ランドローバーは、「ディフェンダー」の最新モデル「ディフェンダーOCTA(オクタ)」を発表しました。このモデルは、従来のディフェンダーの性能を大幅に向上させたものであり、最もパワフルかつ最速のディフェンダーとして登場します。
ディフェンダーOCTAは、2024年7月3日に世界限定1070台で生産され、日本には「ディフェンダー オクタ EDITION ONE」が20台、通常の「ディフェンダー オクタ」が200台導入されます。価格は、「ディフェンダー オクタ」が20,370,000円、「ディフェンダー オクタ EDITION ONE」が22,240,000円となっています。
2024年7月11日から14日に開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2024で一般公開します。受注はまもなく正式に開始となります。
ランドローバー 新型 「ディフェンダー OCTA」“最上級モデル”について
この新モデルは、「ディフェンダー110」をベースにしており、BMW製の4.4LツインターボV型8気筒マイルドハイブリッドガソリンエンジンを搭載しています。最大出力は635ps、トルクは76.5kgmまで引き上げられ、8速ATが組み合わされています。さらに、最低地上高は28mm、車幅は68mm拡大され、6Dダイナミクスエアサスペンションにより、オンロードとオフロードの両方で安定した走行が可能です。ブレンボ製キャリパーを備えた400mmフロントディスクブレーキやクイックなステアリングレシオにより、0-100km/h加速は4秒、最高速度は250km/hを実現しています。また、最大渡河水深は通常モデルの900mmから1000mmに向上しています。
新型ディフェンダーOCTAは、特に頑丈さとオフロードでの優れた性能を追求しています。車体は下位モデルよりも高く、スタンスも広くなっており、ホイールのアーティキュレーションを改善するために、長くて頑丈なウィッシュボーンを装備しています。新しい6Dダイナミクスサスペンションテクノロジーにより、路上でのピッチングとボディロールを低減し、オフロードでのアーティキュレーションも向上しています。さらに、走行中の路面を自動的に検出し、最適化するシステムも搭載されています。
外装では、33インチのグッドイヤーアドバンストオールテレーンタイヤを装着し、ナルヴィックブラックのルーフとテールゲートを備えたツートンカラーの塗装スキームを採用しています。内装には、バーントシエナセミアニリンレザーとKvadratテキスタイルトリム付きの新しいUltrafabricオプションが用意されています。さらに、前部座席の乗客が音楽を感じることができる新しいオーディオシステムを搭載しています。ディフェンダーOCTAは、そのパフォーマンスと堅牢性を兼ね備えた究極のクロスカントリーSUVとして、注目を集めています。
「OCTA」という名称
「OCTA」という名称は、このモデルのラグジュアリーなキャラクターを反映させるために、ダイヤモンドの八面体形状(octahedron)からインスピレーションを得ています。ダイヤモンドは自然界に存在する最も硬く、希少性の高い天然物質。
編集部から一言
ランドローバーの新型ディフェンダーOCTAは、その卓越したパフォーマンスと革新的なテクノロジーを兼ね備えたモデルとして、自動車愛好家やオフロードファンにとって魅力的な一台です。特に、パワフルなエンジンと先進のサスペンションシステムによって、オンロードとオフロードの両方で優れた走行性能を発揮します。また、豪華な内装や最新のオーディオシステムなど、快適性にも妥協がありません。この限定モデルを手に入れることで、ランドローバーが誇る伝統と最新技術の融合を体験できるでしょう。
ジャガー・ランドローバー ニュースリリース