MENU

【2026年最新版】スバル S:HEV 搭載車 完全ガイド フォレスター・クロストレック・レヴォーグ レイバックを徹底解説

本ページにはプロモーションや広告が含まれています。
The Complete Guide to Subaru S:HEV Models

スバルが誇る次世代ハイブリッドシステム「S:HEV(SUBARU STRONG HYBRID)」を搭載したモデルが、2025〜2026年にかけて一気に拡充されています。燃費性能、走行性能、そして実用性を高い次元で両立するS:HEVは、トヨタのTHS(Toyota Hybrid System)をスバルのSUBARU GLOBAL PLATFORM(SGP)および水平対向エンジン(BOXER)に最適化した本格的なストロングハイブリッドです。本記事では、S:HEV搭載の全モデル——新型フォレスター、クロストレック Dタイプ、レヴォーグ レイバック——を横断的に解説し、それぞれの特徴と選び方をわかりやすくまとめます。

目次

S:HEV(SUBARU STRONG HYBRID)とは

S:HEVは、スバルとトヨタが共同開発したストロングハイブリッドシステムです。ベースとなるのはトヨタが長年培ってきたTHS(Toyota Hybrid System)であり、これをスバルの水平対向エンジン(BOXER)および対称型AWDシステムであるシンメトリカルAWDと組み合わせた点が最大の特徴です。e-BOXERが「マイルドハイブリッド」に近い補助的なシステムであるのに対して、S:HEVはEV走行・エンジン走行・回生制動を柔軟に組み合わせる本格的なストロングハイブリッドであり、燃費性能の向上幅が別次元です。

Subaru Forester-2025

システムの核となるのは2.5L 水平対向4気筒エンジン(FB25型)と2つのモーターの組み合わせです。エンジン最高出力は118kW(160ps)/5,600rpm、最大トルクは209Nm(21.3kgm)を発揮し、これにモーター最高出力88kW(119.6ps)、モーター最大トルク270Nm(27.5kgm)が加わります。トルクの厚さは特筆すべきレベルで、低速域から豊かな加速感が得られます。WLTCモード燃費はモデルによって18.4〜19.0km/Lを実現しており、従来の1.8L ターボモデル(13.6〜13.7km/L)と比較して約38%もの燃費向上を達成しています。

また、S:HEV搭載モデルには全車にAC100V/1500Wのアクセサリーコンセントが標準装備されており、アウトドアや災害時の給電源としても活用できる高い実用性を持ちます。

① フォレスター S:HEV:

フォレスター  S:HEV
フォレスター S:HEV

2025年4月17日に正式発売された6代目フォレスターは、スバルSUVの中核を担うモデルとして全面刷新されました。デザインコンセプトには「DYNAMIC x SOLID」を掲げ、先代より全長が30mm延長(4,655mm)、全幅も15mm拡大(1,830mm)した堂々としたプロポーションへと進化しています。最低地上高は先代から変わらず220mmを確保しており、高い走破性は健在です。

2026-subaru-forester-Touring

S:HEV搭載グレードは「X-BREAK S:HEV」「X-BREAK S:HEV EX」「Premium S:HEV」「Premium S:HEV EX」の4グレードが用意されています。パワートレインは2.0L水平対向4気筒エンジン+THSの組み合わせで、WLTCモード燃費はおよそ18.4〜18.8km/Lを達成。1.8Lターボ(SPORT)の13.6km/Lと比較すれば、その燃費差は歴然としています。価格帯はS:HEV搭載グレードで420万円台〜459万円台(税込)となっています。

2026-subaru-forester-Touring

インフォテインメント面では、11.6インチHDディスプレイを全グレード標準装備とし、EXグレードには12.3インチの大型ディスプレイが搭載されます。Apple CarPlayおよびAndroid Autoにも対応し、先進的なコネクティビティを提供します。また、安全技術では最新世代の「アイサイトX」を採用。3Dマップ+GPS連動の機能やACCによる高度な運転支援を実現し、0〜140km/hの広い速度域で機能します。

あわせて読みたい
【2026年最新】スバル 新型 フォレスター(C型)一部改良・発売!新グレード「Touring」追加で385万円か... スバルは2026年5月21日、ミドルサイズSUV「フォレスター」の一部改良モデル(アプライドC型)を発表・発売しました。今回の改良では、1.8Lガソリンターボ車に新エントリ...

② クロストレック S:HEV:

クロストレック S:HEV Limited Black
クロストレック S:HEV Limited Black

2024年12月に追加設定が発表されたクロストレックのDタイプフェイスリフトモデルは、S:HEVシステムを搭載した新たな上位グレードを展開しています。従来のCタイプでは2.0L e-BOXERが上位に位置していましたが、DタイプへのアップデートでS:HEVが正式に採用され、同クラスSUVの中でもトップクラスの燃費性能——WLTCモード18.9km/L——を実現しています。これはe-BOXERの15.0km/Lと比べても大幅な向上です。

2026 crosstrek Limited Black

S:HEV搭載グレードは「Premium S:HEV」(税込383万3,500円)および「Premium S:HEV EX」(税込405万3,500円)の2グレード構成です。Premium S:HEV EXには12.3インチの大型ディスプレイが搭載されるなど、インテリアの質感と情報量も大きく向上しています。クロストレックは全長4,480mm、全幅1,800mm前後のコンパクトSUVとしての扱いやすさを保ちながら、S:HEVによる圧倒的な燃費効率と力強い走りを両立しており、日常使いからアウトドアまで幅広いシーンに対応します。

2026 crosstrek Limited Black

なお、CタイプからDタイプへの進化に伴い、新世代のCB18型1.8Lエンジン搭載グレードも引き続きラインナップされており、Dタイプでは合計3つのパワートレイン——CB18、2.0L e-BOXER、2.5L S:HEV——という充実した選択肢が揃っています。

あわせて読みたい
スバル 新型 クロストレック 特別仕様車「リミテッドブラック(Limited Black)」徹底解説!価格・装備... 2026年4月2日、スバルはクロスオーバーSUV「クロストレック」の特別仕様車**「Limited Black(リミテッドブラック)」**を正式に発表しました。ラギッドかつスポーティ...

③ レヴォーグ レイバック S:HEV:

レヴォーグ レイバック S:HEV
レヴォーグ レイバック S:HEV

2026年6月4日にフルモデルチェンジが発表されたレヴォーグ レイバックのS:HEVモデルは、スバルのS:HEV搭載車の中でも最も個性的な存在です。レイバックは「laid back」をコンセプトに、レヴォーグのワゴンボディをベースにSUVらしい力強さと高いAWD性能を融合させた、いわばクロスオーバーステーションワゴンという新ジャンルを切り拓いたモデルです。

2026-subaru-laybac
レヴォーグ レイバック S:HEV

S:HEVはレイバックに対して最も大きな恩恵をもたらしているとも言えます。搭載されるのは2.5L水平対向4気筒+THSの組み合わせで、WLTCモード燃費はなんと19.0km/Lを達成。これはS:HEV搭載全モデルの中でも最高水準の燃費性能であり、1.8Lターボのレヴォーグ(13.7km/L)比で約38%の向上に相当します。また、S:HEVモデルのボディ寸法は全幅1,820mm・全高1,550mm・最低地上高180mmとなっており、1.8Lモデルの全高1,500mm・最低地上高145mmと比べて高くなっているため、よりSUV的な存在感と走破性を持ちます。重量は1,690kgと1.8Lモデル(1,550kg)より約140kg重くなりますが、モーターの強大なトルクがそれを補って余りある力強い走りを実現します。

2026年のS:HEV追加により、レイバックのラインナップ構成は大きく変わりました。S:HEVグレードは「Premium S:HEV EX」「Premium Black S:HEV EX」の2種で、各435万円(税込)。従来の1.8Lトップグレード「Limited EX」(405万9,000円)より約29万円高い価格設定となっています。収納面でも優れており、ラゲッジ容量は492L(シート使用時)、最大561L(フラット時)と実用性も申し分なく、AC100V/1500Wコンセントと組み合わせればキャンプやアウトドアでの給電拠点としても活躍します。

あわせて読みたい
【2026年7月発売】スバル レヴォーグ レイバック S:HEV F型マイナーチェンジで何が変わった? 価格・燃... スバルは2026年6月4日、ミドルクラスワゴン「レヴォーグ(LEVORG)」のF型マイナーチェンジモデルを発表しました。今回の改良における最大のトピックは、クロスオーバー...

S:HEV搭載3モデル スペック・価格比較表:

Subaru Forester-2025
項目フォレスター S:HEVクロストレック S:HEVレヴォーグ レイバック S:HEV
エンジン2.5L 水平対向4気筒+THS2.5L 水平対向4気筒+THS2.5L 水平対向4気筒+THS
エンジン出力118kW(160ps)118kW(160ps)118kW(160ps)
モーター出力88kW(119.6ps)88kW(119.6ps)88kW(119.6ps)
モータートルク270Nm270Nm270Nm
WLTC燃費約18.4〜18.8km/L18.9km/L19.0km/L
駆動方式AWDAWDAWD
最低地上高220mm180mm
AC電源100V/1500W100V/1500W100V/1500W
価格帯(税込)420.2万〜459.8万円383.4万〜405.4万円435万円

S:HEV(ストロングハイブリッド):滑らかで燃費重視

フォレスターとクロストレック共通の2.5L S:HEVは、モーターの強力なアシスト(119.6PS/27.5kgm)により:

  • 発進時のスムーズな加速
  • ストップ&ゴーの多い街中で快適
  • モーター単独での短距離走行も可能(トヨタのTHSほどではない)

車重が軽いクロストレックの方が、同じS:HEVでも軽快でキビキビした走りを感じられます。

S:HEV搭載3モデルの年間維持費を徹底シミュレーション:

新車購入を検討する際、車両本体価格と同じくらい重要なのが「毎年かかる維持費」です。ここでは税金・保険・燃料費・車検・メンテナンス費を項目別に整理し、3モデルの年間維持費を比較します。試算条件は「自家用・年間走行距離1万2,000km・レギュラーガソリン単価166円(2026年6月現在の全国平均相場)・任意保険は30代・ゴールド免許・車両保険あり」を想定しています。

【自動車税(種別割)】

自動車税はエンジン排気量によって決まります。S:HEVはいずれも2.5L(2,498cc)エンジンを搭載しているため、排気量「2,000cc超〜2,500cc以下」の区分が適用され、年額は43,500円(自家用・令和元年10月以降登録)となります。なお、クロストレック S:HEVについては2,498ccであることから同じ43,500円ですが、一部情報では45,000円(旧税率適用の車種)と表記されているケースもあります。購入時点の登録日によって異なるため、正確な金額はスバル販売店にて確認することをおすすめします。

【自動車重量税(エコカー減税)】

自動車重量税は車両重量と環境性能(エコカー減税の適用区分)によって決まります。JAMA(日本自動車工業会)の公式エコカー減税一覧(2026年5月以降版)によると、スバル S:HEV搭載モデルはいずれも令和12年度燃費基準80%達成に分類され、「25%軽減」の適用を受けます。

新車登録時(3年分・自家用)の重量税は22,500円(本来49,200円のところ25%軽減)となります。初回車検時(2年分)は通常の本則税率が適用され、重量区分「1,500kg超〜2,000kg以下」の場合は32,800円(2年分)、「2,000kg超〜2,500kg以下」の場合はさらに高くなります。フォレスター S:HEVは車両重量が1,730〜1,780kgで「1,500kg超〜2,000kg以下」の区分内に収まる場合が大半ですが、グレードによっては2,000kgを超える可能性もあるため、販売店での確認が必要です。重量税(新車3年分・25%軽減)=22,500円重量税(初回車検2年分・本則)=32,800円(1.5t超〜2.0t以下の場合)

【自賠責保険料】

自賠責保険(強制保険)は車種区分が同じ「普通乗用車(自家用)」となるため、3モデル共通です。新車登録時は37ヶ月分で24,190円、以降の車検ごとに25ヶ月分で18,160円(24ヶ月分17,650円+継続分)が必要となります。年換算するとおおよそ7,000〜8,000円程度の負担です。

【燃料費(年間1万2,000km走行の場合)】

S:HEVの真価が最も発揮されるのがこの燃料費です。現在のレギュラーガソリン全国平均価格を約166円/Lとして計算すると、3モデルの燃料費は以下のようになります。フォレスター S:HEV(WLTC 18.6km/L平均)=18.612,000​×166≈107,097円/年クロストレック S:HEV(WLTC 18.9km/L)=18.912,000​×166≈105,397円/年レヴォーグ レイバック S:HEV(WLTC 19.0km/L)=19.012,000​×166≈104,842円/年

参考として、1.8Lターボ(13.7km/L)の同条件での燃料費を計算すると約145,401円となり、S:HEVは年間で約4万円以上の燃料費節約が見込めます。1.8Lターボとの燃料費差(年間)≈145,401−105,000≈40,000円

【任意保険料】

任意保険料は、年齢・等級・補償内容・保険会社によって大きく異なります。一般的な目安として、30代・ゴールド免許・対人対物無制限・車両保険あり(免責なし)の場合、スバルの SUVクラスでは年間6万〜9万円程度が相場です。車両保険の保険金額は購入価格に準じるため、S:HEV搭載モデルは車両保険料がやや高めになる傾向があります。保険料を抑えるには、複数社の見積もり比較を必ず行いましょう。本試算では年間70,000円を目安として使用します。

【車検費用(年換算)】

スバルディーラーでの車検費用(法定費用+整備費用)の目安は、一般的に9万〜14万円程度(重量税・自賠責含む)です。S:HEVはハイブリッドシステムを搭載しているため、通常のガソリン車と比べて整備内容が複雑になる場合がありますが、基本的な法定費用は重量区分に依存するため大差はありません。新車登録後の最初の車検は3年後、以降は2年ごとです。年換算すると約45,000〜60,000円となります。本試算では年間50,000円を想定します。

【エンジンオイル交換・その他メンテナンス費】

S:HEVは走行中にエンジンが停止するEV走行モードが多用されるため、通常のガソリン車と比較してエンジンへの負荷が少なく、オイル劣化が緩やかな特性があります。ただし、スバルでは一般的に6ヶ月または5,000〜7,500km毎のオイル交換を推奨しており、年2回交換を想定すると工賃込みで年間約1万〜1万5,000円程度です。その他タイヤ交換(4〜5年に1回・4本セット3〜5万円)やワイパー・バッテリー交換なども加味すると、年間メンテナンス費は約20,000〜30,000円が現実的な目安となります。


3モデル 年間維持費シミュレーション比較表:

(試算条件:自家用・年間走行1万2,000km・ガソリン166円/L・任意保険70,000円・30代ゴールド免許)

費用項目フォレスター S:HEVクロストレック S:HEVレヴォーグ レイバック S:HEV
自動車税(年額)43,500円43,500円43,500円
自動車重量税(年換算)約11,000円約11,000円約11,000円
自賠責保険料(年換算)約7,200円約7,200円約7,200円
任意保険料(年額)約70,000円約70,000円約70,000円
燃料費(年額)約107,000円約105,000円約105,000円
車検費用(年換算)約50,000円約50,000円約50,000円
メンテナンス費(年額)約25,000円約25,000円約25,000円
年間維持費合計(概算)約313,700円約311,700円約311,700円
月換算約26,100円約26,000円約26,000円

※上記はあくまで概算目安であり、実際の維持費は居住地域・走行距離・保険等級・整備内容によって変動します。

S:HEVはどんな人におすすめか:

S:HEV搭載モデルは、毎月1万5,000〜2万km以上走行するユーザーであれば、1.8Lターボモデルとの燃費差による恩恵が特に大きくなります。また、アウトドアやキャンプを楽しむユーザーにとってはAC100V/1500Wのコンセントが大きな魅力となります。e-BOXERと比較しても燃費・動力性能の両面でS:HEVは明確に上回っており、スバルSUVで「最高の効率と走りを追求したい」というユーザーにとって最有力の選択肢です。

一方で、価格は1.8Lモデルと比較して50万〜100万円程度高くなるケースもあるため、走行距離や使用環境を踏まえたコスト試算をしたうえで選択することをおすすめします。

まとめ:スバル S:HEV時代の本格到来:

2025〜2026年にかけて、スバルはフォレスター・クロストレック・レヴォーグ レイバックという主力3モデルへのS:HEV展開を一気に加速させました。WLTCモード燃費18〜19km/L台という高い燃費効率、270NmのモータートルクによるAWDの力強い走り、全車標準のAC100V/1500Wコンセント、そして最新アイサイトXによる安全性能——これらが揃ったS:HEV搭載車は、スバルの次世代SUVの中核となるシステムとして今後さらなる普及が期待されます。

各モデルの詳細スペックや購入検討については、スバル公式サイトおよび販売店への相談もあわせてご活用ください。

スバル

https://www.subaru.jp

The Complete Guide to Subaru S:HEV Models

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

目次