米国のスバルは新型「BRZ」の2024年モデルに新たなグレードを追加し2023年7月23日発表、2023年秋に発売する。更にティーザー画像を2023年7月17日に公開した。
米国 スバル 新型 BRZ 2024年モデル につて
「よりシャープでより焦点を絞った」BRZを7月23日に発売する、このモデルはカリフォルニア州アルカディアで開催されるスービーフェストで発表される予定だ。新グレードについては「よりシャープでより焦点を絞った BRZ」と発表しており、このモデルが実際に性能アップグレードを導入することを示唆している。トヨタ GR86には、トヨタがGRカローラの300hp(224kW/304PS)1.6 Lエンジンを搭載したモデルをテストしているとの報道があった。現行よりも出力を高めたエンジンとする可能性が高そうだ。
スバル 新型「SUBARU BRZ」C型 一部改良 2023年モデル
SUBARUは「SUBARU BRZ」の一部改良(C型)を行い、2023年秋に発売する。マニュアルトランスミッション車(以下MT車)向けの運転支援システム「アイサイト」を開発し初採用。
「SUBARU BRZ」改良モデル(日本仕様車)に採用するMT車向けアイサイトは、「SUBARU BRZ」のオートマチックトランスミッション車向けのアイサイトをベースに、プリクラッシュブレーキや追従機能付きクルーズコントロール、車線逸脱・ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、後方ソナー警報機能のクリアランスソナーを装備。アイサイトの高い衝突回避、衝突被害軽減、運転負荷軽減の各性能へMT車の特性に合わせた制御を施し、リアルワールドの幅広いシーンでの安定した動作を実現、運転する愉しさと安心を高い次元で両立。
2代目 新型 BRZについて
スバルは新型「BRZ」のフルモデルチェンジを行い日本では2021年7月29日発表、発売する。新型「GR 86」もフルモデルチェンジを果たす。先代モデルは2012年3月28日発売を開始しており、丸9年でのフルモデルチェンジとなる。「BRZ」はスバルがトヨタと共同開発したスポーツカー。トヨタブランドでは兄弟車のトヨタ「86」として販売され、生産は両車とも富士重工業群馬製作所本工場にて行なわれる。
トヨタとBMWとの提携により、トヨタは新型「スープラ」、BMWは新型「Z4」を2019年3月25日に発売していることもあり、同じくトヨタとスバルとの共同開発したスポーツカーである「BRZ」の次期モデルの開発はないのではと噂されてはいたものの・・・富士重工業(株式会社SUBARU)は2005年から現在までもトヨタ自動車が買い取って筆頭株主であり、富士重工業とトヨタ自動車が提携することで合意している。トヨタ自動車およびトヨタグループ(トヨタ傘下)のダイハツ工業との開発部門の交流や部品共通化によるコスト削減などを行っており開発においても変わりなく行っている様子だ。富士重工業(株式会社SUBARU)の社長 吉永 泰之氏は取材でもBRZは1世代で終わらす考えがないこと明らかにしている。「86」と「BRZ」は手頃なスポーツカーとして人気もあり、新モデルの開発は両社の企業イメージアップにつなげる。エクステリアはキープコンセプトでありエンジンなどは新モデルをランナップする。
キープコンセプトである新型「BRZ」は旧型よりも曲線的なボディワークを採用、フロントエンドには異なるバンパーとボンネット、幅の広いフェンダー、そしてもちろん新しいヘッドライト採用。ブーツに統合されたリアスポイラーと最新のLEDヘッドライトのセット。ツインエキゾーストパイプとワイドヒップフェンダーのセット。スバルグローバルプラットフォームの開発から得たノウハウを取り入れ、さらにインナーフレーム構造や構造用接着剤などを採用。初代モデルに対しフロント横曲げ剛性を約60%、ねじり剛性を約50%と大幅に向上。ルーフ、フード、フロントフェンダーの素材に軽量なアルミを採用。前後左右重量の適正化やさらなる低重心化を実現し、運動性能を向上。18インチアルミホイール装着車には、215/40R18 ミシュラン パイロットスポーツタイヤを装備。
2代目 新型 BRZ フルモデルチェンジ エクステリア
より低く、よりワイドに設置されたヘキサゴングリルが低重心を主張するとともに、グリルから始まり後方へ連なる芯の通った造形で、体幹の力強さを表現。絞り込んだキャビンと力強く張り出したフェンダーのダイナミックな抑揚が、スポーツカーらしい走りへの期待感を高めた。
2代目 新型 BRZ フルモデルチェンジ インテリア
シンプルな水平基調のインストルメントパネルや低く設置したメーターバイザーにより、広い視界を確保。集中して運転を愉しむことのできる室内空間を提供。インテリアには7インチTFT液晶パネルとセグメント液晶パネルを組み合わせたデジタルメーターを採用。
2代目 新型 BRZ フルモデルチェンジ 搭載エンジンは?
新しい自然吸引の2.4L 水平対向4気筒エンジン、最高出力228HP/7,000 rpm 最大トルク184lb-ftに標準の6速MTまたは6速ATトランスミッションを選択できる。前のモデルよりトルクを15%向上させた。AT搭載車では、SPORTモードの制御が進化。クルマがスポーツ走行中と判断した際には、ドライバーの意思や操作に応じて、最適なシフト操作を自動的に行い、よりダイレクト感のあるコーナリングを可能。
新型 BRZ スペックについて
スペック | 新型 BRZ |
---|---|
全長 | 4,265mm |
全幅 | 1,775mm |
全高 | 1,310mm |
ホイールベース | 2,575mm |
エンジン | 2.4L 水平対向4気筒 エンジン +ポート燃料噴射装置〈TOYOTA D-4S〉 |
最高出力 | 173kW(235ps)/ 7,000rpm |
最大トルク | 250Nm(25.5kgm)/ 3,700rpm |
トランスミッション | 6速MT/6速AT |
駆動方式 | FR |
WLTCモード燃費 | 11.7-12.0km/L |
新型 BRZ 価格 グレード
モデル | エンジン | トランス ミッション |
駆動 方式 |
価格(10%) |
---|---|---|---|---|
Cup Car Basic | 2.4L 水平対向 4気筒エンジン |
6速MT | 2WD(FR) | 3,338,500円 |
R | 6速MT | 3,080,000円 | ||
6速AT | 3,2450,00円 | |||
S | 6速MT | 3,267,000円 | ||
6速AT | 3,432,000円 |
スバルニュースリリース
https://www.subaru.co.jp/news/2022_05_26_151055/
BRZ