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【2025年】トヨタ 新型 シエンタ マイナーチェンジ おすすめグレードは?2025年8月改良の全て

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Toyota - New Sienta - Minor Change - Recommended Grade for 2025

2025年8月、トヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」が待望のマイナーチェンジを実施します。今回の改良では、これまでライバルのホンダ フリードに遅れをとっていた電動パーキングブレーキがついに全グレードで標準装備となり、シエンタの商品力が大幅に向上しました。さらに、2人乗り専用の新グレード「JUNO(ジュノ)」も登場し、従来のミニバンの概念を覆す革新的な提案が注目を集めています。

本記事では、新型シエンタの詳細な変更内容から価格、おすすめグレードまで徹底解説します。

目次

2025年新型シエンタ マイナーチェンジの主要変更点

1. 電動パーキングブレーキ&メモリー式オートブレーキホールドを全グレード標準装備

電動パーキングブレーキ&メモリー式オートブレーキホールド
電動パーキングブレーキ&メモリー式オートブレーキホールド

最大の注目ポイントは、全グレードに電動パーキングブレーキとメモリー式オートブレーキホールドが標準装備されることです。これにより:

  • レーダークルーズコントロールの停止保持機能が全グレード対応
  • 信号待ちや渋滞時の運転負荷が大幅軽減
  • トヨタ初のメモリー機能付きでエンジン始動毎の操作不要

これまで上級グレードのハイブリッドZでのみ対応していた停止保持機能が、全グレードで利用可能となりました。

2. プロアクティブドライビングアシスト(PDA)の機能拡充

プロアクティブドライビングアシスト(PDA)
プロアクティブドライビングアシスト(PDA)

車線内走行時の常時操舵支援機能が追加され、クルーズコントロール作動時以外でも白線の中央を維持するよう軽やかにサポートします。

3. ドライバー異常時対応システムを全グレード標準装備

レーダークルーズコントロール+レーントレーシングアシスト作動中にドライバーの意識消失等を検知すると、ハザードやクラクションで周囲に警告し、走行車線内で安全に停車する機能が全グレードに搭載されます。

4. 革新的新グレード「JUNO(ジュノ)」登場

sienta-2025 「JUNO(ジュノ)」
新グレード「JUNO(ジュノ)」

2人乗り4ナンバー登録の完全新コンセプトグレードが登場。後部座席を撤去したフラット空間により「移動するマイルーム」を実現し、車中泊やアウトドア、モバイルオフィスなど多様な用途に対応します。

5. その他の改良点

  • シフトサイドポケットの新設
  • Xグレードでドライブレコーダー(前後方)+ETC2.0ユニットがオプション化
  • 上級グレード向け大型ディスプレイオーディオの採用

新型シエンタのパワートレインとスペック

パワートレインに変更はなく、従来通り2つのエンジンを用意:

ガソリンエンジン(1.5L直列3気筒)

  • 最高出力:88kW〔120ps〕/6,600rpm
  • 最大トルク:145Nm〔14.8kgf・m〕/4,800-5,200rpm
  • 燃費:18.3-18.4km/L(WLTC)

ハイブリッド(1.5L直列3気筒+モーター)

  • システム最高出力:85kW〔116ps〕
  • 燃費:25.3-28.2km/L(WLTC)
  • E-Four(4WD)設定あり

グレード構成と価格

ガソリンモデル価格(2WDのみ)

グレード5人乗り7人乗り
X207万7,900円211万7,500円
G242万4,400円246万4,000円
Z273万3,500円277万3,100円

ハイブリッドモデル価格

グレード5人乗り(2WD/E-Four)7人乗り(2WD/E-Four)
X243万9,800円/263万7,800円247万9,400円/267万7,400円
G277万4,200円/297万2,200円281万4,900円/301万2,900円
Z308万3,300円/328万1,300円312万4,000円/332万2,000円

価格上昇幅:ハイブリッドXが約5万円、その他グレードが約9万円の値上げとなっています。

グレード別装備の詳細比較

Xグレード(ベースグレード)

主要装備

  • 185/65R15タイヤ+15インチスチールホイール
  • 2灯式LEDヘッドランプ
  • ワンタッチ式パワースライドドア(助手席側のみ)
  • アナログメーター+4.2インチTFTディスプレイ
  • ディスプレイオーディオレス(2スピーカー)
  • オートエアコン(ハイブリッドのみ)/マニュアルエアコン(ガソリン)

Gグレード(中間グレード)

Xからの追加装備

  • ワンタッチ式パワースライドドア(両側)
  • 8インチディスプレイオーディオ(6スピーカー)
  • パノラミックビューモニター
  • ブラインドスポットモニター
  • ドライブレコーダー(前後方)
  • ETC2.0ユニット
  • 運転席シートバックスマホポケット

Zグレード(上級グレード)

Gからの追加装備

  • Bi-Beam LEDヘッドランプ(オートレベリング機能付)
  • アダプティブハイビームシステム
  • 本革巻きステアリングホイール
  • オプティトロンメーター+7.0インチTFTディスプレイ
  • 10.5インチディスプレイオーディオPlus
  • ハンズフリーパワースライドドア(両側)
  • 後席用サンシェード
  • 運転席アームレスト
  • 消臭・撥水撥油機能付ファブリックシート

実際の見積もり例と総額

コストパフォーマンス重視:ガソリンX 7人乗り

車両価格:211万7,500円
主要オプション

  • パノラミックビューモニター等セットオプション:23万2,100円
  • ETC・フロアマット等:3万5,750円

総額:約266万5,000円

バランス型:ハイブリッドG 7人乗り

車両価格:281万4,900円
主要オプション

  • 天井サーキュレーター+ナノイーX:2万9,700円
  • アクセサリーコンセント(1500W):4万5,100円
  • 15インチアルミホイール:6万500円
  • コンフォートパッケージ:9万3,500円

総額:約338万6,000円

上級仕様:ハイブリッドZ 7人乗り

車両価格:312万4,000円
主要オプション

  • 駐車支援システム(アドバンストパーク):6万6,000円
  • コンフォートパッケージ:9万3,500円
  • その他装備:約15万円

総額:約365万円

おすすめグレードの選び方

【最もおすすめ】ハイブリッドG 7人乗り

推奨理由

  1. 両側パワースライドドア標準装備
  2. パノラミックビューモニターで駐車が楽々
  3. ブラインドスポットモニターで安全性向上
  4. 前後ドライブレコーダー標準装備
  5. コストパフォーマンスが最も優秀

アルミホイールを追加すれば上級グレードと遜色のない外観となり、実用性と経済性のバランスが最良です。

【予算重視】ガソリンX 7人乗り + セットオプション

推奨理由

  • 約266万円で電動パーキングブレーキ搭載
  • パノラミックビューモニター等の安全装備も選択可能
  • ライバルのフリードより45万円安い圧倒的コストパフォーマンス

【装備充実派】ハイブリッドZ 7人乗り

推奨理由

  • Bi-Beam LEDヘッドランプで夜間視認性向上
  • アドバンストパーク(自動駐車)選択可能
  • 10.5インチ大画面ディスプレイ標準装備
  • 上質な内外装で所有満足度が高い

購入時の注意点

装備面での注意事項

  1. Xグレードにはシートヒーター・ステアリングヒーターの設定なし
  2. Zグレードでもコンフォートパッケージはオプション扱い
  3. アドバンストパークはハイブリッドZのみ選択可能
  4. 5人乗り仕様では2列目シートのスライド機能なし

その他の留意点

  • ガソリンモデルに4WD設定なし(ハイブリッドのみE-Four対応)
  • 内装色カーキ選択時のみBピラーが外板色塗装に

ライバル車との比較

vs ホンダ フリード

freed
ホンダ フリード

シエンタの優位点

  • 価格競争力(約45万円安)
  • 燃費性能(ハイブリッド)
  • 電動パーキングブレーキ標準装備(新型で追いついた)

フリードの優位点

  • 4気筒エンジンによる静粛性
  • 上級グレードでの質感

vs スズキ ソリオバンディット

2025-Suzuki-Solio-Bandit
スズキ ソリオ

シエンタの優位点

  • 圧倒的な室内空間
  • 3列シート対応
  • 先進安全装備

まとめ:新型シエンタのおすすめグレード

総合的なおすすめは「ハイブリッドG 7人乗り」です。両側パワースライドドア、パノラミックビューモニター、前後ドライブレコーダー等の実用装備が標準で、アルミホイールを追加すれば上級グレード並みの見栄えを実現できます。

予算を抑えたい方は「ガソリンX 7人乗り」にセットオプションを追加することで、約266万円という破格の価格で充実装備のミニバンを手に入れることができます。

装備充実を求める方は「ハイブリッドZ 7人乗り」で、自動駐車機能や大画面ディスプレイなど最新装備を満喫できます。

2025年8月の発売に向けて、ディーラーでの事前相談をおすすめします。電動パーキングブレーキの採用により、シエンタの商品力は飛躍的に向上し、コンパクトミニバン市場での競争力がさらに高まることは間違いありません。

Toyota - New Sienta - Minor Change - Recommended Grade for 2025

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この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

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