三菱はASEAN市場向け新型となるコンパクトSUVをインドネシアにて2023年8月10日発表(現地時間)する。2023年8月10日から開催されるインドネシア国際モーターショーでの発表を予定している。新型モデルは、展示された三菱「XFCコンセプト」からインスピレーションを得ている。インドネシアでは2023年11月から発売が開始される予定だ。
三菱 新型SUV について
新型モデルは、全長4,390mm、全幅1,810mm、全高1,660mmの寸法を誇り、「トップクラス」の最低地上高8.7インチ(222mm)を持ち、初のウェットモードを含む4つの走行モードを搭載する。他のモードはノーマル、グラベル、マッドですが、激しい降雨による冠水路でもハンドルが取られにくく、雨季のインドネシアの道路状況を見たことがある人なら理解できる。最新インフォテインメントシステムと、新しいヤマハサウンドシステムを搭載。パワートレインは103hp(77kW/105PS)を発揮する「エクスパンダー」に採用された4A91型 1.5Lガソリンエンジンを搭載する可能性がある。高性能の吸音材と防振材を使用することにより、高い静粛性を実現。
菱はベトナムにて、コンパクトSUVコンセプトカー「MITSUBISHI XFC CONCEPT」を2022年10月19日に世界初披露しました。今後は2022年10月26日から30日まで開催されるベトナムモーターショー2022に参考出品、一般公開する。
コンパクトSUVコンセプトカー「MITSUBISHI XFC CONCEPT」について
今回発表するコンセプトカー「MITSUBISHI XFC CONCEPT」は、アセアン各国の現行ラインナップにない待望のコンパクトSUV。「MITSUBISHI XFC CONCEPT」は、「Best suited buddy for an exciting life(毎日を愉しく過ごすことができる頼もしい相棒)」をコンセプトに、SUVらしい力強く堂々としたデザイン、運転のしやすさや十分なラゲッジルームといった実用性、クラストップレベルの居住空間などの快適性、荒れた路面や激しい降雨による冠水路でも安心・安全の走破性を実現した、新世代のコンパクトSUV。
加藤隆雄社長は「新型コンパクトSUVは2023年度にベトナムを含むアセアン各国に順次投入していきます。将来的には電動車の追加や、アセアン以外の地域にも展開する計画であり、アセアン戦略車から世界戦略車となり当社の販売を牽引するクロスオーバーMPV『エクスパンダー』のような主力車種に育てていきたいと思います」と語っている。
「MITSUBISHI XFC CONCEPT」エクステリア
三菱自動車のデザインフィロソフィー「Robust & Ingenious」のもと、コンパクトでありながらSUVらしい力強く堂々とした佇まいと、フロントのスリーダイヤから始まり、サイド、リヤへと流れるように続くスリークなサーフェイスを融合させ、アセアンの都会に合うスタイリッシュでスポーティな造形としました。一方で、しっかりと確保した最低地上高と大径タイヤによって悪路走破性を高め、堅牢性と敏捷性を表現し、アウトドアシーンでも存在感を発揮する本格的なSUVスタイリングとしている。
フロントフェイスは、パフォーマンスとプロテクションを表現する「ダイナミックシールド」を、コンセプトに合わせて進化させました。ヘッドライトユニットは、上部のL字型のヘッドライトと下部のスリット状のデイタイムランニングランプを一体化してT字型に発光させるアイコニックなデザインとし、ワイド感を強調しています。ボディサイドは張りのある豊かな面構成とし、彫刻的な前後フェンダーアーチやキャラクターラインを施し、SUVの力強さや躍動感を表現。リヤもフロントと同様にT字型のテールランプを採用し、ワイドで安定感のあるリヤスタイルを実現。
「MITSUBISHI XFC CONCEPT」インテリア
インテリアでは、SUVとして重要な運転のしやすさ、居住性の高さにこだわった。インストルメントパネルには水平基調のデザインを採用。前方の視認性を高めるとともに、悪路走行時の車体姿勢の変化をつかみやすくしています。インストルメントパネルからドアトリムまでつながるダイナミックな形状とし、さらにソフト素材で巻いたパッドを連続させることで、包まれ感、守られ感を演出し、安心で快適なインテリアを追求。
良好な前方視界を確保し、見切りがよく取り回しやすいといった運転のしやすさを追求。インストルメントパネルにはフル液晶ドライバーディスプレイとセンターディスプレイを一体化した大型パネルを採用、ナビゲーションや路面状況など運転に必要な情報を3画面で表示可能とすることで、先進性を表現しながら、安心で快適な運転環境を提供。コンパクトサイズのボディでありながら、十分なラゲッジルームを確保するなど実用性を追求。コンパクトSUVながら広々とした室内空間を実現。特に後席ではゆとりある足元スペースなどクラストップレベルの快適性を実現。
三菱ニュースリリース
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2022/detail5656.html
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