ダイハツは「ミラ トコット」のフルモデルチェンジをせずで生産終了すると発表した。2018年6月25日から発売を開始していたが、約5年の歴史に幕を閉じた。
ミラ トコットについて
ダイハツは新型ミラココアのフルモデルチェンジを行い後継モデル「ミラ トコット(MIRA TOCOT)」を2018年6月25日発売した。2019年7月29日特別仕様車「G"リミテッド SA III"」を発売。2020年8月仕様変更。2021年9月1日一部改良。
ミラ トコット エクステリア
エクステリアはミラココアを継承し女性が乗りたくなる車を目指し、ヘッドライト周りをミラココアと同様に丸にしている。先立って新型「ミライース」のフルモデルチェンジを行うが、「ミラトコット」にも共通、新開発プラットフォーム「Dモノコック(軽量高剛性ボディ)」を採用し、車両構造の見直しによる車両の軽量化・トランスミッションの改良・エンジンの改良などで、従来比で40%燃費性能を改善した『e:Sテクノロジー』を採用したエンジンは圧縮比の向上やインジェクター噴霧微粒化等により燃焼効率を高め、「i-EGRシステム」を採用するなど、細部にわたる改善を行うことでメカニカルロスを極限まで低減。これにより、更なる軽量化を行い、燃費向上する。トランスミッション・エンジンの改良を行い27.0〜29.8km/Lとなる。
ミラ トコット インテリア
室内高をミライースより30mm高い1270mmにすることで、ゆとりある頭上空間を確保。シート背もたれ部は明るいベージュ、乗り降りの際に触れることがあるシート座面は茶色を配色した2トンカラーフルファブリックシートを採用。センターコンソールトレイ(カップホルダー2 個)シートヒーター(運転席/助手席)に標準装備 [G“SA Ⅲ”]、USB電源ソケット(2口)標準装備[G“SA Ⅲ”、X“SA Ⅲ”] オートエアコン(プッシュ式)標準装備 [G“SA Ⅲ”]。身だしなみをチェックできるサンバイザー「バニティミラー」を運転席と助手席&チケットホルダー(運転席)に採用。ミライースで軽自動車初採用された樹脂製の軽いバックドア「スイッチ式バックドアオープナー」を採用。
ミラ トコット スペック
スペック | ミラ トコット |
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全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,530〜1,540mm |
ホイールベース | 2,455mm |
エンジン | KF-VE型 658cc 直3 DOHC DVVT |
最高出力 | 38kW(52ps)/6,800rpm |
最大トルク | 60Nm(6.1kgm)/5,200rpm |
トランスミッション | CVT |
駆動方式 | FF |
最小回転半径 | 4.4m |
JC08モード燃費 | 27.0〜29.8km/L |
価格 | 107万4,600円~ 142万5,600円 |
ダイハツ