日産は、注文受付を一時停止していた「キックス」は、世界的な原材料費や物流費などの高騰を鑑み、下表の通り価格を改定し、2023年4月10日より注文受付を再開した。また、特装車においても価格を改定し発売。
日産 新型 キックス 価格改定
グレード | エンジン (モーター) | 駆動 方式 | 価格 (10%) | 新価格 (10%) |
---|---|---|---|---|
X | HR12DE (EM57) | 2WD | 2,798,900円 | 2,998,600円 |
X FOUR | HR12DE (EM57) (MM48) | 4WD | 3,061,300円 | 3,261,500円 |
X ツートーンインテリア エディション | HR12DE (EM57) | 2WD | 2,908,400円 | 3,108,600円 |
X FOUR ツートーンインテリア エディション | HR12DE (EM57) (MM48) | 4WD | 3,171,300円 | 3,371,500円 |
特別仕様車 X スタイル エディション | HR12DE (EM57) | 2WD | 3,018,400円 | 3,218,600円 |
特別仕様車 X FOUR スタイル エディション | HR12DE (EM57) (MM48) | 4WD | 3,281,300円 | 3,481,500円 |
グレード | エンジン (モーター) | 駆動 方式 | 価格 (10%) | 新価格 (10%) |
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AUTECH | HR12DE (EM57) | 2WD | 3,185,600円 | 3,407,800円 |
AUTECH | HR12DE (EM57) (MM48) | 4WD | 3,448,500円 | 3,670,700円 |
日産 新型 「キックス」一部仕様向上する 次世代の「e-POWER」搭載
日産の「キックス」は2022年7月19日に一部仕様向上を行い日本にて発売する。発売から丸2年となる「キックス」は一体どんな進化を遂げているのか、今までとは違いが数多くあるのでまとめてみた。
エクステリアは「X スタイルエディション」には「上品なダーククローム調のフロントマスク」流行りの「一文字LEDテールランプ」を採用。
インテリアは最新の「センターコンソール」のデザインを採用し一新する。
次世代の「e-POWER」搭載し新たに4WDモデルをラインナップ。
特別仕様車「スタイルエディション」を設定
「キックス e-POWER」のマイナーチェンジを行いエクステリアでは新しい日産エンブレムを採用し、リヤコンビネーションランプは流行りの左右のLEDランプと共に特徴的な一文字シグネチャーランプを採用。次世代「e-POWER」としてEM47モーター+MM48モーターを採用し、なんと最高出力100kW(136ps)/3,183rpm、最大トルク300Nm30.6kgmとし走行性能を向上した。4WDモデルには次世代電動4輪駆動システム「e-POWER 4WD」を採用。更にインテリアでは「センターコンソール」のデザインを一新する。特別仕様車「スタイルエディション」を設定する。
次世代電動4輪駆動システム「e-POWER 4WD」
リヤには、50kWのモーターを採用。日産独自の、前後独立モーターを緻密かつ瞬時に制御する技術により、ドライ路面はもちろん、ウェットやアイスバーン、深い雪道などといったあらゆる路面状況において、力強く安定した快適な走りを実現。4輪を滑らかに駆動するため、滑りやすい路面でも安定感のある力強い発進や加速を可能。減速時は、4輪の減速力を高精度に制御するため、車体をフラットに保ったまま安定して減速することが出来きる。後輪に回生制御を追加したことで、エネルギー回収効率も向上。 コーナリングにおいては、前後の駆動力の配分を自在に変えることが出来るため、滑りやすい路面でも高い性能を発揮。
日産 新型 キックス e-POWER マイナーチェンジ スペックについて
次世代「e-POWER」はEM47モーター+MM48モーターを採用し、なんと最高出力100kW(136PS)/3,410-9,697pm、最大トルク280Nm(28.6kgfm)/0-3,410rpmとし走行性能を向上した。4WDモデルには次世代電動4輪駆動システム「e-POWER 4WD」を採用。
スペック | 新型 キックス e-POWER 2WD | 新型 キックス e-POWER 4WD |
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全長 | 4,290mm | 4,290mm |
全幅 | 1,760mm | 1,760mm |
全高 | 1,605mm | 1,605mm |
ホイールベース | 2,620mm | 2,620mm |
エンジン | 直列3気筒 1.2Lエンジン「HR12DE」型 +モーター「EM47」型 | 直列3気筒 1.2Lエンジン「HR12DE」型 +モーター「EM47」型 +モーター「MM48」型 |
最高出力 | 60kW(82PS)/ 6,000rpm | 60kW(82PS)/ 6,000rpm |
最大トルク | 103Nm(10.5kgm)/ 4,800rpm | 103Nm(10.5kgm)/ 4,800rpm |
モーター 最大出力 | 100kW(136PS)/ 3,410-9,697rpm | 100kW(136PS)/ 3,410-9,697rpm |
モーター 最大トルク | 280Nm(28.5kgm)/ 0-3,410rpm | 280Nm(28.6kgfm)/ 0-3,410rpm |
リアモーター 最高出力 | - | 50kW(68PS)/ 4,775-10,259rpm |
リアモーター 最大トルク | - | 100Nm(10.2kgm)/ 0-4,775rpm |
バッテリー | リチウムイオン バッテリー | リチウムイオン バッテリー |
駆動方式 | 2WD | 4WD |
乗車定員 | 5名 | 5名 |
WLTCモード 燃費 | 23.0km/L | 19.2km/L |
日産 新旧 キックス スペック 比較
スペック | 新型 キックス e-POWER | 新型 キックス e-POWER |
---|---|---|
全長 | 4,290mm | 4,290mm |
全幅 | 1,760mm | 1,760mm |
全高 | 1,610mm | 1,610mm |
ホイールベース | 2,620mm | 2,620mm |
エンジン | 直列3気筒 1.2Lエンジン「HR12DE」型 +モーター「EM47」型 | 直列3気筒 1.2Lエンジン「HR12DE」型 +モーター「EM47」型 +モーター「MM48」型 |
最高出力 | 60kW(82PS)/ 6,000rpm | 60kW(82PS)/ 6,000rpm |
最大トルク | 103Nm(10.5kgm)/ 3,600-5,200rpm | 103Nm(10.5kgm)/ 3,600-5,200rpm |
モーター 最大出力 | 95kW(129PS)/ 4,000-8,992rpm | 100kW(136PS)/ 3,410-9,697rpm |
モーター 最大トルク | 260Nm(26.5kgm)/ 500-3,008rpm | 280Nm(28.6kgfm)/ 0-3,410rpm |
リアモーター 最高出力 | - | 50kW(68PS)/ 4,775-10,259rpm |
リアモーター 最大トルク | - | 100Nm(10.2kgm)/ 0-4,775rpm |
バッテリー | リチウムイオン バッテリー(1.57 kWh) | リチウムイオン バッテリー |
駆動方式 | 2WD | 2WD/4WD |
乗車定員 | 5名 | 5名 |
WLTCモード 燃費 | 20km/L | 23.0km/L(2WD) 19.2km/L(4WD) |
日産 新型 キックス について思うこと
日産にとって「キックス」は日本市場においてコンパクトSUVという存在であり販売力の高い車種である。今回は日産として正常進化を果たし、エクステリア、インテリア、更にエンジンまで全てを一新することで見た目以上に乗ったときに進化を感じるモデルとなる。安全装備の充実やインテリアの最新装備により頼れる一台となる。色々話してきたが、今回の新型「キックス」は7月に発売した瞬間に話題となることは間違なく、見慣れないデザインに驚く人も多いのは間違ないだろう。あと一ヶ月余りの発売が楽しみである。
キックス
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/kicks.html
日産 ニュースリリース
https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/release-59fdaa4ff6320fc49d0908ab722aad61-230410-01-j