韓国の自動車メーカー「ヒョンデ」は、電気自動車の新モデル「インスター(INSTER)」の日本先行予約受け付け開始を2025年1月10日に発表しました。納車はおおむね4月~5月ごろを予定しています。コンパクトなボディに、広々とした室内空間、そして充実した装備。さらに、EVならではの静粛性と環境性能も魅力です。
2025年1月10日、千葉県千葉市美浜区の幕張メッセで開幕したカスタムカーと関連製品の展示会「東京オートサロン2025」。ヒョンデブースでは、この東京オートサロンに合わせて予約受付を開始したコンパクトBEV(バッテリ電気自動車)のニューモデル「インスター」が日本初公開されました。
世界初公開は2024年6月に開催された「釜山モビリティショー 2024」。ヒョンデのBEVラインアップで最小となるボディサイズながら、ロングドライブを可能にする航続距離とゆとりある広い室内空間を実現し、ユーザーの多様なライフスタイルに適合するオールマイティなモデルとして登場しました。
ヒョンデ新型インスター まとめ
- コンパクトBEV「インスター」 が東京オートサロン2025で日本初公開&予約開始。
- 価格 は284万9000円~357万5000円。
- バッテリ容量 は42kWhと49kWhの2種類。
- ボディサイズ は全長3830mm×全幅1610mm×全高1615mm。
- 航続距離 は42kWhモデルで327km、49kWhモデルで370km。
- 広々とした室内空間 と 充実した装備 が魅力。
- カスタマイズモデル 「インスター ターマック」 も展示。
- 納車 はおおむね4月~5月ごろを予定。
特徴
- ヒョンデのBEVラインアップで 最小 のボディサイズ。
- ロングドライブ を可能にする航続距離。
- ユーザーの多様なライフスタイルに適合する オールマイティなモデル 。
- ルーフレール(Voyage、Loungeに標準装備)。
- 電動スライド式サンルーフ(Lounge専用装備)。
- LEDターンランプ付きカラードドアミラー(Voyage、Loungeに採用)。
- 双方向の給電が可能な V2L(Vehicle-to-Load)に対応 。
驚きの価格設定! 284万9000円から
インスターの魅力は何と言ってもその価格。最も安い「Casual」は284万9000円という驚きの価格設定で、EVの普及を加速させる一台となるでしょう。装備を充実させた「Voyage」と「Lounge」は335万5000円と357万5000円となっています。
コンパクトなボディに広々空間
ボディサイズは全長3830mm×全幅1610mm×全高1615mmとコンパクトながら、ホイールベースは2580mmを確保。乗車定員は4人で、ゆとりある室内空間を実現しています。
充実の装備で快適なドライブを
ルーフレールはVoyageとLoungeに標準装備。電動スライド式サンルーフはLounge専用装備となります。LEDターンランプ付きのカラードドアミラーはVoyageとLoungeで採用され、先進的な印象を与えます。タイヤサイズは前後205/45R17 88Vと、安定した走行性能を確保しています。
個性的なカスタマイズモデル「インスター ターマック」も展示
市販モデルのインスターのほかにも、日本では後日の追加を予定するインスターの派生モデル「インスター クロス」をベースにカスタマイズを施した「インスター ターマック」も展示されました。
西日本地方にあるカルスト草原からインスピレーションを得たというコンセプトカーで、インスター クロスが備えるタフな外観に、どこか懐かしいラリーイメージを追加。ボディカラーは「ホットロッドレッド&ホワイト 2トーン」で、ボンネットにもホワイトラインを設定しています。
フロントバンパーにはバンパーガードやフォグランプを設置し、力強さを強調。ルーフキャリアはベース車のインスター クロスでも装備しているものですが、クリーム色のカッティングシートを使って外観イメージとコーディネートしています。足元はOZレーシングの白いアルミホイールに、ダンロップのオールシーズンタイヤ「シンクロウェザー」を組み合わせ、個性を演出しています。新型インスターは、あなたのライフスタイルをさらに豊かに彩る、頼もしいパートナーとなるでしょう。
ヒョンデ新型インスターの詳細情報
- 価格
- Casual(42kWhバッテリー):284万9000円
- Voyage(49kWhバッテリー):335万5000円
- Lounge(49kWhバッテリー):357万5000円
- ボディサイズ
- 全長×全幅×全高:3830mm×1610mm×1615mm
- ホイールベース:2580mm
- 航続距離
- 42kWhバッテリーモデル:327km
- 49kWhバッテリーモデル:370km
- 主な装備
- ルーフレール(Voyage、Loungeに標準装備)
- 電動スライド式サンルーフ(Lounge専用装備)
- LEDターンランプ付きカラードドアミラー(Voyage、Loungeに採用)
- その他
- 双方向の給電が可能なV2L(Vehicle-to-Load)に対応
編集部から一言
ヒョンデの新型EV「インスター」、ついに日本上陸ですね! 価格も手頃で、航続距離も十分。コンパクトながら広い室内空間も魅力的です。 個人的には、カスタマイズモデル「インスター ターマック」のラリー風デザインがツボでした。街乗りだけでなく、アウトドアにも活躍してくれそう!