グループ会社であるルノー、日産、三菱はオープンイノベーションを支援する企業ベンチャーキャピタルファンド「アライアンス・ベンチャーズ(Alliance Ventures)」を設立し、今後5年間で最大10億ドルを投資すると2018年1月9日発表 (現地時間)。
アライアンス・ベンチャーズ(Alliance Ventures)について
アライアンスの戦略を補完するもので、クルマの電動化、自動運転システム、コネクティビティなどの分野での収益増、コスト削減、コスト回避を目指します。アライアンスは、「アライアンス2022」の期間中、EV用の共通プラットフォームおよび共用部品を活用し、100%EVを12車種投入する計画のほか、40車種への自動運転技術搭載と、無人運転車両による配車サービス事業への参画も目指す。
Alliance Ventures は、既存の研究・先行開発チームと協力しながら、投資を行うイノベーション分野や市場を特定していきます。また、ベンチャーキャピタルの専門家を採用し、同事業のプラットフォーム開発を行っていきます。同ファンドは、シリコンバレー、パリ、横浜、北京にあるアライアンスメンバーの技術研究センターや、強固なイノベーションエコシステムを有するエリアの近くに拠点を設ける予定。
ルノー、日産自動車はそれぞれ40%ずつ、三菱自動車は20%を新ファンドに共同出資し、投資判断や業績管理を行う専門の投資委員会を設置する予定。
CES 2018
日産ニュースリリース
https://newsroom.nissan-global.com/releases/release-4a75570239bf1983b1e6a41b7d01e4f0-180110-01-j
ルノーニュースリリース