メルセデス・ベンツは新型「Eクラスステーションワゴン」のフルモデルチェンジを2016年6月6日に発表し、日本では2016年11月29日に発売を開始した。
2017年3月開催されるのジュネーブモーターショーに新たにラインナップに加えられるハイパフォーマンスモデル「E63 ステーションワゴン」「E63 S ステーションワゴン」を発表するとともに事前に画像を公開した。
新型Eクラスステーションワゴンについて
新型Eクラスは2015年9月に行われるフランクフルトモーターショー2015で9月17日~27日まで一般に公開した。2016年1月11日に米国で開催されたデトロイトモーターショー2016で正式発表された。
旧型は4台目で2009年から販売がスタートしており丸7年でのフルモデルチェンジとなりそうだ。EクラスはサイズはCクラスとSクラスの間に位置し、よく言われるEセグメントの乗用車である。
2015年7月8日からドイツで行われた、MercedesBenz TecDay2015で新型 Eクラス プロトタイプが展示された。
84個のLEDを組み合わせた新型ヘッドライト「マルチビームLEDヘッドライト」LEDテールランプ。
新型Eクラスステーションワゴン
全長:4,940mm
全幅:1,850mm
全高:1,465mm
ホイールベース:2,940mm
インテリアはツインデジタル画面。ここで取り上げワイドスクリーン計器クラスタは、必要に応じて利用可能でCOMANDオンラインとスポーツとの2つのディスプレイ、12.3インチの画面では、それぞれ対角と1920×720ピクセルの解像度。ドライバーは「クラシック」、「スポーツ」と「プログレッシブ」という3つの異なるスタイルを選択することができる。エントリーレベルのモデルは、2つの7インチの画面で区切られたアナログダイヤル、および8.4インチの中央ディスプレイで、より伝統的なセットアップを取得する。
メルセデスAMG E63 ステーションワゴン / E63S ステーションワゴンについて
専用のフロントバンパー、ワイドフェンダー、トランクリッドスポイラー、クローム仕上げツインエキゾーストパイプ、リアデュフューザーE63は19インチ、E63Sは20インチアルミホイール「AIR BODY CONTROL」エアサスペンション。
フロント6ピストン、リアシングルピストンキャリパー採用ハイパフォーマンスブレーキ(E63Sに、カーボンセラミックブレーキをオプション設定)。
エンジンを先代モデルのV型8気筒 5.5Lターボから、V型8気筒 4Lターボにダウンサイジングを行う。
E63
V型8気筒 4.0L ターボエンジン
最大出力:571ps/76.5kgm
トランスミッション:9速AT
駆動方式:4WD「AMG Performance 4MATIC+」
0-100km/h加速:3.6秒
最高速度:250km/h(リミッター動作)
E63S
V型8気筒 4.0L ターボエンジン
最大出力:612ps/86.7kgm
トランスミッション:9速AT
駆動方式:4WD「AMG Performance 4MATIC+」
0-100km/h加速:3.5秒
最高速度:250km/h(リミッター動作)
「Drift Mode」により100%後輪駆動にすることが可能。
E63は機械式ディファレンシャル、E63Sは電子制御式ディファレンシャルを搭載した。
メルセデスベンツニュースリリース
https://www.media.mbusa.com/releases/the-new-mercedes-amg-e63-s-wagon