ジープは、ブランド初のバッテリーEVとなるSUV「アベンジャー(AVENGER)」の日本モデルを2024年9月26日に発表・発売を開始します。発表に先立ち、2024年6月6日にティザーサイトを公開しまいた。価格は580万円としました。また、150台限定で新型モデルの発表を記念した「Avenger Launch Edition(アベンジャー ローンチ エディション)」も設定。価格は595万円としました。
「アベンジャー(AVENGER)」は2022年9月8日(現地時間)に発表され、2022年10月17日に開幕するパリモーターショーで披露され、ヨーロッパでは同日から予約注文の受付を開始しました。
ジープ「アベンジャー」について
コンパクトSUV「レネゲード」より小型のモデルとしており、ボディサイズは全長 4,105mm × 全幅 1,775mm × 全高 1,595mm、最低地上高200mmとなります、エクステリアは、最新のデザインを採用することで質感が高められています。フロントには、ブランドデザインの7スロットグリルを採用し、上下で分割された最新ヘッドライトを装備。18インチホイールを納めるフェンダーは逞しいスタイルとされ、ボディの360度に悪路で傷への耐久力を高めるガードを装備。テールライトには、ガソリンの運搬に使用されたジェリー缶をモチーフにした「X」のデザインが採用されています。
最新のガソリンハイブリッドと電気自動車パワートレインを装備、電気自動車の最大航続距離は480kmです。
新型アベンジャーには、標準装備として10.25インチのタッチスクリーンオーディオナビゲーションシステムを採用。デジタルメーターパネルは10.25インチのものと組み合わされていますが、一部のライバル車に見られるようなカスタマイズオプションはありません。インフォテインメント画面は変更しても操作は簡単ですが、グラフィックはやくすされています。
ありがたいことに、ジープ社のデザイナーはセンターコンソールにインストールされているボタンのショートカットを一列に並べて配置しています。また、ワイヤレスのAndroid AutoやApple CarPlayにも対応しており、ドライバーにとって使いやすい設計になっています。ダッシュボード下部、大型センターコンソールおよびドアポケットなど、計約26ℓのスペースがあり、大型センターコンソール内の仕切りは、取り外すことができ、調整可能です。
大型センターコンソール内の仕切りは、取り外すことができ、調整可能です。ラゲッジルームは、355ℓの容量があり、十分な収納が可能です。
ドライブモード「Selec-Terrain®」システム、6つの走行モードから選択可能
ジープ・ブランドの前輪駆動車として初めて、「Selec-Terrain®(セレクテレイン)」と「ヒルディセントコントロール」を標準装備。「Selec-Terrain®」システムは、以下6つの走行モードから選択可能です。
⚫︎ ノーマル:日常的なドライビングに適した走行モード
⚫︎ エコ:航続距離を延ばす走行モード
⚫︎ スポーツ:出力を高めてドライビングを楽しむ走行モード
⚫︎ スノー:凍結した道路やトレイルで最大限のトラクションを発揮する走行モード
⚫︎ マッド:ぬかるんだ路面でのグリップ力を高める走行モード
⚫︎ サンド:砂地で最大限のトラクションを発揮する走行モード
「ヒルディセントコントロール」機能は、急な下り坂でも一定速度で走行できるようアシストします。
新型モデルを記念した限定車 Avenger Launch Edition
新型モデルの発表を記念し、「 Avenger Launch Edition(ジープ アベンジャー ローンチ エディション)」を、150台限定で発売します。価格は、5,950,000円です。「 Avenger Launch Edition」は、ベースモデルにパワーサンルーフ、18インチアルミホイール、ブラックペイントルーフおよびイエローダッシュボードの特別装備4点に加えて、本物を忠実に再現した1/43サイズのダイキャスト、総額約33万円相当の装備を付けた限定モデルです。
ジープ アベンジャーEV 日本モデル スペック
モデル | ジープ アベンジャーEV |
---|---|
全長 | 4,105mm |
全幅 | 1,775mm |
全高 | 1,595mm |
ホイールベース | 2,560mm |
最低地上高 | 高200mm |
プラットホーム | e-CMP2 |
パワートレイン | 単一電動モーター |
最高出力 | 154hp(115kW/156PS) |
最大トルク | 270Nm(27.5kgm) |
0-100 km/h加速 | 9.0秒 |
最高速度 | 150 km/h (93 mph) |
バッテリー | 54kWh |
WLTC航続距離 | 486km |
車両重量 | 1,536kg |
価格 | 580万円 |
新型「アベンジャー」の「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」は65万円となります。「Avenger」成約者には、全国の充電スポットで使える「Jeep Charging カード」を先着500名にプレゼント。カード発行料手数料に加え、普通・急速充電が使える月額会員料金および月180分相当の充電料金を6か月間無償で提供します。
編集部から一言
ついにジープの新しいSUV、しかもBEVとなる「アベンジャー(AVENGER)」は、ボディサイズは全長 4,105mm × 全幅 1,775mm × 全高 1,595mmとしており、トヨタのヤリスクロスや、WR-Vなどと同様のサイズ感となっています。
ニュースリリース
https://www.stellantis.jp/news/20240606_jeep_avenger_teaser
ジープ アベンジャー