トルク | 58Nm（5.9kgm）/ 5,000rpm | 98Nm（10.0kgm）/ 3,000rpm |
| モーター最大出力 | 1.9kW（2.6ps）/ 1,500rpm | 2.3kW（3.1ps）/ 1,000rpm |
| モーター最大トルク | 40Nm（4.1kgm）/ 100rpm | 50Nm（5.1kgm）/ 100rpm |
| トランスミッション | CVT | CVT |
| 駆動方式 | 2WD（FF）/ 4WD | 2WD（FF）/ 4WD |
| 乗車定員 | 4名 | 4名 |
| WLTCモード燃費 | 22.2km/L（2WD） 20.2km/L（4WD） | 19.8km/L（2WD） 19.2km/L（4WD） |
スペーシアの販売を牽引する要因 人気の理由
スペーシアの好調な販売を支えているのは、その数々の魅力的な特徴です。
- 広々とした室内空間：軽自動車とは思えないほどの広々とした室内空間が、快適なドライブをサポートします。
- スライドドア：両側スライドドアを採用し、狭い場所での乗り降りもスムーズです。
- 低燃費：優れた燃費性能で、家計にも優しい車です。
- 安全性能：最新の安全技術を搭載し、安心して運転できます。
編集部から一言
スズキ スペーシアは、販売台数、生産台数ともに好調を維持しており、今後も軽自動車市場をリードする存在であり続けるでしょう。その人気の理由は、広々とした室内空間、使い勝手の良さ、低燃費、安全性能など、ユーザーニーズに応える数々の魅力的な特徴にあります。
この記事が、スペーシアの購入を検討されている方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
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