ダイハツ、東京モーターショーに「KOPEN」「DECA DECA」などを出展ダイハツは、2013年11月22日から12月1日まで、東京都・東京ビッグサイトで一般公開される第43回東京モーターショーに、ワールドプレミアとなる3車種4台の参考出品車と、市販予定車1車種1台、市販車7台および各種技術を出展する。
今回の東京モーターショー「世界にまだない未来を競え。“Compete!And shape a new future ”」の全体テーマのもと、『PLAY Tomorrow!もっと軽にできること。』をテーマにダイハツが得意とする小さなクルマの持つ楽しさ、可能性の広がりなどを訴求し、世界の人々に豊かな生活と心踊る明日がやってくるような近未来のクルマ・技術などを各出展物で表現する。
新型コペン について
なかでも「KOPEN(コペン)」は、樹脂外板をカバーケースのように脱着できるボディ骨格とし、ひとつの骨格で複数の意匠が楽しめるなど、本来のオープンスポーツとしての走行性能の進化に加えて、新しいクルマの価値とカタチを提案する。今回はスタイリッシュ&エモーショナルな外装とタフ&アグレッシブな外装の2意匠を同時出展する。
コペンのコンセプトモデルは「新感覚・オープンスポーツ NEW FUN+」をコンセプトに、軽オープンスポーツの新しい形を提案するとしており、「KOPEN future included Rmz(コペン・フューチャーインクルーデッド アール・エムゼット)」「KOPEN future included Xmz(コペン・フューチャーインクルーデッド クロス・エムゼット)」というコンセプトの異なる2台を展示する。
このコンセプトモデルでは、「走る楽しさ・持つ楽しさを極限まで追求したモデル」を謳うとともに、外板意匠をスマホのカバーケースのように自由に着せ替えられるという新しい使い方の提案をしている。Rmzはスタイリッシュ&エモーショナルな独創的スタイリングに仕上げ、インテリアは素材にこだわった上質なものとした。Xmzはタフ&アグレッシブなスタイリングで、インテリアはスパルタンさを強調したものとなっている。
2011年の東京モーターショーでも新型コペンを想起させる「D-X(ディークロス)」を展示し、その際はパワートレーンに直噴2気筒660ccターボエンジンの改良型を採用していた。一方、今回のコンセプトモデルでは「KF」型の直列3気筒DOHC 0.66リッターターボエンジンを搭載し、トランスミッションにCVT(パドル付き)を組み合わせ、前輪駆動モデルであることが発表された。ボディーサイズは3395×1475×1275mm(全長×全幅×全高)で、ルーフは電動格納式のハードルーフを採用している。
ちなみに市販車の名称は「Copen」であり、今回のコンセプトモデルでは「KOPEN」と「K」が使われている。1999年の第33回東京モーターショーで発表されたコンセプトモデルも「KOPEN」となっており、「K」には“軽オープン”の意が込められているという。
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