フォルクスワーゲンは新型ジェッタのフルモデルチェンジを行い7代目を2018年に発売する。日本復活の可能性もありそうだ。価格:18,545ドル(約206万円)。2017年5月29日に日本でも発売を開始した新型ゴルフをベースにしている。
2018年1月14日(日)~1月28日(日)に開催される北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)2018で新型ジェッタを世界初公開した。
新型ジェッタ エクステリア
新型ジェッタ インテリア
新型ジェッタについ
新型ジェッタは、ゴルフと共用のMQBフレキシブルプラットフォームが採用され車輌重量をモデルによって減量しているのが特徴である。新型はのエクステリアはよりダイナミックなプロポーションとなり室内空間や最先端の機能を採用。
新型ジェッタ サイズについて
全長:4,702mm、全幅:1,799mm、全高:1,459mm、ホイールベース:2686mm。先代ジェッタと比べると全長で43mm、全幅では21mm広く、フロントとリアのホイールをより前後に移動したことによって、35mmもホイールベースを延長し、より広い室内空間を確保した。
直列4気筒 DOHC インタークーラー付ターボ(4 バルブ)「TSI」、排気量 1,394cc、最高出力:110kW(150PS)/5,000-6,000rpm、最大トルク:250Nm(25.5kgm)/1,500-3,500rpm、トランスミッション:8速DSG。アナログメーターに置き換えられる12.3インチのディスプレイのVolkswagen Digital Cockpitスマートフォンなどのためのワイヤレス充電システムを含めた最先端の機能を採用。
新型A4などに採用されている最新の安全/運転支援システムTraffic Jam Assist (トラフィックジャムアシスト)渋滞時に低速で半自律走行(アクセル/ブレーキに加え、状況に応じてステアリング操作も介入)が可能となるも利用可能
先進の安全技術も装備「アドバンスド・セーフティ」を装備
追突防止のためのプリクラッシュブレーキシステム、安全な車線移行のためのレーンチェンジアシスト システム、後退時の事故防止のためのリヤトラフィックアラートを装備。
渋滞時追従支援システム“Traffic Assist”
自動ブレーキに加え、停止後再発進の機能まで備えた最新世代のアダプティブクルーズコントロール“ACC”と 車線維持支援システムの“Lane Assist”が連携することで、渋滞時追従支援システム“Traffic Assist”の機能 が実現。
歩行者認識機能も備えたプリクラッシュブレーキシステム“Front Assist”
追突防止のためのプリクラッシュブレーキシステム“Front Assist”には、レーダーとカメラを併用して前方を 監視する最新のシステムを採用。30km/h 未満で走行している場合には、車両だけでなく歩行者も検知して、 衝突の被害を軽減。
9 つのエアバッグ+プロアクティブ・オキュパント・プロテクション
全車にエアバッグは、新たにニーエアバッグを追加した合計9つ。さらに、そのエア バッグの効果を最適にするプロアクティブ・オキュパント・プロテクションと呼ばれるフォルクスワーゲン独自の システムを全車に装備。
ポストコリジョンブレーキシステム
旧型7代目「Golf」で初採用され、ドイツ自動車連盟(ADAC)から「セーフティ イノベーション アワード」を 授与された安全システムの「ポストコリジョンブレーキ」も搭載。衝突事故に 遭遇したとき、すぐに自動ブレーキを発動して、衝撃の反動に伴う 2 次衝突の危険を低減します。
ジェッタについて
初代ジェッタは1979年に発売を開始。
ゴルフIをベースにノッチバックをつけてセダンタイプとされた。
1981年には、ヤナセが日本市場に導入。
2代目ジェッダは1984年に発表。ゴルフIIをベースとしたモデル。
日本には1985年より1992年までヤナセにより正規輸入されている。
3代目はゴルフIIIをベースとしたモデル。
日本を含む世界各国では「ヴェント」の愛称で発売されたが、北米では「ジェッタ」の愛称が継承。
4代目はゴルフIVをベースとしたモデル。
日本では『ボーラ』として販売された。
5代目はゴルフVをベースとしたモデル。
全世界で「ジェッタ」の車名に統一しジェッタの名前で日本市場に導入。
旧型6代目はゴルフVIをベースにしたモデル。
先代と異なり、日本市場へは投入されない。
フォルクスワーゲン