マツダは「RX-8」のフルモデルチェンジの開発を進め、新型「RX-9」として2021年に発売を開始する。2020年はマツダが創業して100周年となる年であったが、コロナウイルスなどの影響もあり開発が遅れている、ロータリーエンジン復活のタイミングとして「RX-9」の発売をすることになる。
第44回東京モーターショー2015でロータリースポーツコンセプト「Mazda RX-VISION」を発表。第45回東京モーターショー2017にてコンセプトモデル「VISION COUPE」を発表している。
マツダ RX-9 車名なのか?
RX-9の開発をしていると噂になっている?RX-7じゃないのか?とも言われているのだが・・・多くの国内外メデイアや自動車ファンサイトなどでRX-7報じられていた。理由としてはRX-8のコンセプトモデルMazda RX-VISIONは4シーターではなく、RX-7と同じく2シーターであることだ。しかし、東京モーターショー2017で発表されるコンセプトモデルのティーザー画像は4ドアモデルのコンセプトである。つまり、RX-8の後継としてRX-9とし発売することになる。
マツダ RX-9 スパイショット
海外ではRX-8を使い次世代ロータリーエンジン SKYACTIV-Rの試験走行が行われスパイショットの撮影が行われている。
マツダ コンセプト ティーザー画像
RX-7/RX-8について
RX-7は2002年に生産が終了したモデルである。2003~2012年まではRX-8を発売したが、現在は販売を終了している。マツダ RX-7と言えばロータリーエンジンを搭載したスポーツカーで今でも多くの愛好家を有する国産スポーツカーである。
コンセプトモデルについて
外見は「魂動」デザインを採用し2010年にコンセプト車としリリースした 「マツダ 靭(SHINARI)」をイメージしいるのではないかと言われている。「現代的な外観にして、マツダの血統を体現したスポーツカーのコンセプトである」と解説されている。「マツダ 靭(SHINARI)」の4ドアから2ドアに変更もされており噂ではロータリーエンジンを搭載するのではないかとも言われているこれが、2010年のコンセプトモデルを量産車に近づけたRX-9ではないかと思われる。そして、2015年10月28日に第44回東京モーターショー2015でロータリースポーツコンセプト「Mazda RX-VISION」を発表した。2016年1月15日~17日に幕張メッセで開催された東京オートサロン2016で二度目の公開した。
Mazda RX-VISION
2016年7月21日、8月5日~7日に幕張メッセ2・3ホールで開催されるヘリテージカーイベント「オートモビル カウンシル 2016」にてMazda RX-VISIONを出展すると発表した。2017年は、マツダのロータリーエンジン50周年となる節目の年であり重要な発表があった。次世代RE ロータリーエンジンの「SKYACTIV-Rスカイアクティブ・アール)」を発表した。第45回東京モーターショー2017にて量産モデルに近いコンセプトモデル「VISION COUPE」を発表した。
VISION COUPE
次世代RE ロータリーエンジン「SKYACTIV-R」
次世代RE ロータリーエンジンの「SKYACTIV-Rスカイアクティブ・アール)」を搭載。2016年3月24日「SKYACTIV-R」の「Rotary Piston Engine Mounted on Vehicle」特許申請がされた。次世代RE ロータリーエンジンの「SKYACTIV-R(スカイアクティブ・アール)」2ローターや2スパークプラグ、サイドポートに変更はない。下方吸気/上方排気/上方ターボといったレイアウト変更や、ポート噴射とはいえ燃焼室により近くなったインジェクタ、排気管の取り回しが見られる。新型RX-9の為だけにプラットフォームを新開発するとはコスト的に考えて難しいと思われるため、プラットフォームを共有するのではないか?と言われている。ロードスターに関しては既にアルファロメオとプラットフォームを共有していることも同様の理由だ。つまり新開発SKYACTIVシャシー+新開発ロータリーエンジンを組み合わせたモデルとなる。
ミラーレス車採用
マツダとし初のミラーレス車をラインナップ。オプション設定する。
Mazda RX-VISIONの画像では正にミラーレス車となっている。国土交通省 ミラーレス車 カメラ代用で公道走行可能へ 2016年にもカメラとモニターの代用が可能に。
新型 RX9 スペック
サイズ | Mazda RX-VISION |
---|---|
全長 | 4,389mm |
全幅 | 1,925mm |
全高 | 1,160mm |
ホイールベース | 2,700mm |
タイヤサイズ | 654cc×2 ロータリーエンジン SKYACTIV-R |
駆動方式 | FR |
乗車定員 | 4名 |
新型 RX9 EV マツダ ロータリー(RE) レンジエクステンダー
更に、RX-7の発売によりロータリーエンジン復活となり、2020年には新型デミオに電気自動車(EV)モデルの設定そこにシングルロータリーエンジンの発電機を搭載し走行距離を2倍に増やす設計のモデルを開発中だ。
その装置の名前は「マツダ ロータリー(RE) レンジエクステンダー」だ。
今後のマツダの動きに注目していきたい。
今後情報が入り次第お伝え致します。
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ソース
https://www.carscoops.com/2017/12/is-this-mazda-rx-9-mule-weve-been/
https://www.carscoops.com/2019/06/do-these-patents-show-mazdas-new-turbocharged-rotary-engine/
「マツダ 靭(SHINARI)」
https://www2.mazda.co.jp/motorshow/2017/
マツダニュースリリース
https://www2.mazda.com/ja/publicity/release/2016/201607/160721a.html