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トヨタ ノア 一部改良 7つの 残念なところ 2026年5月6日発売モデルの気になる点を徹底解説

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2026年4月10日、トヨタが正式発表したノア(90系)のビッグマイナーチェンジ版が、同年5月6日に発売されることが決定しました。フロントデザインの刷新、メーターの大型化、ハイブリッド専用車への移行など、進化ポイントが多数ある一方で、「ここは変えてほしかった」「なぜ対応しなかったのか」と感じさせる部分も少なくありません。今回の記事では、トヨタ ノア 一部改良(2026年5月6日発売モデル)の残念なところ・気になる点を徹底的に解説します。購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んでご判断の参考にしてください。

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目次

2026年5月発売・新型ノア一部改良の概要:

まず簡単におさらいしておくと、今回のビッグマイナーチェンジでは、カーボンニュートラルの実現に向けてパワートレーンをハイブリッド車(HEV)に統一(ウェルキャブを除く)し、ガソリンモデルが廃止されました。新グレード「S-X」が追加され、フロントまわりのデザイン変更、メーター液晶の大型化、前後方ドライブレコーダーの設定拡充、静粛性の向上、新色ボディカラー(ニュートラルブラック・アーバンロック)の追加など、多くの点が改善されています。それでも、オーナー目線やカーライフを深く考えると「なぜここが変わらなかったのか」と首をかしげたくなる点が残っているのも事実です。

【残念ポイント①】ガソリンモデル廃止で最低価格が320万円超えに:

今回最も大きく影響するのが、ガソリンモデルの完全廃止です。これにより、ノアの全グレードがハイブリッド(HEV)専用車となり、最も手頃なHEV S-Xでも車両本体価格が326万1,500円(税込)からとなりました。ビッグマイナーチェンジ前と比べると12.8万円〜15.5万円程度の値上げとなっており、ファミリーカーとして検討していた層にとって予算ハードルが一気に上がった格好です。ハイブリッドによる燃費性能の向上は確かなメリットですが、「もう少し安い価格帯で選べるノアがほしい」というニーズに対しては、今回の一部改良が逆風となっています。

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【残念ポイント②】オートブレーキホールド(ABH)にメモリー機能が非搭載:

多くのユーザーが期待していたにもかかわらず、今回の一部改良でも見送られてしまったのが、オートブレーキホールド(ABH)のメモリー(自己復帰)機能です。このメモリー機能とは、エンジンを一度切ってもABHのオン状態が記憶され、次回エンジン始動時に自動でオンに戻るという機能で、信号待ちの多い日常使いでは非常に重宝するものです。すでにトヨタの現行シエンタやアクアにはこのメモリー機能が採用されているにもかかわらず、ノア・ヴォクシーへの搭載は見送られました。ファミリーミニバンとして毎日乗る機会が多い車種だからこそ、この機能の欠如は実用面での不満につながりやすいポイントです。なぜコンパクトカーで採用されている機能が上位クラスのミニバンに搭載されないのか、という疑問はユーザー間でも根強く残っています。

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【残念ポイント③】ユニバーサルステップが助手席側のみ:

メーカーオプションとして設定されているユニバーサルステップ(税込33,000円)は、今回の一部改良でも引き続き助手席(左)側のみの対応となっています。上位クラスのラージサイズミニバンであるアルファード・ヴェルファイアでは、運転席・助手席の両側にユニバーサルステップが設定されている(ただしオプション費用も倍になる)ことと比べると、ファミリー層や高齢の方が同乗する機会の多いノアのユーザーにとっては物足りなく感じる部分です。今回のビッグマイナーチェンジで両側対応になるのでは、という期待が高まっていただけに、変わらなかった点は「残念」と感じるオーナーが多いでしょう。おそらくミドルサイズとラージサイズのミニバンで商品力を意図的に差別化しているものと思われますが、それでも惜しいポイントです。

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ユニバーサルステップ
ユニバーサルステップ

【残念ポイント④】S-Z(E-Four)グレードのホイールが16インチのまま:

エクステリアデザインの刷新が大きな話題になっている今回の一部改良ですが、上位グレードであるHEV S-Z(2WD)では17インチアルミホイールの意匠が新しくなった一方で、HEV S-Z(E-Four)およびHEV S-Gグレードについては変わらず16インチアルミホイール(ダークグレーメタリック塗装)が継続採用されています。同じS-Zでありながら、駆動方式によってホイールサイズに差が出てしまうのは、見た目の統一感という点でやや残念です。積雪地域など4WDを選びたいユーザーがE-Fourを選択すると、スタイル面での満足度がやや下がってしまう可能性があります。

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ノアのSNOW EXTRAモード走行イメージ(E-Four車に標準設定)
ノアのSNOW EXTRAモード走行イメージ(E-Four車に標準設定)

【残念ポイント⑤】HEV S-Gはオプション制限が多く装備格差が大きい:

ノアの中間グレードであるHEV S-Gは価格面でのバランスが良さそうに見えますが、実際にオプションを詳しく確認すると、上位グレードのHEV S-Zとの装備格差が非常に大きいことがわかります。具体的には以下の通りです。

  • 前後方ドライブレコーダーがメーカーオプション扱い(HEV S-Zは標準装備)
  • 快適利便パッケージ(High)が選択不可のため、パワーバックドアのメモリー機能、ステアリングヒーター、シートヒーター、オットマン、角度調整付アームレストといった快適装備が一切使えない
  • アドバンスドドライブのセットオプションを選んでもヘッドアップディスプレイ(HUD)が非搭載
  • LEDヘッドライト(オートレベリング+デイライト+AHS)がS-Zのみの設定で選択不可
  • デジタルインナーミラーの設定がなし
  • メーターが7インチ液晶+LCD止まり(S-Zは12.3インチフル液晶メーター)

中間グレードにもかかわらず、ここまで多くの制限があると、実質的にS-Zとの価格差を埋める魅力が薄く感じられてしまいます。コストを抑えてS-Gにしたつもりが、後からオプションを積み上げると大差ない金額になってしまうケースも考えられるため、グレード選びには十分な注意が必要です。

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S-Zにメーカーオプションのプロジェクター式LEDヘッドライト(オートレベリング機能付き)+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプ(デイライト機能付き)
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オプティトロンメーター+12.3インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ

【残念ポイント⑥】HEV S-XはドライブレコーダーのMOP設定なし:

新たにラインナップに加わったエアロデザインのエントリーグレード「HEV S-X」ですが、このグレードではドライブレコーダーのメーカーオプション(MOP)設定がありません。つまり、S-Xでドライブレコーダーをつけたければディーラーオプション(DOP)で対応するしかなく、MOPと比べて割高になってしまいます。現代の安全意識の高まりを考えると、前後方ドライブレコーダーはもはや必須装備に近い存在です。最安グレードだからこそMOP設定がないというのは、エントリーユーザーへの配慮が不足していると感じざるを得ません。

【残念ポイント⑦】S-Zのヘッドライトは標準ではマニュアルレベリング:

今回の一部改良でプロジェクター式LEDヘッドライトが全グレードに標準装備されたことは大きな進化です。ただし、HEV S-Zであってもデイライト機能付きのオートレベリング式LEDヘッドライトはメーカーオプション扱い(税込62,700円)となっています。最上位グレードでありながら、ヘッドライトの上位仕様がオプションというのは「標準で全部入りにしてほしかった」と感じる方も多いはずです。アダプティブハイビームシステム(AHS)もこのオプションに含まれているため、夜間の安全性を重視する方には実質的に必須オプションとなり、コストが膨らむ要因の一つです。

【まとめ】残念な点を踏まえた上でどのグレードが買いか:

今回の一部改良版ノアは、確かに多くの点で進化を遂げており、特に静粛性の向上、メーターの大型化、装備の充実化は評価できます。しかし一方で、ABHメモリー機能の非搭載、ガソリンモデル廃止による価格帯の引き上げ、グレード間の大きな装備格差、S-Z(E-Four)の16インチホイール据え置きなど、「なぜここが変わらなかったのか」と感じさせる点も無視できません。

購入を検討する方には、以下の点を特に意識してほしいと思います。

  • 予算が許すなら、HEV S-Zが最もコストパフォーマンスに優れた選択肢です。ビッグマイナーチェンジ前と比べて総支払額がほとんど変わらない水準で、装備内容は大幅に充実しています。
  • S-Gを選ぶ場合は、オプション制限の多さをしっかり把握した上で、本当に必要な装備が揃っているかを確認してください。
  • S-Xはエアロデザインとコストのバランスモデルですが、装備の制限を理解した上で選ぶことが重要です。

ノアは家族での移動に特化した高い実用性を誇る人気ミニバンです。今回の一部改良における残念なポイントをしっかり把握した上で、ご自身のライフスタイルに合ったグレード・オプション選択をしてください。

ノア

https://toyota.jp/noah

ノア ニュースリリース

https://toyota.jp/news/?n=1001&d=car_contents

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この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

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