プジョーは「2008」のフルモデルチェンジを行い日本にて2020年9月16日発売した。今回はガソリンモデル「2008」とEV(電気自動車)モデル「e-2008」を発売した。日本初のEVのBセグメントコンパクトSUVとなった。
新型 2008 フルモデルチェンジについて
プジョーは「2008」のフルモデルチェンジを行い2019年6月18日(現地時間)に発表した。プジョーのコンパクトSUV「2008」はフルモデルチェンジにより最新デザインのエクステリアとインテリアを採用し、先立ってフルモデルチェンジを果たしている「3008」をコンパクトにしたモデルとなっている。「EMP2 プラットフォーム」を採用し全長を先代モデルに比べ重量/容量/装備の配分を最適化し、先代モデルと比べ軽量化を実現。更に全長を140mm伸ばしたことでラゲッチスペースを標準で360Lとした。
新型 2008 インテリアについて
インテリアは最新の「プジョー 3D i-Cockpit®」を採用。ダッシュボードの中央には、大型10インチタッチスクリーンを組み込み、実用性に優れたテクノロジーを搭載。「Apple CarPlay™」「Android Auto™」に対応するスマートフォン接続機能。USBポート(Type-CおよびType-A)各1つずつ設置。
ピアノの鍵盤な 6つのスイッチを並べ、ラジオ、温度調整、ナビゲーション、オンボードコンピューターなど、主要な機能を操作することを可能にしている。高画質12.3 インチスクリーンのヘッドアップ・インストルメントパネルを搭載。自由にカスタマイズすることが可能で、ドライバーが視界に求めるすべてのものが集めらる。ディスプレイモードは 5 種類用意をし、ステアリングホイールのボタンで操作が可能。これにより、ドライバーは好みのツールを自在に配置することができる。タッチスクリーンで選べるパーソナルモードでは、ドライバーサポート、インストルメントパネル、トリップコンピューターなど、様々な表示をすることができます。それぞれの視覚効果は、アニメーションなどで見やすく演出されている。
新型 2008 搭載エンジンについて
ガソリンモデルは「1.2L PureTech 直列3気筒エンジン」最高出力90kW(130PS)/5500rpm、最大トルク230Nm/1750rpmを搭載、トランスミッションに8速AT(EAT8)を組み合わ。WLTCモード燃費は17.1km/L。ドライブモードは「エコ」「ノーマル」「スポーツ」から選べる。ラフロードを行くという選択肢をドライバーに用意すべくGT Lineは「アドバンスドグリップコントロール」を搭載。急な斜面でも確実に降りられるように「ヒルディセントコントロール」と統合制御される。
新型 e-2008 電気自動車モデルをラインナップ
電気モーター最高出力100kW(136PS)/5,500rpm、最大トルク260Nm/300-3,674rpm JC08モード航続距離最大385km(WLTP航続距離310km)、バッテリー容量50kWh、駆動方式FF、充電時間50分(急速充電CHAdeMO(チャデモ)80%まで)は100kWの急速充電をサポート。バッテリーパックは床下に配置されているため、車両のトランクと室内のスペースは2008とさほど変わらないという。バッテリー寿命に関して8年間または160,000kmの走行が保証。
e-2008は3つのドライビングモードを用意。「Sport:パフォーマンスとフィーリングにプライオリティ 100kw/260Nm」「Nomal:日々の利用における快適性の最適化 80kw/220Nm」「Eco:航続距離の最大化 60kw/180Nm」。e-2008 はスマートフォンのアプリを利用したeリモートコントロールというEVならではの機能を実装。スマートフォンにダウンロードした無料のMyPeugeotアプリ(iOSおよびAndroid OSに対応)の操作によりリモートチャージングとプリコンディショニングの操作が可能。
新型 2008 最新の先進運転支援システム(ADAS)を全車標準
安全性と先進運転支援システム(ADAS)装備とテクノロジーレベルはプジョーのフラッグシップ508に肉薄しており、さらにアクティブセーフティブレーキなど基本機能は全グレードに標準搭載。オプション等で費用を追加する必要がない。
アクティブセーフティブレーキ 最新世代アクティブセーフティブレーキ 自動車、二輪車、歩行者、夜間検知に対応。
アクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付き)前車が完全停止したのち3秒以内に再発進すればアクセル操作無しで追従。3秒以上経過した場合はワンアクションで設定速度まで回復。渋滞時の加減速にも対応。
レーンポジショニングアシスト 左右の車線の任意の左右位置(無段階)をドライバーが選び、その白線から一定の距離を保ったまま走行可能。一般的には左右両車線の中央をキープ、本システムは、左右車線内のドライバー任意の位置をキープ。好みや例えば右側は工事でガードレールが迫っている場合にやや左寄りを走る……など乗る人の感覚に寄り添った制御ロジックが特徴。ほぼ全速度域でステアリング補正を実施。アクティブクルーズコントロールとともに先進的な運転支援をドライバーに提供。
レーンキープアシスト 約65km/h以上の速度で走行中、車載カメラが車線を検知し、ウィンカー操作がない状態で車線からはみ出しそうになると、自動的にステアリングに反力発生、元の車線へと戻す。
アクティブブラインドスポットモニターシステム 走行中、斜め後方のブラインドスポット(死角)に存在する後続車輌を超音波センサーが感知。ドアミラー内にオレンジ色の警告灯を点灯させます。さらに後続車輌の進路に入ろうとした場合は、ステアリングの反力によって車線変更を抑制。※GT Line
インテリジェントハイビーム ルームミラー部に取付けられたカメラが常に前方の状況を分析。先行車や対向車の有無、照明の状況などにより、ハイビームとロービームを自動的に切り替え、対向車を幻惑することなく、常に最適な前方視界を確保。※GT Line
トラフィックサインインフォメーション 制限速度および進入禁止に関する道路標識をマルチファンクションカメラが読み取り、インストルメントパネルに表示。制限速度はドライバーが任意でクルーズコントロールまたはスピードリミッターに連動させることが可能。
フロントソナー/サイドソナー/バックソナー/ワイドバックアイカメラ フロント、サイドおよびリアの近接ソナーを備えています。ワイドバックアイカメラはバックする際に車輌後方の状況をタッチスクリーンに投影し、またステアリング操作による距離や車輌の進行方向の表示、および俯瞰映像により精度の高い表示を提供します。また後部近接ソナーを備えている。※サイドソナーはAllureには非装備
プロキシミティスマートキー 車輌が近接するキーを検知することでドアのアンロック/ロックを行う一歩進んだキーレスエントリーシステム。ロックは2m以上離れると作動、アンロックは1.5m以内に近づくと作動。バッグやポケットに入れたキーをまさぐる必要がないのでエレガントに乗り降りが可能。
新型 2008 スペックについて
スペック | 新型2008 |
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全長 | 4,305mm |
全幅 | 1,770mm |
全高 | 1,550mm |
ホイールベース | 2,610mm |
エンジン | 1.2L PureTech 直列3気筒ターボエンジン |
最高出力 | 90kW(130PS)/5500rpm |
最大トルク | 230Nm/1750rpm |
トランスミッション | 8速AT |
車両重量 | 1,270kg |
最小回転半径 | 5.4m |
JC08モード燃費 | 19.2km/L |
WLTCモード燃費 | 17.1km/L |
乗車定員 | 5名 |
価格(10%) | 2,990,000円〜 3,380,000円 |
新型 e-2008 スペックについて
スペック | 新型e-2008 |
---|---|
全長 | 4,305mm |
全幅 | 1,770mm |
全高 | 1,550mm |
ホイールベース | 2,610mm |
エンジン | モーター |
最高出力 | 100kW(136PS)/5,500rpm |
最大トルク | 260Nm/300-3,674rpm |
車両重量 | 1,580kg |
最小回転半径 | 5.4m |
リチウムイオン電池 | 50kWh |
JC08モード 航続距離 | 385km |
乗車定員 | 5名 |
価格(10%) | 4,299,000円〜 4,680,000円 |
今後新しい情報が入りたいお伝え致します。
プジョーニュースリリース
https://newsroom.groupepsajapan.jp/news/20200916_new_suv2008_suve-2008
2008