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やっぱり高級感がすごい! レクサス 新型「LM500h “version L”」3列シート6人乗り 感想とレビュー

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2024-lexus-LM500h

レクサスは新型LMの、3列シート6人乗り仕様となる「LM500h “version L”」がついに2024年5月9日に日本で販売されました。今回は実際に新型LMの実車を見てきましたので、感想や選ぶときのポイントや注意点をまとめて解説いたします。購入時の参考にして頂けたら幸いです。

目次

高級感のあるエクステリア デザイン

LMではレクサス最新のデザイン「ユニファイドスピンドルボディ」を採用!グリルの上部が埋められ、下部に向かって開くユニファインドスピンドルになっています。アルファードやヴェルファイアとはまた違った上質感もあり、キャラクター性がありました。ヘッドライトは上下にL字型のディタイムランニングライトとポジションランプが付いています。三眼フルLEDヘッドランプになっています。ウインカーはヘッドランプ上部のL字部分が光ります。ウインカー点灯時は下のデイライトは消えます。

ボディサイズが全長5,125mm、全幅1890mm、全高1955mm、ホイールベース3000mm。となりますが、アルファードやヴェルファイアよりも全長が+130mm、全幅も++40mmとなっています。

スペック新型「LM」新型「アルファード」
新型「ヴェルファイア」
全長5,125mm4,995mm+130mm
全幅1,890mm1,850mm+40mm
全高1,955mm1,935mm+20mm
ホイールベース3,000mm3,000mm+0mm

日本の都心部では多く機械式の立体駐車場がある、デパートや繁華街にある立体駐車場であれば全高2,000mm以下である。どちらも全高をクリアしているのでお店などの駐車は問題のない設計になっている。

サイドを見ると、ドアに下やウィンドウガラス周り、ドアハンドルにもメッキラインが入っていて高級感がすごかったです。ドアハンドルはeラッチシステムを採用しており、自分は使い慣れていないので少し違和感はありましたが、未来的でした。タイヤはミシュラン製のPRIMACY SUV 225/55R19を装着しており、19インチのLMオリジナルのアルミホイールを装着していました。(オプション設定で17インチに変更できます)アルファード・ヴェルファイアのアルミホイールよりもデザインは素晴らしいです!

リアは、リアコンビネーションランプは横一文字ですが、感想としては太くて、今までのレクサスにはない斬新なデザインだと感じました。見慣れていないからか違和感を感じてしまいました。リアウィンカーはL字に光ります。アルファード・ヴェルファイアはシーケンシャルウィンカーを採用していますが、LMは通常のウィンカーです。エンブレムは「LM500h」の下に「DIRECT4」のエンブレムが付いていました。LMは4WD設定のみです。

高級感のあるインテリア

インテリアは質感が高く、ドアの隅から隅までソフトパットでどこを触っても手触りがいい作りになっていました。さすがレクサスと言った感じです。

インナードアハンドルのeラッチシステムは更に戸惑います。慣れると楽かもしれませんね。ただし、eラッチシステムの最大の利点は安心降車アシストが付いているところです。ブラインドスポットモニターを活用して後方から自転車や接近車両を検知して、ドアオープンを停止またはキャンセルしてくれる安心装備が付いています。更に半ドアにならない、イージークローザーも採用しています。

運転席、助手席はセミアニリン本革といういい革を使っています。8WAYパワーシートを運転席、助手席、に採用。

少し残念なのはナビゲーションは14インチナビゲーションシステムが採用、デザインがそのまま、アルファード・ヴェルファイアと同様なので少しでも違いが欲しかったです。こちらも同じですが、12.3インチのフル液晶メーターを採用、ハンドルの操作系はタッチトレーサーを採用しています。

ステアリングヒーター、シートベンチレーションはオートで操作可能。もちろん、手動でも使えます。サウンドシステムには23スピーカーMark Levinson Reference 3D Surround Sound Systemを設定。アルファード・ヴェルファイアは12スピーカーJBLプレミアムサウンドシステムなのでここは大きく違いますが、音は出せなかったので違いを体感することはできませんでした。

全体的に木のオーナメントパネルがついていて落ち着いた雰囲気を感じることができました。至る所にサテンメッキが施されていて素晴らしいかったです。

アムレストコンソールは左右に開く仕様になっていました。中にはUSBタイプCとHDMIの端子・アクセサリー端子が入っていました。

アルファード・ヴェルファイアも同じでしたが、助手席のオットマン搭載してほしかったです、30系までのアルファード・ヴェルファイアは助手席にオットマンがあって喜ばれてたので、新型すべてないのは、理由が別にあるんですかね。

後部座席は、本当に快適です。本当に2列目は広々しています。セカンドシートは基本的にはアルファード・ヴェルファイアのエグゼクティブラウンジのシートと個人的には同じ感じがしました。リアエンターテイメントシステムは14インチモニターが付いてました。シートヒーター、シートベンチレーション、マッサージ機能もあります。

3列目はアルファード・ヴェルファイアとの最大の違いはアームレストが中央に立派なものが付いており、6人乗り仕様となっています。

ラゲッジスペースは3列目シートを後端になっていると、ほぼ無い状態です。3列目の格納方法はアルファード・ヴェルファイア同様に跳ね上げしきです。

特別なエンジン仕様

「LM500h」と「LM500h“EXECUTIVE”」には、2.4Lターボハイブリッドを搭載、2.4L直噴ターボエンジン+ハイブリッドシステム(T24A-FTS)に「Direct Shift-6AT」はレクサスのRX500hと同じパワートレインを採用しています、アルファード、ヴェルファイアにはないパワートレインで、差別化が図られています。最大の違いはここかもしれません。

スクロールできます
スペックLexus LM
新型「LM」
アルファード
新型「アルファード」
新型「ヴェルファイア」
全長5,125mm4,995mm
全幅1,890mm1,850mm
全高1,955mm1,935mm
ホイールベース3,000mm3,000mm
エンジン2.4L直噴ターボエンジン+
ハイブリッドシステム
(T24A-FTS)
2.5L 直列4気筒
直噴エンジンD-4S 
+モーター(THSⅡ)
最高出力202kW(275PS)/
6,000rpm
140kW(190ps)/
6,000rpm
最大トルク460Nm(46.9kgmf)/
2,000-3,000rpm
236Nm(24.1kgm)/
4,300-4,500rpm
モーター
最高出力
フロント:64kw(87ps)
リア:76kw(103ps)
フロント:134kw(182ps)
リア:40kw(54ps)
モーター
最大トルク
フロント:202Nm(20.6kgm)
リア:169Nm(17.2kgm)
フロント:270Nm(27.5kgm)
リア:121Nm(12.3kgm)
システム
最高出力
E-Four:273kW(371ps)2WD:184w(250ps)
トランス
ミッション
Direct Shift-6AT電気式
無段階変速機
駆動方式4WD
(E-Four)
2WD/4WD
(E-Four)
乗車定員4名7名
最小回転半径5.9m5.9m
WLTCモード燃費13.5㎞/L(4WD)17.5-17.7km/L(2WD)
16.5-16.7km/L(4WD)
価格(10%)15,000,000円~
20,000,000円
6,200,000円〜
8,920,000円

納期

現在のところ納期は4ヶ月程度ということですが、今後は伸びる可能性もありそうです。一方「アルファード」「ヴェルファイア」の受注停止は続いています。

「LM」も今後どうなるかは不透明です。商品を検討している方は、早めに購入を検討することが賢明かもしれません。

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編集部から一言

筆者が購入したアルファードは2.5Lハイブリッドモデルで乗り出し700万円ほどですが、今回の6人乗り仕様のLM500hは1500万円とプラス諸経費なので2倍以上の価格差なのですが、色々部分に細かな差はありますが、実際に運転をして乗り比べてみないと本当の違いはわからないかもしれません。ただ、レクサスとして出しているというのは本当によく分かる車でした。次回は試乗してみたいと思います。購入を検討している方の参考になればうれしいです。

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この記事を書いた人

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