レクサスは新型「LEXUS RX」の開発を進めている。そして、ニューヨークモーターショー2015で初公開された。第44回東京モーターショー2015(10月30日〜11月8日)でも出展。「RX450h」「RX350」の公開は2015年4月1日におこなわれた。日本での発売日だが、2015年10月22日に発売される。RX200t 価格495万円〜621万円、RX450h 価格602.5万円〜742.5万円。
LEXUS RXについて
もともと、LEXUS RX はトヨタ ハリアーの海外輸出名として使われた。厳密には旧型は3代目のRXだが、トヨタの旧型ハリアーとは別物となっている。昨年発売された、LEXUS NX が発売されたことにより、より4代目となるRXはその上をいく高級志向なモデルとなった。先代モデルと比べて、ホイールベースを50mm伸ばすとともに、全長を120mm拡大した。
新型 LEXUS RXについて
ボディサイズは先代モデル比較、全長4,890mm(+120mm)、全幅1,895mm(+10mm)、全高1,710mm(+20mm)、ホイールベース2790mm(+50mm)気になる「RX450h」「RX350」のエンジンだが、旧型に搭載されている物を新化させた。3.5LV型6気筒DOHCのアトキンソンサイクルエンジンと高トルクモーター内蔵のトランスミッションを組み合わせとそのハイブリッドモデル (3.5LV型6気筒DOHC+モーター)エンジンはどちらも最高出力262ps/6,000rpmだ。更にスポーティバージョンである「F SPORT」も登場すると発表されている。「RX450h」のJC08モード燃費は18.2km/L~18.8km/Lとなる。そして、2015年4月20日に上海モーターショー2015で発表された「RX200t」。新型エンジン直4 2.0L直噴ターボが新たに搭載。ツインスクロールターボチャージャー、可変角を拡大したDual VVT-iWを使しエンジンの最高出力が238ps(170kW)もあるのでまずRXでも問題のない走りとなる。「RX200t」のJC08モード燃費は11.2km/L~11.8km/Lとなる、日本では、「RX350」を発売せず、「RX450h」「RX200t」の2グレード体系での販売となる。ボディ側面へ回りこんだL字型テールランプはレクサス初である。ホイールベースは従来型から50mm延長されている。
新型 LEXUS RX 予防安全パッケージ「Lexus Safety System+」を全車標準装備
Lexus Safety System + の主な特長 ミリ波レーダーとカメラを用いて優れた認識性能・信頼性を確保。歩行者検知機能付衝突回避支援型PCS、LDA、AHBの3種類の予防安全機能に加え、レーダークルーズコントロールも装備する。
歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ(PCS) ミリ波レーダーとカメラを用いて前方の車両や歩行者を検出し、警報、ブレーキアシスト、自動ブレーキで衝突回避支援および被害軽減を図る。自動ブレーキは、歩行者に対しては約10~80km/hの速度域で作動し、例えば、歩行者との速度差が30km/hの場合には、約30km/h減速し、衝突回避を支援。また、車両に対しては、約10km/h~最高速の幅広い速度域で作動し、例えば、停止車両に対し自車の速度が40km/hの場合には約40km/hの減速が可能。
レーンディパーチャーアラート(LDA) カメラによって走行車線の白線や黄線を認識し、車線逸脱の可能性を検知した場合にはブザーとディスプレイ表示、およびステアリングの振動でドライバーに警報を出すことで、車線逸脱による衝突事故の回避を支援。また、電動パワーステアリングを制御し、車線内走行をしやすいようにドライバーのステアリング操作をサポートする「レーンキーピングアシスト」(LKA)を一部車両に搭載する。
オートマチックハイビーム(AHB) カメラによって対向車のヘッドランプ、または先行車のテールランプを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替えることで、他の車両のドライバーの眩惑を低減するとともに、夜間の前方視界確保を支援。
レーダークルーズコントロール 先行車との車間距離の検知にミリ波レーダーを使用し、設定車速内で先行車の車速に合わせて速度を調節することで一定の車間距離を保ちながら追従走行できるレーダークルーズコントロールを採用。前方車両の車線変更をミリ波レーダーとカメラで検知し、よりスムーズな加減速制御を実現。
安全運転支援システム「ITS Connect」の採用 ITS専用周波数(760MHz)による路車間・車車間通信を活用した安全運転支援システム「ITS Connect」、アクセルの踏み間違いや踏み過ぎなどで起こる衝突を緩和するインテリジェントクリアランスソナー、さらに駐車時に左右後方から接近してくる車両と衝突の危険性がある場合、自動的にブレーキ制御するリヤクロストラフィックオートブレーキ(RCTAB)をLEXUS初採用し、予防安全機能を強化。
新型 LEXUS RX グレード価格について
レクサスRX200t (2WD FF)495万円
レクサスRX200t (4WD)521万円
レクサスRX200t Version L(2WD FF)595万円
レクサスRX200t Version L(4WD)621万円
レクサスRX200t F SPORT(4WD)605万円
レクサスRX450h (2WD FF) 602.5万円
レクサスRX450h (4WD) 628.5万円
レクサスRX450h Version L(2WD FF)702.5万円
レクサスRX450h Version L(4WD)728.5万円
レクサスRX450h F SPORT(4WD)742.5万円
新型 LEXUS RX 今後の展開
また、レクサス 新型 RX ロングバージョン 3列シートモデル 7人乗りの開発を進めていると言われており全長を100mm前後伸ばしたモデルとなり、2016年11月頃の販売に向けて開発していると言われている。
スペック | 新型 LEXUS RX |
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全長 | 4,890mm |
全幅 | 1,895mm |
全高 | 1,710mm |
ホイールベース | 2,790mm |
エンジン | 直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴ターボ |
最高出力 | 238ps/4,800~5,600rpm |
最大トルク | 35.7kgm/1,650~4000rpm |
ミッション | 6速AT |
JC08モード燃費 | 11.2km/L~11.8km/L |
価格 | 495万円~621万円 |
今後新しい情報が入り次第お伝え致します。
レクサスニュースリリース