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【2028年からEV専売へ】スバル 欧州でエンジン車の販売終了へ!日本のフォレスター・クロストレックへの影響を徹底解説

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スバル トレイルシーカー(欧州名E-アウトバック)の外観

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スバルは欧州でのエンジン車の販売を2027年末までに順次終え、2028年からは電気自動車(EV)だけを売る方針です。水平対向エンジン「ボクサー」を積んだ車も、マイルドハイブリッド車も欧州のラインアップから消えることになります。

この方針は2026年10月下旬に、スバルのドイツの輸入元が認めたことで明らかになりました。11月1日時点で、スバル本社からの正式なプレスリリースは出ていません。欧州では、アウトバックが2026年中に、インプレッサ・クロストレック・フォレスターが2027年に販売を終える予定とされ、その後に残るのはソルテラ、E-アウトバック、アンチャーテッドのEV3車種です。

日本ではフォレスターやクロストレックの販売が続いており、今回の方針は欧州だけのものです。ただ、日本でもスバルのラインアップは電動化に向けて変わりつつあります。

この記事では、欧州でのエンジン車終了の中身、残る3車種のEV、日本で買えるスバルのEVの価格と航続距離、日本のスバル車への影響まで、わかりやすくまとめました。

スバル ソルテラの外観(フロント)
画像:SUBARU
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目次

スバルの欧州エンジン車終了とは?背景と概要

スバルは長いあいだ、水平対向エンジンと4WD(シンメトリカルAWD)を売りにしてきたメーカーです。欧州でもフォレスターやアウトバックが雪の多い地域を中心に支持されてきましたが、販売台数の規模は大きくありません。

一方で欧州連合(EU)は、メーカーごとの新車の平均CO2排出量に厳しい上限を設けています。上限を超えると多額の罰金が科されるため、販売台数の少ないメーカーほど、エンジン車を売り続けることの負担が重くなります。さらに、運転支援システムや安全装備に関する要件も年々厳しくなっており、モデルごとに改良を重ねる費用もかさみます。

欧州の輸入元は、こうした規制と費用を理由に挙げています。スバルは欧州ではマイルドハイブリッドを含むエンジン車をすべてやめ、トヨタと共同開発したEVに販売を絞る判断をした形です。なお、米国ではエンジン車の販売が続く見通しで、今回の変更は欧州だけが対象です。

【要点まとめ】スバルの欧州ラインアップはここが変わる

今回伝えられた方針のポイントは、主に以下の3点です。

  • エンジン車を段階的に終了:アウトバックは2026年中、インプレッサ・クロストレック・フォレスターは2027年に欧州での販売を終える予定
  • ハイブリッドも対象:欧州のフォレスター・クロストレック・インプレッサはマイルドハイブリッド(e-BOXER)だが、これもラインアップから外れる
  • 2028年からはEV3車種:ソルテラ、E-アウトバック、アンチャーテッドの3車種だけを販売する

① エンジン車は2027年末までに順次終了

最初に欧州から姿を消すのはアウトバックで、2026年中に販売を終える予定です。続いて2027年にインプレッサ、クロストレック、フォレスターの販売が終わり、2028年の時点で欧州のスバルにはエンジンを積んだ車がなくなります。

スバル フォレスターの走行シーン(日本仕様)
画像:SUBARU

② ハイブリッド車も残らない

欧州では「エンジン車禁止」の議論が注目されがちですが、スバルはハイブリッド車も残さない点が特徴です。欧州のスバル公式サイトでは現在、フォレスター・インプレッサ・クロストレックを「ハイブリッド」として紹介していますが、これらもすべて対象になります。燃費のよいハイブリッドでも、EVと比べればCO2の平均値を押し上げてしまうためです。

③ 2028年からはトヨタと共同開発のEV3車種

残るソルテラ、E-アウトバック、アンチャーテッドの3車種は、いずれもトヨタと共同で開発したEVです。ソルテラはトヨタ bZ4X、アンチャーテッドはトヨタ C-HR+ の兄弟車にあたります。

スバル トレイルシーカー(欧州名E-アウトバック)の外観
画像:SUBARU

スバルの欧州ラインアップ 終了するモデルと残るモデル一覧

車種欧州でのパワートレイン欧州での今後
アウトバックガソリン(水平対向)2026年中に販売終了予定
インプレッサマイルドハイブリッド2027年に販売終了予定
クロストレックマイルドハイブリッド2027年に販売終了予定
フォレスターマイルドハイブリッド2027年に販売終了予定
ソルテラ電気自動車継続
E-アウトバック電気自動車継続
アンチャーテッド電気自動車継続

BRZは欧州のスバル公式サイトのトップに広告が出ているものの、車種一覧には載っていません。2028年以降の欧州のスバルは、すべてSUVタイプのEVになる見込みです。

日本で買えるスバルの電気自動車と価格一覧

欧州に残るEVのうち、ソルテラと、E-アウトバックにあたるトレイルシーカーは日本でも販売されています。日本の公式サイトに載っている価格は次のとおりです。

車種・グレード駆動価格(税込)
ソルテラ ET-SSFWD517万円
ソルテラ ET-SSAWD561万円
ソルテラ ET-HSAWD605万円
トレイルシーカー ET-SSFWD539万円
トレイルシーカー ET-SSAWD594万円
トレイルシーカー ET-HSAWD638万円

アンチャーテッドは、2026年11月1日時点で日本のスバル公式サイトの車種一覧に載っておらず、日本での発売日・価格は未発表です。

スバルのEVの航続距離とバッテリー

車種バッテリー総電力量一充電走行距離(WLTCモード)
ソルテラ74.7kWhFWD:746km/AWD:687km(20インチ:622km)
トレイルシーカー74.7kWhFWD:734km/AWD:690km(20インチ:627km)
アンチャーテッド74.7kWh日本仕様は未発表

ソルテラとトレイルシーカーは、150kWの急速充電器を使うと10%から80%まで約28分で充電できるとされています(条件はメーカー公表のとおり)。アンチャーテッドは米国発表時に、FWDで300マイル以上、AWDで280マイル以上の航続距離を目標とすると発表されていました。

欧州に残る3台のEVはどんな車?

ソルテラ:スバル初の量産EV

ソルテラは2022年に登場したスバル初の量産EVで、改良を受けてバッテリーが74.7kWhになり、日本仕様のFWDでは700kmを超える航続距離を実現しています。都会的なクーペ風のシルエットで、AWDモデルにはスバルらしい悪路走行の制御も備わります。

スバル ソルテラの外観(リア)
画像:SUBARU

E-アウトバック(日本名トレイルシーカー):アウトバックの後継役

欧州でE-アウトバックと呼ばれるモデルは、日本ではトレイルシーカーの名前で売られています。ソルテラよりも荷室が広いワゴン風のSUVで、ルーフレールや樹脂のフェンダーなど、アウトバックらしいアウトドアの雰囲気を受け継いでいます。欧州でアウトバックが姿を消したあとは、このモデルが実質的な後継になります。

スバル トレイルシーカー(欧州名E-アウトバック)の外観(リア)
画像:SUBARU
スバル トレイルシーカーのインテリア
画像:SUBARU

アンチャーテッド:ソルテラより小さいコンパクトEV

アンチャーテッドは2025年7月に米国で世界初公開されたコンパクトなクロスオーバーEVで、全長はソルテラより170mm短くなっています。欧州ではFWDを基本に、AWDも選べます。欧州では、インプレッサやクロストレックに代わる「入り口」のモデルの役割を担うことになりそうです。


日本のフォレスター・クロストレックへの影響は?

今回の方針は欧州だけのもので、日本でフォレスターやクロストレックの販売をやめるという発表はありません。日本の公式サイトでは、フォレスターは1.8Lターボとストロングハイブリッド(S:HEV)、クロストレックはS:HEVのグレードが販売されています。

車種(日本仕様)パワートレイン価格(税込)燃費(WLTC)
フォレスター1.8Lターボ/S:HEV385万円〜464万2,000円13.6km/L〜19.1km/L
クロストレックS:HEV383万3,500円〜405万3,500円19.5km/L
インプレッサ2.0Lガソリン286万5,500円〜13.6km/L〜14.0km/L
スバル クロストレックの外観(日本仕様)
画像:SUBARU

ただし日本でも変化は始まっています。インプレッサとクロストレックのマイルドハイブリッド(e-BOXER)車は、公式サイトで「生産終了モデル(在庫販売)」の扱いになりました。日本のスバルは、ストロングハイブリッドとEVの2本立てに移りつつあると言えます。

日本は欧州ほど厳しい罰金制度がなく、ハイブリッド車の人気も高いため、すぐにエンジン車がなくなる可能性は低いと予想されます。一方で、欧州向けに開発費をかけなくなることで、日本・米国向けのS:HEVやガソリン車に開発の力を集中できる面もありそうです。

日本でスバルを買うなら、どれを選ぶべきか?

おすすめ① 【長距離も安心のEVなら】ソルテラ ET-SS(FWD)

価格:517万円

スバルのEVでいちばん安く、航続距離も746kmと最も長いグレードです。雪道を頻繁に走らない方や、自宅で充電できる方なら、FWDでも十分に使えます。

おすすめ② 【荷物の多いアウトドア派なら】トレイルシーカー ET-SS(AWD)

価格:594万円

アウトバックのようなワゴン風のEVが欲しい方に向いています。AWDでも690kmの航続距離があり、キャンプやスキーなど遠出が多い方の選択肢になります。

おすすめ③ 【エンジン車派なら】フォレスター S:HEV

価格:437万8,000円〜

充電の手間なく燃費のよい車を選びたいなら、ストロングハイブリッドのフォレスターが現実的です。X-BREAK S:HEV EXはWLTCモード19.1km/Lで、4WDの安心感とEVより低い価格を両立しています。


スバルのEV専売はいつから?購入前にチェックしたい3つのポイント

欧州でEVだけになるのは2028年からの予定です。日本でのエンジン車の販売終了は発表されていません。そのうえで、スバル車の購入を考えている方は次の3点を確認しておくと安心です。

1つ目は、欲しいパワートレインがいつまで買えるかです。日本でもインプレッサとクロストレックのe-BOXER車はすでに在庫販売だけになっています。マイルドハイブリッドを狙っている方は、早めに販売店で在庫を確認しましょう。

2つ目は、EVを選ぶ場合の充電環境です。ソルテラとトレイルシーカーは航続距離が長くなりましたが、自宅で普通充電できるかどうかで使い勝手は大きく変わります。補助金の金額や条件も、購入前に国や自治体の最新情報で確認してください。

3つ目は、リセールバリューの考え方です。欧州でエンジン車がなくなっても日本の中古車市場への影響は限られると見られますが、海外への輸出需要が中古車価格を支えている車種もあります。長く乗るか、数年で乗り換えるかで、選ぶパワートレインを考えるとよいでしょう。

スバルの欧州EV専売に関するよくある質問(FAQ)

Q. スバルは欧州でいつからEVだけになりますか?
A. 2027年末までにエンジン車の販売を順次終え、2028年からEVだけを販売する方針です。

Q. 日本でもフォレスターやクロストレックは販売終了になりますか?
A. 今回の方針は欧州だけのもので、日本での販売終了は発表されていません。

Q. 欧州に残るEVは何ですか?
A. ソルテラ、E-アウトバック、アンチャーテッドの3車種です。E-アウトバックは日本ではトレイルシーカーとして販売されています。

Q. 日本で買えるスバルのEVの価格は?
A. ソルテラが517万円から、トレイルシーカーが539万円からです(いずれも税込)。

Q. アンチャーテッドは日本で発売されますか?
A. 2026年11月1日時点で、日本での発売日・価格は未発表です。

まとめ:スバルは欧州でEV専売へ、日本はハイブリッドとEVの2本立て

スバルは欧州でアウトバック、インプレッサ、クロストレック、フォレスターの販売を2027年末までに終え、2028年からはソルテラ、E-アウトバック、アンチャーテッドのEV3車種だけを売る方針です。EUのCO2規制と安全装備の要件強化によるコストが大きな理由とされています。

日本ではフォレスターやクロストレックの販売が続いており、すぐに影響が出るわけではありません。ただ、e-BOXER車の生産終了など、日本でもラインアップの入れ替えは進んでいます。欲しいモデルやパワートレインが決まっている方は、早めに販売店で確認しておくのがおすすめです。

最新情報が入り次第、随時更新していきます。

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スバル トレイルシーカー(欧州名E-アウトバック)の外観

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