レクサスは新型RXシリーズのマイナーチェンジを行い2017年12月7日発売した。新型となるRXにロングバージョンを追加し新型「RX200tをRX300に変更」「RX350L(海外のみ)」「RX450h」「RX450hL」の追加し発売する。価格:497万2000円~769万円。
2017年11月29日(現地時間)にロサンゼルスモーターショー2017のレクサスプレスカンファレンスにて新型RX350L RX450Lを正式発表した。2017年12月1日から10日に開催されるロサンゼルスモーターショー2017にて新型RX350Lの量産モデルを公開した。
RX300 価格:497万2000円~622万1,000円
RX450h 価格:604万7,000円〜743万6,000円
RX450h L 価格:769万円
新型 RX450hL エクステリア
新型RX450hL
新型 RX350L
新型 RX450hL インテリア
新型RX450hL
新型 RX350L
新型 RX450hL スペック
スペック | 新型 RX450h L |
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全長 | 5,000mm |
全幅 | 1,895mm |
全高 | 1,725mm |
ホイールベース | 2,790mm |
エンジン | 3.5L V型6気筒 エンジン +モーター |
最高出力 | 193kW(262ps)/ 6,000rpm |
最大トルク | 335Nm(34.2kgm)/ 4,600rpm |
フロントモーター 最高出力 | 123kW (167ps) |
フロントモーター 最大トルク | 335Nm (34.2kgm) |
リアモーター 最高出力 | 50kW (68ps) |
リアモーター 最大トルク | 139Nm (14.2kgm) |
トランスミッション | 電気式無段階変速機 |
駆動方式 | E-Four(4輪駆動方式) |
JC08モード燃費 | 17.8km/L |
乗車定員 | 7名 |
価格 | 7,690,000円 |
新型RXシリーズについて
新型RXシリーズは2015年10月22日に発売された。「RX450h」「RX350」(日本未発売)のエンジンだが、旧型に搭載されている物を新化させた。3.5LV型6気筒DOHCのアトキンソンサイクルエンジンと高トルクモーター内蔵のトランスミッションを組み合わせとそのハイブリッドモデル (3.5LV型6気筒DOHC+モーター)エンジンの最高出力は310psだ。更にスポーティバージョンである「F SPORT」も登場すると発表されている。「RX450h」のJC08モード燃費は18.2〜18.8km/Lとなる。そして、2015年4月20日に上海モーターショー2015で発表された「RX200t」新型エンジン 直4 2.0L直噴ターボが新たに搭載。ツインスクロールターボチャージャー、可変角を拡大したDual VVT-iWを使しエンジンの最高出力が238ps(170kW)もあるのでまずRXでも問題のない走りとなる。新型RXでは全車標準装備で予防安全パッケージ「Lexus Safety System+」を採用。「RX200t」のJC08モード燃費は12.1km/Lとなる。
新型RX300(RX200t) マイナーチェンジモデル 変更点について
2017年9月14日に新型NXのマイナーチェンジを行ったが同様の変更が行われRX200tの2Lターボエンジン搭載車をグレードモデル「RX300」とする。RX450h version Lグレードをベースに3列化をした、「RX450h L」をラインナップする。電動格納式のサードシートを採用。18インチアルミホイールをよりメタリックな塗装としたほか、セキュリティ機能を強化。
新型RX300(RX200t) RX450hマイナーチェンジモデルについて
以前から度々、カリフォルニア州でRXのプロトタイプのスパイスショットが取られる中でロングタイプの噂が浮上した。海外メディアによると2016年3月11日に欧州域内の商標の管理を行っている欧州共同体商標意匠庁、OHIM(Office for Harmonization in the Internal Market)に「RX350L RX450hL」という新しい商標を申請したという。そして、今回の噂されているRX350L RX450hL (RX ロングバージョン)は2017年12月頃に発売を目指しており全長を100mm前後伸ばしたモデルとなり3列シートとなり6人〜7人乗りとなる。エンジンは3.5LV型6気筒DOHCのアトキンソンサイクルエンジンと高トルクモーター内蔵のトランスミッションを組み合わせとそのハイブリッドモデル (3.5LV型6気筒DOHC+モーター)だ。
先進の予防安全パッケージLexus Safety System+を搭載
ミリ波レーダーとカメラを用いて優れた認識性能・信頼性を確保。歩行者検知機能付衝突回避支援型PCS、LDA、AHBの3種類の予防安全機能に加え、レーダークルーズコントロールも装備する。
歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ(PCS)ミリ波レーダーとカメラを用いて前方の車両や歩行者を検出し、警報、ブレーキアシスト、自動ブレーキで衝突回避支援および被害軽減を図る。自動ブレーキは、歩行者に対しては約10~80km/hの速度域で作動し、例えば、歩行者との速度差が30km/hの場合には、約30km/h減速し、衝突回避を支援。また、車両に対しては、約10km/h~最高速の幅広い速度域で作動し、例えば、停止車両に対し自車の速度が40km/hの場合には約40km/hの減速が可能。
レーンディパーチャーアラート(LDA) カメラによって走行車線の白線や黄線を認識し、車線逸脱の可能性を検知した場合にはブザーとディスプレイ表示、およびステアリングの振動でドライバーに警報を出すことで、車線逸脱による衝突事故の回避を支援。また、電動パワーステアリングを制御し、車線内走行をしやすいようにドライバーのステアリング操作をサポートする「レーンキーピングアシスト」(LKA)を一部車両に搭載する。
オートマチックハイビーム(AHB) カメラによって対向車のヘッドランプ、または先行車のテールランプを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替えることで、他の車両のドライバーの眩惑を低減するとともに、夜間の前方視界確保を支援。
レーダークルーズコントロール 先行車との車間距離の検知にミリ波レーダーを使用し、設定車速内で先行車の車速に合わせて速度を調節することで一定の車間距離を保ちながら追従走行できるレーダークルーズコントロールを採用。前方車両の車線変更をミリ波レーダーとカメラで検知し、よりスムーズな加減速制御を実現。
更に、安全運転支援システム「ITS Connect」の採用 ITS専用周波数(760MHz)による路車間・車車間通信を活用した安全運転支援システム「ITS Connect」、アクセルの踏み間違いや踏み過ぎなどで起こる衝突を緩和するインテリジェントクリアランスソナー、さらに駐車時に左右後方から接近してくる車両と衝突の危険性がある場合、自動的にブレーキ制御するリヤクロストラフィックオートブレーキ(RCTAB)を採用し、予防安全機能を強化
新型RX300(RX200t) RX450hマイナーチェンジモデル ライバル車種や背景について
今回の3列シートをランナップする背景にはSUVモデルの3列化が世界的に増えてきていることがある。価格帯が違うが日産 新型 エクストレイル (X-TRAIL) は以前から3列モデルをランナップ。マツダも新型 CX-8(CX8) 3列シート採用モデルを12月14日に発売開始する。価格帯などが同じアウディ 新型 Q7も3列仕様をランナップして日本で2016年3月16日から発売している。プジョーも新型 5008で 3列シート7人乗り 2017年9月25日発売した。つまり、RXシリーズの3列化は当然な流れでありトヨタ、レクサス車を買いたいユーザーとしては待ってました!!と言ったところになるだろう。
今後新しい情報が入り次第お伝え致します。
レクサスニュースリリース