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2023年10月の発売以来、新世代クラウンシリーズの中でも特に注目度の高い「クラウンスポーツ」が、**2026年9月3日(木)**にマイナーチェンジ(一部改良)を受けることが明らかになりました。
同日には「クラウンクロスオーバー」「クラウンセダン」の改良も予定されており、クラウンシリーズ全体が一斉にアップデートされる大きな節目となります。今回の改良では、PHEVモデルへの新グレード追加、全グレードのモーター出力アップ、デジタルキーの標準装備化など、走行性能・装備・ラインナップの3つの面で充実した内容が予定されています。本記事では、変更点・価格・スペック・燃費・発売日など最新情報を詳しく解説します。
今回のクラウンスポーツの一部改良は、新世代ハイブリッドシステムの採用による走行性能の底上げを軸に、ラインナップの拡充や利便装備の標準化など多岐にわたる内容となっています。主な変更点は以下の通りです。

マイナーチェンジにより、既存グレードの価格は約10万円程度のアップが見込まれています。加えて今回はPHEVモデルに新グレード「SPORT PHEV Z」が追加され、ラインナップが計4グレードに拡大されます。
新たに追加される「SPORT PHEV Z」は、これまでPHEVモデルの唯一のグレードであった「RS」よりも約90万円低い価格帯に設定されます。PHEVの高いEV走行性能と環境性能をより手が届きやすい価格で提供するグレードとして、購入検討層の拡大が期待されます。
今回の改良において最も注目すべきトピックのひとつが、PHEVモデルへの新グレード「SPORT PHEV Z」の追加です。これまでクラウンスポーツのPHEVモデルは最上位グレード「RS」のみの設定でしたが、今回の改良でより装備を絞り込んだ「Z」グレードが加わることで、PHEVを選びやすくなります。
「SPORT PHEV Z」の内外装デザインは、基本的にHEV Zと共通の仕様となる予定です。一方で、PHEV RS専用の装備については設定されません。具体的にはPHEV RSにのみ装備される21インチアルミホイール(マットブラック塗装)、スポーツステアリング(レッド)、スポーツシート(スポーツレザー表皮)、レッドブレーキキャリパーカバーは、PHEV Zには非設定となります。スポーツ感を強調した装備群は上位グレードRSで差別化される形となっており、Zはよりスタンダードで日常使いしやすいPHEVとして位置づけられます。
今回のマイナーチェンジにおけるクラウンスポーツの外装変更は、クラウンクロスオーバーのような無塗装樹脂のグロスブラック化やバイトーンカラーの塗り分け変更といった大幅なデザイン刷新は行われません。フロント・リアバンパー形状、フロントグリル意匠、ヘッドライト意匠はいずれも現行モデルからの変更なしとされています。

外装で変更されるのは主にボディカラーです。従来の「202ブラック」が廃止となり、新色「ニュートラルブラック」が採用されます。ニュートラルブラックはランドクルーザー250・ノア/ヴォクシー・アルファード/ヴェルファイアなどにも採用が進んでいるトヨタの新世代ブラックカラーであり、クラウンスポーツにも順次導入される形となります。また、クラウン専用スマートキーのカラーがこれまでのシルバーからグレーメタリックへと変更されます。
また、ディーラーオプションとしてラインナップされているクラウンスポーツ専用デカールに新デザインが追加される予定で、個性的なカスタマイズの選択肢がさらに広がります。
内装デザインについても、12.3インチフル液晶メーターや12.3インチディスプレイオーディオなどの基本的なデザインは変更されません。ただし「PHEV RS」グレードのブラック内装を選択した場合に限り、一部の加飾が変更される点には注意が必要です。

具体的には、ステアリングホイールの6時位置スポークカラーが、これまでのレッドからダークグレーメタリックへと変更されます。また、シフトノブの加飾もウォールスティールオーナメントからピアノブラックオーナメントへと切り替わります。これにより、ブラック内装全体の統一感が高まり、よりシックで落ち着いたインテリアとなります。レッドアクセントのスポーティな演出を好んでいた現行RSオーナーにとっては好みが分かれる変更といえますが、全体のまとまりという観点では洗練度が増す変更と捉えることもできます。
なお、クラウンスポーツでは従来から本革シートや金属加飾「WARM STEEL」による上質なインテリア、インフォテインメントシステムとの連携を強化した12.3インチデジタルメーター、ステアリングの音声認識スイッチによるハンズフリー操作機能、10スピーカー・8chアンプのトヨタプレミアムサウンドシステム、そしてトヨタ初採用の「調音天井」による会話しやすい室内空間など、充実した装備が引き続き維持されます。インテリアカラーは3色が設定されており、個性や好みに合わせて選ぶことができます。
今回の改良における走行性能面での最大の変更は、全グレードのモーター出力アップです。ハイブリッド(HEV)モデル・プラグインハイブリッド(PHEV)モデルのいずれにおいても、モーター出力が向上することでよりスポーティな走りが可能になります。具体的な数値については発売時に正式発表される予定ですが、走りの質的向上が期待されるアップデートです。
ベースとなるパワートレイン構成は以下の通りです。
ハイブリッドモデルには直列4気筒2.5Lハイブリッドを搭載し、エンジン最高出力186ps・最大トルク22.5kgm、フロントモーター出力120ps・リアモーター出力54psの構成となります。トランスミッションはCVTを採用し、滑らかで力強い走りを実現します。
プラグインハイブリッドモデルには直列4気筒2.5L+電気モーター×2の「PHEV」システムを搭載。システム最高出力306ps、エンジン出力177ps、フロントモーター182ps、リアモーター54psという強力なスペックに加え、EV走行可能距離90kmというクラストップレベルのEV性能を誇ります。日常の通勤や近距離移動の多くをEVのみで賄える実用性は、ランニングコストの大幅な節約にもつながります。
全グレードの駆動方式は4WD「E-four」を採用。前後駆動力配分を100:0から20:80の範囲でリアルタイムに制御し、路面状況や走行シーンに応じた高い走行性能を発揮します。
なお今回の改良において、フロントブレーキディスクのサイズが現行モデルの20インチから18インチへと変更される点も注目されています。これにより前後ともに18インチのブレーキディスクに統一される形となりますが、ブレーキディスクが小径化されることで制動力や熱容量への影響を懸念する声もあります。変更の詳細な意図については今後の正式発表を待つ必要があります。
新型クラウンスポーツの燃費(WLTCモード値)は以下の通りで、最新ハイブリッドシステムの採用により、改良前から約1km/L程度の向上が見込まれています。
PHEVモデルはEV走行時には燃料を消費しないため、日常の短中距離走行では実質的な燃料コストをさらに抑えることが可能です。高い走行性能と優れた環境性能を両立している点は、600万円台からのプレミアムSUVとして大きなアドバンテージといえます。
新型クラウンスポーツには、トヨタの最新予防安全システム「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」を全車標準装備しています。「プロアクティブドライビングアシスト」機能により、歩行者横断などの危険を従来より早期に検知し、ステアリング・ブレーキ制御で先手を打った運転支援を実現します。
高度運転支援技術「トヨタチームメイト」の「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」も引き続き搭載。0〜40km/hの渋滞走行中にドライバーモニタリングカメラで一定条件を確認のうえ、自動追従走行・3分間の停止機能・ステアリングのハンズオフドライブが可能となります。さらに「アドバンストパーク(リモート機能付き)」により、スマートフォンを使ったバック駐車・前向き駐車の自動操作にも対応しています。
クラウンスポーツのボディサイズは全長4,720mm・全幅1,880mm・全高1,565mm、ホイールベース2,770mmです。クラウンシリーズの中で最もコンパクトな全長を持ち、同ブランドのミドルSUV「ハリアー」との比較では全長-20mm・全高-95mmながら、全幅は+25mmというワイド&ローなプロポーションとなっています。21インチの大径ホイールと相まって、プレミアムSUVとしての堂々たる存在感を発揮します。
車体はTNGAプラットフォームによる軽量かつ高剛性ボディを採用。フロントはマクファーソンストラット式、リアは新開発マルチリンク式のサスペンションを組み合わせ、しなやかな乗り心地と高い走行安定性を両立しています。後輪操舵システム「ダイナミックリアステアリング」も採用しており、大柄なボディながら優れた取り回し性能も確保されています。
なお、先行受注受付けの開始時期はクラウンクロスオーバーと若干前後する可能性があるとされています。先行受注が始まるタイミングでグレード別価格の確認や見積もり作成が可能になると予想されますので、購入を検討している方は早めに販売店へ問い合わせることをおすすめします。
2026年9月3日に発売予定のトヨタ新型クラウンスポーツ(マイナーチェンジ)は、「PHEVラインナップの拡充」「全グレードのモーター出力アップ」「利便装備の標準化」を3本柱とした実質的な改良となっています。特に新グレード「SPORT PHEV Z」の追加は、これまでPHEVへの関心はありながらも価格面でRSに踏み切れなかった層に向けた待望の選択肢です。モーター出力アップによるスポーティな走りの進化、デジタルキーの全車標準化、専用デカールの拡充といった細かな充実点も含めると、現行オーナーの乗り換え需要はもちろん、新規購入層にとっても最も旬な一台といえるでしょう。一方でフロントブレーキディスクの小径化は引き続き注目されるポイントであり、正式発表での詳細確認が待たれます。最新情報が入り次第、随時更新していきます。
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自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。