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三菱 新型 デリカD:5 マイナーチェンジ 完全ガイド|2025年10月発売の最新情報まとめ

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Mitsubishi Delica D5 Minor Change 2025

三菱自動車の人気オフロードミニバン「デリカD:5」が、2025年10月にビッグマイナーチェンジを実施することが明らかになりました。2007年の登場から18年目を迎える現行デリカD:5は、根強い人気を誇るロングセラーモデルですが、今回の改良では外装デザインの大幅刷新をはじめ、最新の4WDシステム導入など、大きな進化を遂げます。

本記事では、デリカD:5マイナーチェンジの詳細情報を、価格、装備、発売時期まで徹底解説いたします。

目次

受注状況と市場動向

  • 現行モデル受注終了:2025年5月22日で新規受注停止
  • 在庫車販売:一部グレードは在庫車での販売継続中
  • 販売実績:2025年1-6月で13,163台(前年同期比143.8%)と好調維持

主な変更点・改良内容

外装関連の主要変更

項目変更内容詳細
フロントデザインダイナミックシールド進化版デリカミニで好評のデザイン要素を導入
リヤデザインバンパー・エンブレム変更スキッドプレート形状刷新
ボディカラー新色追加予定詳細は発表待ち

機能・装備面の強化

カテゴリ変更内容効果
4WDシステムAWC → S-AWC4つのドライブモード搭載
安全装備センサー類大幅追加前後コーナーセンサー復活
インフォテインメント12.3インチディスプレイアウトランダー同等の大画面
メーターフルデジタル化多彩な情報表示対応

デリカD:5マイナーチェンジの主な変更点一覧

新型デリカD:5では、三菱の最新デザインアイデンティティ「ダイナミックシールド」をより進化させた形で採用します。これは、デリカミニやトライトンで好評を得ているデザイン要素を取り入れたもので、以下の特徴があります

外装・デザイン関連

D5 CHAMONIX
  • 新デザイン採用:デリカミニで好評の「ダイナミックシールド」コンセプトを取り入れ
  • フロントフェイス大幅変更:より力強くワイルドなスタイリングに
  • リヤデザイン刷新:テールランプ接続バーの新デザイン採用
  • スキッドプレート形状変更:フロント・リヤともに新スタイルを採用

機能・装備面

  • 4WDシステム進化:従来の「AWC」から最新の「S-AWC」へ変更
  • ドライブモード搭載:エコ、ノーマル、グラベル、スノーの4つのモードを設定
  • デジタルメーター採用:多彩な情報表示に対応
  • 安全装備強化
    • 自転車検知機能
    • 後退時誤発進抑制機能
    • 先行車発進通知機能
    • コーナーセンサー追加(前後)
  • ナビ・モニター向上:12.3インチディスプレイ採用、バックカメラ画質向上

従来AWCとの違い

  • より精密な電子制御
  • 路面状況に応じた最適配分
  • 燃費性能の向上
  • 安定性の向上

グレード構成

  • 「M」グレード廃止:エントリーグレードを整理
  • 特別仕様車の扱い:「シャモニー」「ブラックエディション」は一時的に設定なし

デリカD:5マイナーチェンジ|エンジン・パワートレイン

搭載エンジン

現行同様、2.2L直列4気筒ディーゼルターボエンジンを継続採用。一部の情報では、三菱トライトン用の2.4Lディーゼルエンジンへの変更も示唆されていますが、現時点では2.2Lエンジンの継続が有力です。

現行エンジンスペック:

  • 最高出力:145ps/3500rpm
  • 最大トルク:38.7kgm/2000rpm
  • トランスミッション:8速AT
  • 駆動方式:4WD専用

4WDシステムの進化

最大の注目ポイントは、4WDシステムが従来の「AWC」から最新の「S-AWC(Super All Wheel Control)」に進化することです。これにより、以下の機能が追加されます:

  • 4つのドライブモード:路面状況に応じた最適な駆動力配分
  • 電子制御の高精度化:より自然で安定したトラクション制御
  • 燃費性能の向上:効率的な駆動力配分による燃費改善

デリカD:5マイナーチェンジ|価格情報

予想価格帯

マイナーチェンジ後のデリカD:5は、25万円~50万円程度の値上がりが予想されています。

グレード現行価格予想価格上昇幅
G432万円457万円+25万円
G-Power Package456万円506万円+50万円
P467万円517万円+50万円
URBAN GEAR G445万円470万円+25万円
URBAN GEAR G-Power Package469万円519万円+50万円

装備充実により価格は上昇しますが、デリカD:5の独自性とオンリーワンの価値を考慮すれば、妥当な価格設定と言えるでしょう。

価格上昇の要因

  • S-AWCシステム搭載コスト
  • デジタルメーター・大型ディスプレイ採用
  • 安全装備の充実
  • インフレによる製造コスト上昇

グレード構成の変更

  • 「M」グレード廃止:エントリーグレードの整理
  • 特別仕様車:「シャモニー」「ブラックエディション」は一時設定なし
  • 最終特別仕様車:マイナーチェンジ後に設定予定

デリカD:5マイナーチェンジ|発売スケジュール

重要な日程

時期内容詳細
2025年5月22日現行モデル受注終了既に完了
2025年10月正式発表予定東京モーターショーでの展示可能性
2025年12月受注開始ディーラーでの商談開始
2026年1-2月発売・納車開始初回生産分の納車
2026年3月末まで2025年度内発売完了年度内発売の公約達成

現在は在庫車両や特定グレードのみ注文可能な状況となっており、新型の正式発表を待つ状況です。

スパイショット画像から読み取れる情報

愛知県で撮影された開発車両

2025年6月上旬、愛知県新城市の新東名高速道路・長篠設楽原PAで撮影されたスパイショット画像から、以下の情報が判明しています。

確認できる変更点

  • カモフラージュ部分:リヤテールゲート一部とフロントバンパー部分のみ
  • ボディカラー:ブラックマイカ(既存色)
  • ホイール:現行と同じ18インチアルミホイール
  • ナンバー:三河10-23の仮ナンバー

重要な発見

  • クリアランスソナー:リヤバンパーに設置穴を確認
  • プラットフォーム:大幅な変更なしを示唆
  • 内装色:Bピラー内側がベージュ(現行継続)

デリカD:5が18年間愛され続ける理由

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唯一無二のキャラクター

デリカD:5の最大の魅力は、ミニバンとSUVの要素を併せ持つオンリーワンの存在感にあります。他社のミニバンが街乗り重視なのに対し、デリカD:5は以下の特徴で差別化を図っています:

  • 本格的なオフロード性能:最低地上高185mm、アプローチアングル21度
  • アウトドア志向のデザイン:力強く存在感のある外観
  • 絶妙なサイズ感:ノアとアルファードの中間的なサイズ
  • 7-8人乗車対応:家族構成の変化に対応

販売実績の好調さ

2024年の新車販売台数は19,886台(前年比115.5%)、2025年1-6月は13,163台(前年比143.8%)と、18年目のモデルとは思えない好調ぶりを示しています。累計販売台数:約35万台(2007年~2025年)

デリカD:5マイナーチェンジ|競合車種との比較

主な競合車種

  • トヨタ ノア/ヴォクシー:街乗り重視のファミリーミニバン
  • ホンダ ステップワゴン:利便性重視の設計
  • 日産 セレナ:e-POWER搭載のハイブリッドミニバン

デリカD:5の優位性

  • 唯一のディーゼル4WDミニバン:燃費とトルクを両立
  • 本格オフロード性能:悪路走破性で他を圧倒(最低地上高185mm)
  • 独特のデザイン性:アウトドア志向の外観で差別化
  • 優秀な燃費性能(13.6km/L)

マイナーチェンジ後の注目ポイント

1. デリカミニとの共通デザイン要素

今回のマイナーチェンジでは、好評なデリカミニのデザイン要素を取り入れることで、ブランド統一感とより親しみやすい外観を実現します。

2. 先進安全装備の充実

自転車検知機能や各種センサーの追加により、家族での利用がより安心・安全になります。

3. 室内快適性の向上

デジタルメーターや大画面ナビの採用により、運転時の情報表示や操作性が大幅に改善されます。

よくある質問(FAQ)

Q: PHEVモデルは設定されますか? A: 今回のマイナーチェンジではPHEVの設定はありません。本格的なPHEV化は次期フルモデルチェンジ(2030年頃)での検討となります。

Q: 現行モデルの下取り価格への影響は? A: デリカD:5は根強い人気により、リセールバリューが比較的安定しています。マイナーチェンジによる影響は限定的と予想されます。

Q: 燃費性能は向上しますか? A: S-AWCシステムの採用により、現行の13.6km/Lからの改善が期待されます。

Q: リセールバリューへの影響は? A: デリカD:5は根強い人気により安定した中古車価格を維持しています。マイナーチェンジ後も同様の傾向が続くと予想されます。

Q: 7人乗りと8人乗りの設定は? A: 現行同様、両方の設定が継続される見込みです。

まとめ

三菱デリカD:5の2025年マイナーチェンジは、18年目を迎えるロングセラーモデルの大幅なブラッシュアップとなります。外装デザインの刷新、S-AWCシステムの採用、先進安全装備の充実など、現代のニーズに応える内容となっています。

価格上昇は避けられませんが、デリカD:5の唯一無二の価値を考慮すれば、アウトドア志向のファミリーにとって魅力的な選択肢であることに変わりはありません。

正式発表は2025年10月予定ですが、購入を検討されている方は早めの情報収集と検討をおすすめします。デリカD:5は今後も、オールラウンダーミニバンとして多くのファンに愛され続けることでしょう。

三菱自動車 D:5

https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d5

Mitsubishi Delica D5 Minor Change 2025

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この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

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