日産が北米で販売しているSUV「ムラーノ」が、2025年初頭にフルモデルチェンジを実施し、2025年モデルとして発売される予定です。2024年10月16日（現地時間）にデザインや仕様が一部公開されました。現在のところ日本発売は予定されていません。
現在販売されている3代目ムラーノは2014年12月5日に発売されました。それから丸10年を経て、いよいよ新型が登場するということで注目が集まっています。新型ムラーノは一体どのようなモデルになるのでしょうか？以下、現時点で分かっている情報をまとめました。一体どんなモデルになるのか、詳しく解説します。
北米 日産 新型 ムラーノ フルモデルチェンジ 2025年モデル エクステリア
エクステリアはVモーショングリルから、最近の日産車で採用されているデジタルVモーショングリルとは異なり、新型キックスと同様のグリルを囲む大きな黒いエリアにシームレスに統合された水平方向のデイライトLEDが特徴です。サイドは以前よりも彫刻が少ないですが、リアガラスと視覚的にリンクされたよりスポーティなクーペフォルムのデザインとなっています。後部では、ユニークな形状のLEDテールライトが黒いトリムとシームレスに融合しています。
北米 日産 新型 ムラーノ フルモデルチェンジ 2025年モデル プラットフォームについて
プラットフォームは一新され、日産パスファインダーやインフィニティQX60などに採用されるルノー・日産の新型プラットフォーム「CMF（Common Module Family）」CMF-Dが採用されます。
北米 日産 新型 ムラーノ フルモデルチェンジ 2025年モデル インテリアについて
インテリアはシンプルなレイアウトで、12.3インチのデジタルコックピットとフラットボトムステアリングホイールを採用しています。センターディスプレイには12.3インチタッチスクリーンディスプレイ、Googleビルトインを搭載し、USB-Cポート、ワイヤレス充電パッド、ワイヤレスApple CarPlayおよびAndroid Auto接続などを採用しています。
北米 日産 新型 ムラーノ フルモデルチェンジ 2025年モデル 360° セーフティアシスト
「 360° セーフティアシスト」は、7種類の先進運転支援システムで構成される。「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」「踏み間違い衝突防止アシスト」「アダプティブハイビームアシスト/ハイビームア」「後退時車両検知警報 RCTA」「インテリジェントLI /LDW（車線逸脱警報）」「RCTA 後退時車両検知警報」「標識検知機能」を採用。
北米 日産 新型 ムラーノ フルモデルチェンジ 2025年モデル パワートレイン
新型ムラーノは、従来の3.5L V6エンジンから、2.0L VC-TURBO (KR20) 可変圧縮比ターボエンジン + 9速AT に変更されました。この変更は、パワーダウンになるため物議を醸しています。
- 旧型: 3.5L V6 直噴エンジン
- 新型: 2.0L VC-TURBO (KR20) 可変圧縮比ターボエンジン
新型エンジンの特徴
- 馬力: 241馬力 (旧型より19馬力ダウン)
- トルク: 260ポンドフィート (旧型より20ポンドフィートアップ)
- 牽引能力: 1,500ポンド (変更なし)
- 燃費: 23mpg
メリット
- トルクアップにより、加速性能が向上
- 燃費が向上
デメリット
- 馬力がダウン
新型エンジンは、馬力は下がりましたが、トルクが向上し、燃費も良くなっています。加速性能は向上していると考えられますが、馬力ダウンをどう捉えるかがポイントとなりそうです。
編集部から一言
10年ぶりのフルモデルチェンジということで、新型ムラーノには期待が高まりますね！
スタイリッシュなデザインや先進技術が搭載されるのか、今から楽しみですね。
引き続き最新情報をお届けしていきますので、どうぞお楽しみに！
日産 ムーラノ
https://www.nissanusa.com/vehicles/crossovers-suvs/murano.html
