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三菱 新型「デリカD:5」フルモデルチェンジ 6代目は「D:6」? 初のPHEVモデル 2025年発売

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delica d5

三菱は、2025年頃に世界で唯一のオールラウンダーミニバンである新型「デリカD:5」のフルモデルチェンジを行うと予想されます。現行のデリカD:5は2007年1月31日に発売されて以来、18年間フルモデルチェンジが行われていません。次期モデルでは大幅な変更が期待されています。また、次期「デリカD:5」のコンセプトモデルであるPHEVシステムを採用した電動クロスオーバーMPV「MITSUBISHI D:X Concept」は、2023年10月25日に「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」で世界初公開されました。量産モデルへの移行には約2年の時間がかかる見込みです。デリカD:5のモデルチェンジ情報や一部改良での変更点を解説します。

参考

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目次

三菱 新型「デリカD:5」フルモデルチェンジ について

「D:5」はデリカ(DELICA)の5代目を指し、2007年1月31日に販売がスタートしました。2012年12月26日からはクリーンディーゼル車も追加され、その後も何度もマイナーチェンジを繰り返し、人気を保っています。今回のフルモデルチェンジは18年ぶりで、外観や内装を一新するだけでなく、三菱が得意とする「PHEV」を採用し、最新の安全装備も充実させる予定です。パワートレインにはPHEVのほかに、電気自動車モデルも設定され、様々なシーンに対応した力強い走行と環境性能の向上が期待されます。インテリアでは、デジタルメーターや大型インフォテインメントシステムが採用される予定です。安全面では、高速道路での同一車線運転を支援する「MI-PILOT」が搭載され、機能性が向上する見通しです。また、名前の面でも注目されており、「D:5」はデリカ(DELICA)の5代目を指しているため、次期モデルが「D:6」となるのかが、気になるポイントです。

三菱 新型「デリカD:5」フルモデルチェンジ エクステリア について


世界で唯一のオールラウンダーミニバンらしいデザインを継承しつつ、最新のエクステリアデザインを取り入れる予定です。2007年の発売以来15年以上もフルモデルチェンジが行われていないため、大幅なアップデートが期待されます。2023年9月25日には東京ビックサイトで開催された「ジャパンモビリティショー2023」で、未来のデリカをイメージした「D:X Concept」が公開されました。ただし、これはコンセプトカーであり、市販車のデザインとは異なる可能性が高いですが、ダイナミックシールドを近未来的なデザインに変更しています。

三菱 新型「デリカD:5」フルモデルチェンジ インテリア について

インテリアでは、「フル液晶デジタルメーター」と「大型インフォテインメントシステム」を採用し、Android AutoとワイヤレスApple CarPlayにも対応しています。複数のUSB-AおよびUSB-C充電ポートも標準装備されています。インストルメントパネルは水平基調で、車体姿勢の変化を把握しやすく、力強さと開放感を表現しています。フロアコンソールは幅広く、存在感があり、高級感のあるデザインです。ドアトリムには、触感が良く、質感の高いソフトパッドが広範囲に採用されています。

三菱 新型「デリカD:5」フルモデルチェンジ 安全装備 について

安全システムには、レーダークルーズコントロール[LCC](全車速追従機能付)と車線維持支援機能[LKA]を組み合わせた高速道路 同一車線運転支援機能「マイパイロット」や運転支援機能「e-Assist」採用がされます。「e-Assist」は衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM](歩行者検知付)、踏み間違い衝突防止アシスト[EAPM]、オートマチックハイビーム[AHB]、標識認識システム[TSR]、先行車発進通知[LCDN]、車線逸脱警報システム[LDW]&車線逸脱防止支援機能[LDP]、ふらつき警報[LDA]、前方衝突予測警報[PFCW]の8つの機能で構成されています。

車両の安全性を高めるために、移動物検知機能付きのマルチアラウンドビューモニターやデジタルルームミラーを採用しています。デジタルルームミラーは、荷物で後方が見えにくい場合や夜間・雨天時にリアカメラの映像をルームミラー上に映し出し、後方の視認性を高めます(グレードにより標準装備またはメーカーオプション設定)。さらに、安定性を高めるために、アクティブスタビリティコントロール(ASC)やトラクションコントロール機能も組み合わせて採用しています。また、アダプティブLEDヘッドライト(ALH)も一部グレードにメーカーオプション設定で採用されており、対向車や先行車にハイビームを照射しないように照射範囲を切り替えます。安全装備として、運転席&助手席、サイド、カーテン、運転席ニーの7つのエアバッグを装備しています。

三菱 新型「デリカD:5」フルモデルチェンジ パワートレイン について

エンジンには2.4L 4気筒エンジンDOHCと前後2モーターを組み合わせており、フロントモーターではマグネット配置や巻線を最適化し、冷却効率の高い油冷システムなどの最新技術を導入しています。フロントモーターの最高出力は85kW、最大トルクは255Nmです。一方、リアモーターの最高出力は100kW、最大トルクは195Nmです。前後輪に独立した高出力モーターを搭載することで、ツインモーター4WDを採用し、モータードライブならではの滑らかで安定した力強い走りを実現しています。大容量バッテリーの搭載により、長距離のEV走行が可能となります。走行状況に応じてエンジンでの発電や駆動とバッテリーを組み合わせることで、バッテリー残量を気にせずに安心して長距離ドライブを楽しむことができます。

クロスオーバーMPV「MITSUBISHI D:X Concept」

三菱は、PHEVシステムを採用した電動クロスオーバーMPV「MITSUBISHI D:X Concept(ミツビシ ディーエックス コンセプト)」を「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」で2023年10月25日世界初公開しました。「MITSUBISHI D:X Concept」は、未来の「デリカ」をイメージした、冒険心を呼び覚ます三菱自動車らしい電動クロスオーバーMPVのコンセプトカーです。

MPVならではの広い室内空間と、SUVならではの高い走破性を兼ね備えたPHEVは、行動範囲を広げる力強く快適な走りを提供します。これにより、さまざまな冒険をサポートし、アクティブなモビリティライフの良き相棒となります。

現行の「デリカD:5」にも採用されている堅牢なDピラーをはじめとした各ピラー部分には、「デリカD:5」で高い安全性に定評のある、環状骨格構造リブボーンフレームをさらに強化して採用し、高い安全性と乗員を包み込む安心感のある広い室内空間を実現しました。

「MITSUBISHI D:X Concept」エクステリア について

デリカのデザインコンセプトは、「絶対安全大空間」と「絶対走破性」です。「絶対安全大空間」のために、広い室内空間と高い安全性を継承しました。キャビン前方からDピラーまで続くサイドウインドウグラフィックと堅牢なDピラーにより「デリカ」らしさを表現。 下方まで回り込んだフロントウインドウにより大空間を演出。「絶対走破性」のために、力強さと高い走破性を実現しました。たくましく張り出したオーバーフェンダーと大径タイヤにより力強さを表現。 前後スキッドプレートとサイドステッププロテクターを装備。フロントデザインは、ダイナミックシールドをさらに進化させ、プロテクト感を高めました。サイドから回り込んだボディと一体化したシールドによりキャビンを守る。スキッドプレートによりプロテクト感を高める。特徴的なTシェイプランプにプロジェクションレーザーライトを採用。ボディカラーは、ラグジュアリーなグランピングをイメージしたカッパーに、セミグロスの新しい質感を加え、上質感を表現しました。

「MITSUBISHI D:X Concept」インテリア について

デリカの室内空間は、ワンボックスタイプの広さを活かして、乗員全員がゆったりと過ごせるスペースを確保した。シートは、上下動や回転が可能で、体格に合わせて見晴らしの良い着座位置に設定できます。運転時は、高いアイポイントにより前方視認性を確保し、運転しやすく開放感のある視界を実現。休憩時には、後方に回転させ、乗員全員で会話を楽しめる室内空間を作る。フロントウインドウと連続して足元まで繋がるシースルーボンネットには、前方の路面状況とフロントタイヤの切れ角などを組み合わせて表示し、解放感のある広々とした視界を実現します。音声対話式AIコンシェルジュが目的地までのルート情報や天候情報などを提供。インストルメントパネルやシートにタン色の本革をレイアウトし、アルマイトグレー色の金属調パーツをアクセントに配置することで、上質感とギア感を演出しました。

ヤマハ株式会社との協業により、さらに進化した新世代のオーディオシステムを採用してます。

クロスオーバーMPV「MITSUBISHI D:X Concept」PHEVを採用

環境に配慮しながら走る歓びを提供するPHEVシステムを採用。日常はほとんどEV走行、遠出はハイブリッド走行とすることで、冒険心を呼び覚まし行動範囲を広げます。状況に応じて走行モードを選択することができ、どんな冒険にも対応可能。

デリカD:5について

デリカD:5はデリカスペースギアの後継車種であり、世界で唯一のオールラウンダーミニバン(SUV・ミニバン型)の乗用車です。「D:5」はデリカ(DELICA)の5代目を意味し、2007年1月31日に販売が開始されました。2012年12月26日からはクリーンディーゼル車の販売もスタートし、その他、現在まで何度もマイナーチェンジを繰り返しながら人気を維持しています。

デリカD:5

デリカD:5のビックマイナーチェンジ

三菱は、新型デリカD:5のビックマイナーチェンジを行い、2018年11月21日から予約受け付けを開始しました。その後、2019年2月15日に発売されました。今回の変更では、デリカD:6ではなく新型デリカD:5として、フルモデルチェンジを行いました。フロントフェイスを大幅に変更し、イメージを一新しました。また、カスタムモデルとして「URBAN GEAR」をラインナップすることも行われました。

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ビックリマイナーチェンジ デリカD:5

フロントデザインコンセプトとして「ダイナミックシールド」を採用し、大型バンパーにフェンダーと一体化した縦型LEDマルチヘッドライトを採用します。

サイズデリカD:5新型デリカD:5
全長4,790mm4,800mm
全幅1,795mm1,795mm
全高1870mm1,875mm
ホイールベース2,850mm2,850mm

アプローチアングルは21度、デパーチャーアングルは23度です。フロントデザインは2017年秋にインドネシアで販売が開始された、次世代クロスオーバーMPV「新型エキスパンダー」のようなデザインになりました。今回の最大の特徴は、フルモデルチェンジに伴い、新しい三菱デザインを取り入れてよりシャープなイメージに生まれ変わることです。

インテリアも変更され、カスタムモデルのURBAN GEARでは特別なインパネアクセントパネルが採用され、さらに10.1インチのナビゲーションシステムも採用されます。ワイド感を演出するために、水平基調の「Horizontal Axis(ホリゾンタルアクシス)」コンセプトに基づいたインストルメントパネルが採用されます。

エンジンは、旧型に搭載されている4N14エンジン2.2L 直列4気筒DOHC クリーンディーゼルターボエンジンの改良型が採用されます。この改良型エンジンは、新型エクリプスクロスにも採用されているものです。

スクロールできます
スペック旧型エンジン搭載
D-Power package
新型 エンジン搭載
URBAN GEAR
G-Power Package / M
エンジン2.2Lクリーンディーゼル
ターボエンジン
2.2Lクリーンディーゼル
ターボエンジン
最高出力109kW(148PS)/
3,500rpm
107kW(145PS)/
3,500rpm
最大トルク360N・m(36.7kgf・m)/
1,500~2,750rpm
380Nm(38.7kgfm)/
2,000rpm
トランス
ミッション
INVECS-II
6速スポーツモード AT
8速
スポーツモードAT
JC08モード
燃費
13.0km/L13.6km/L

更に旧型車に対し最大トルクを5%アップ、燃費も向上することとなりそうだ。ディーゼルエンジンの排出ガスを浄化するAdBlue®「尿素SCRシステム」を搭載。また、トランスミッションには8速スポーツモードAT、4WDシステムは新型アウトランダー、新型エクリプス クロスに採用されたAYCブレーキ制御を追加した車両運動統合制御システム「S-AWC(Super All Wheel Control)」を採用する。

デリカD:5 特別仕様車「JASPER」

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デリカD:5 特別仕様車「JASPER」

2020年4月16日に、三菱は新型「デリカD:5」に、アウトドアを楽しむ特別仕様車「JASPER(ジャスパー)」を発売しました。この特別仕様車「JASPER」は、「デリカD:5「G」グレード(8人乗り)」をベースとしています。フロントグリルとポジションランプガーニッシュはアイガーグレーメタリックに塗装され、アルミホイールはダーククローム調に塗装されています。「JASPER」のデカールがテールゲートに配され、また、広大な山並みやヘラジカを描いたデカールがボディサイドに配され、アウトドアレジャーシーンで目を引くデザインとなっています。

新しく設定された「JASPER」のテーマカラーは、歴代の「JASPER」のグリーンを踏襲した「エメラルドブラックパール/アイガーグレーメタリック」です。「JASPER」専用色として「ウォームホワイトパール/アイガーグレーメタリック」が用意され、さらに人気の「アイガーグレーメタリック/ブラックマイカ」の3色展開となっています。

シート生地には、アウトドアレジャーに最適な撥水機能を備えたスエード調人工皮革「グランリュクス」を採用し、ブラウンステッチを施しました。手触りが心地よく、滑りにくい立体的なボーダーキルティング形状を採用し、機能性の高いシートにしました。さらに、インパネやドアトリムにも同様のブラウンステッチを施すことで、統一感のあるインテリアとしました。

マルチアラウンドモニターの後方表示を大きくし、ルームミラーとナビゲーション画面の同時表示に対応、全グレード標準装備化。アウトドアアクティビティをより快適に楽しめる特別仕様車「CHAMONIX(シャモニー)」を発売した。Pグレードと特別仕様車「CHAMONIX」のアクセルペダルとブレーキペダルにアルミペダルを標準装備。

「デリカD:5」 特別仕様車「CHAMONIX(シャモニー)」

2023年11月24日に発表し、発売を開始したのは、アウトドアアクティビティをより快適に楽しめる特別仕様車「CHAMONIX(シャモニー)」です。この特別仕様車「CHAMONIX」は、コンセプトカー「SNOW SURVIVOR」をイメージし、最上級のPグレードをベースに、専用の外装・内装デザインが施されています。

エクステリアでは、フロントグリルやフォグランプベゼル、ドアミラーカバーなどをブラックマイカで統一し、精悍なスタイリングを強調しています。18インチアルミホイールもブラック塗装して、力強い印象を与えています。さらに、テールゲートには「CHAMONIX」の専用デカールを配し、雪山の針葉樹をイメージした専用色のグリーンを採用しました。フロントフェンダーにはカモフラージュ柄をベースにしたグリーンの車名ロゴのデカールを配し、アウトドアシーンで目を引くデザインに仕上げています。


インテリアは、アウトドアアクティビティでの使い勝手を考慮した専用コンビネーション生地のシートが特徴です。雪や水滴のついたウェアのままでも気軽に乗り込めるよう、撥水機能を備えたスエード調素材と合成皮革を採用しました。手触りが心地よく、滑りにくい立体的なボーダーキルティング形状にシルバーステッチが施されています。また、インストルメントパネルやドアトリムにもシルバーステッチが施され、統一感のあるインテリアデザインに仕上げられています。さらに、ルーフビームガーニッシュの天井照明は専用のホワイトに設定され、オーナメントパネルとアクセントパネルには木目調バール杢が採用されており、インテリアの質感を向上させています。

デリカD:5 スペック

スペックデリカD:5
全長4,800mm
全幅1,795mm
全高1,875mm
ホイールベース2,850mm
エンジン2.2L 直列4気筒DOHC
クリーンディーゼルターボ
最高出力107kW(145PS)/
3,500rpm  
最大トルク380Nm(38.7kgfm)/
2,000rpm
JC08モード燃費13.6km/L

「デリカD:5」一部改良 2023年モデル 価格 グレード について

三菱のデリカD:5には主に3つのグレードがあります。さらに都会的なデザインになったURBAN GEARがあります。

モデルエンジントランス
ミッション
駆動
方式
価格
(10%)
M直列4気筒DOHC
2.2L
クリーンディーゼル
ターボ
8速AT
(スポーツモード付)
4WD4,156,900円
G4,258,100円
CHAMONIX
(電動サイド

ステップ非装着車)
4,557,300円
G-Power package4,494,600円
P4,601,300円
URBAN GEAR G4,385,700円
URBAN GEAR
G-Power package
4,622,200円
CHAMONIX
(電動サイド

ステップ装着車)
4,656,300円

編集部から一言


現行のデリカD:5は2007年1月31日に発売されて以来、18年間フルモデルチェンジが行われていません。次期モデルでは大幅な変更が期待されています。現行モデルは一部ユーザーから絶大な人気を誇っており、その理由はミニバンでありながら悪路走破が可能なボディ形状を持つ唯一のオールラウンダーミニバンであることにあります。18年も経つとマイナーチェンジを繰り返していても、古さを感じるようになってきます。今回のフルモデルチェンジにより一新されるデザインで、再び人気が高まることは間違いありません。今後新しい情報が入り次第お伝えしますので、楽しみにしていてください。

三菱ニュースリリース

https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2023/detail5748.html

delica d5

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