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日産 新型 アリア マイナーチェンジ 2026年発売 新機能とスペック詳細解説

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NISSAN ARIYA 2026

2025年10月9日、日産自動車は上級電気自動車SUV「アリア」のマイナーチェンジモデルを世界初公開しました。Japan Mobility Show 2025での展示を経て、2026年2月の日本発売が予定されているこの新型アリアは、先進技術の搭載と質感向上により、さらなる進化を遂げています。

目次

新型アリア マイナーチェンジの主要な変更点

NISSAN ARIYA
NISSAN ARIYA マイナーチェンジモデル

外観デザインの刷新

新型アリアは、2025年10月に発表された新世代「リーフ」と同様のデザインコンセプトを採用しています。フロントフェイスがより先進性と上質感を感じる洗練されたデザインに一新され、ワイドで洗練された印象を強化しています。

変更項目詳細内容
フロントデザイン新世代デザインコンセプト採用、より洗練された印象
ホイール新デザインの20インチホイールを採用
ボディカラー新色「翡翠乃光(ヒスイノヒカリ)」を追加
インテリアカラー新色「ホワイト/グリーン」を追加
2026-Nissan-Leaf
2026-Nissan-Leaf

革新的なインフォテインメントシステム

NISSAN ARIYA 
NISSAN ARIYA インテリア

最も注目すべき変更点は、Google搭載のNissanConnectシステムの採用です。これにより以下の機能が利用可能になります:

Google機能具体的な機能
Googleマップ充電スポットを予測したルート検索
Googleアシスタント音声によるシステム操作
Google Playアプリケーションの利用
アカウント同期お気に入りの場所や保存したルートの表示
2026-Nissan-Leaf

V2L(Vehicle to Load)機能の追加

新型アリアには、災害時やアウトドアで活躍するV2L機能が新たに搭載されます。この機能により、車両のバッテリー電力を外部機器に供給することが可能となり、まさに「走る蓄電池」として活用できます。

走行性能と乗り心地の向上

日本の道路環境に最適化されたサスペンションの見直しにより、乗り心地が大幅に向上しています。また、新機能「ナビリンクバッテリーコンディショニング」により、ナビと連動して充電速度が最大となるよう制御されます。

パワートレインとスペック詳細

バッテリー容量別ラインナップ

グレードバッテリー容量システム出力(2WD)システム出力(4WD)0-100km/h加速
B666kWh218ps/30.6kgm340ps/57.1kgm7.5秒(2WD)/5.4秒(4WD)
B991kWh242ps/45.9kgm394ps/61.2kgm7.6秒(2WD)/5.1秒(4WD)
NISMO B666kWh-367ps/57.1kgm-
NISMO B991kWh-436ps/61.2kgm-

航続距離と充電性能

バッテリー容量航続距離(2WD)航続距離(4WD)急速充電時間
66kWh(B6)470km460km30分で375km走行分
91kWh(B9)640km610km30分で375km走行分

最大130kWの急速充電に対応し、水冷式温度調節システムにより安定した充電性能を実現しています。

先進安全装備とプロパイロット2.0

インテリジェント ディスタンスコントロール

新型アリアには、加減速を繰り返すシーンでも車間距離を一定に保ち、先行車両に合わせて減速から停止までをサポートする「インテリジェント ディスタンスコントロール」が新たに採用されています。

プロパイロット2.0の進化

センサー構成機能
カメラ7個白線・標識・周辺車両の検知
レーダー5個高精度な物体認識
ソナー12個近距離物体の検知
準天頂衛星システム高精度な自車位置把握

これらのセンサーと3D高精度地図データを活用し、条件下でのハンズオフ走行が可能です。

価格とグレード構成

改良後の価格設定

グレード価格前モデルからの変更
B6(2WD)6,590,100円約10-20万円アップ
B6 e-4ORCE(4WD)7,195,100円約10-20万円アップ
B9(2WD)7,382,100円約10-20万円アップ
B9 e-4ORCE(4WD)7,987,100円約10-20万円アップ
B9 e-4ORCEプレミア(4WD)8,603,100円約10-20万円アップ
NISMO B6 e-4ORCE8,429,300円-
NISMO B9 e-4ORCE9,441,300円-

ボディサイズと空間効率

NISSAN ARIYA
NISSAN ARIYA マイナーチェンジモデル

寸法と重量

項目数値
全長×全幅×全高4,595×1,850×1,655mm
ホイールベース2,775mm
車重1,920~2,210kg
ラゲッジ容量466L(2WD)/408L(4WD)

EV専用プラットフォームにより、Cセグメントのボディサイズでありながら、Dセグメントレベルの広い室内空間を実現しています。

発売時期と展示情報

マイナーチェンジした新型アリアは、Japan Mobility Show 2025(2025年10月31日~11月9日、東京ビッグサイト)にて参考出品として展示されます。日本での発売は2026年2月が予定されており、事前予約の受付開始時期についても注目が集まっています。

競合他車との比較優位性

新型アリアは、Google搭載システムやV2L機能の追加により、他の高級EVSUVに対する競争力を大幅に向上させています。特に、日本の道路環境に最適化されたサスペンションチューニングは、国産EVならではの強みと言えるでしょう。

まとめ

日産アリアのマイナーチェンジは、単なる装備追加にとどまらず、Google搭載システムやV2L機能といった次世代技術の導入により、EVとしての価値を大幅に向上させる重要な改良となっています。2026年2月の発売に向けて、さらなる詳細情報の発表が期待されます。


参考資料:

NISSAN ARIYA 2026

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この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

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