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ミドシップ GRヤリスの出展はセリカを復活させる布石か!東京オートサロン2025 TOYOTA GAZOO Racing

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GR Yaris M Concept

2025年1月10日、カスタムカーの祭典、東京オートサロン2025が千葉県の幕張メッセで開催されました。数々の魅力的な車両が展示される中、トヨタガズーレーシング(TGR)ブースでひときわ注目を集めたのが、GRヤリスの進化形、そして次期セリカに関する情報でした。

GRヤリスは、WRC(世界ラリー選手権)で培われた技術を惜しみなく投入した、トヨタのスポーツカーの象徴的な存在です。2020年のデビュー以来、その卓越した走行性能と、モータースポーツ直系の開発思想で、多くの自動車ファンを魅了してきました。東京オートサロン2025では、GRヤリスのさらなる進化を予感させるコンセプトモデル「GRヤリスMコンセプト」が公開され、大きな話題となりました。

GRヤリスと次期セリカ:トヨタ スポーツカー戦略の展望

GRヤリス

  • 東京オートサロン2025で進化形「GRヤリスMコンセプト」を公開。
    • ミッドシップ4WD構造を採用。
    • 2.0Lターボエンジンを搭載し、パワーアップ。
    • 空力性能を向上させるエアロパーツを装備。
    • スーパー耐久シリーズでの実戦経験をフィードバック。
  • 2025年のニュルブルクリンク24時間レースに参戦。
    • 新型エンジン「G20Eエンジン」を搭載した特別モデルで出場。
  • モータースポーツ活動で得られた知見を市販車にフィードバック。
  • カスタマイズパーツが豊富で、オーナーの好みに合わせたカスタマイズが可能。

次期セリカ

  • GRヤリスのメカニズムを流用し、ミッドシップ(MR)レイアウトで開発中。
  • スポーツAWDシステム「GR-FOUR」を搭載。
  • パワフルなエンジンとAWDシステムにより、高い運動性能を実現。
  • フロント駆動に電動モーターを採用する可能性も。
  • 5代目ST180型やST200型を彷彿とさせるアグレッシブなデザインを期待。
  • 最新の安全技術や快適装備を搭載。

トヨタのスポーツカー戦略

  • GRブランドを通じて、モータースポーツ活動と市販車開発を連携。
  • モータースポーツで培われた技術を市販車にフィードバック。
  • エモーショナルで高性能なスポーツカーを開発。
目次

GRヤリスMコンセプト

GRヤリスMコンセプト最大の特徴は、エンジンをリア車軸の手前に配置したミッドシップ4WD構造の採用です。従来の1.6Lターボエンジンから、よりパワフルな2.0Lターボエンジンへと進化し、スーパー耐久シリーズでの実戦経験を基に開発が進められています。この大胆な変更は、GRヤリスの運動性能を極限まで高めるための挑戦であり、トヨタのスポーツカー開発に対する強い意志を示しています。

GR Yaris M Concept
GR Yaris M Concept

GRヤリスMコンセプトは、エンジンだけでなく、エアロダイナミクスにも磨きがかけられています。フロントフードに追加されたダクトやフロントリップ、フェンダーダクトなどは、エアフローの効率化と冷却性能の向上に貢献し、サーキット走行でのポテンシャルを最大限に引き出すための工夫が凝らされています。可変式リアウイングや燃料タンク下のカバー(青流版)は、ダウンフォースの調整を可能にし、あらゆる状況下で最適な空力性能を発揮します。これらのエアロパーツは、モータースポーツの現場で培われた技術をフィードバックしており、将来的には市販化される可能性も高く、多くのGRヤリスオーナーから期待が寄せられています。

GR Yaris M Concept

新型エンジン「G20Eエンジン」を搭載

GRヤリスの進化は、WRCやニュルブルクリンク24時間レースといった過酷なモータースポーツへの挑戦から生まれています。2025年のニュルブルクリンク24時間レースには、6年ぶりにGRヤリスが参戦。新型エンジン「G20Eエンジン」を搭載した特別モデルで挑み、完走を目指します。レースで得られた知見は、市販車にもフィードバックされ、GRヤリスはより速く、より強く、そしてより魅力的なスポーツカーへと進化していくことでしょう。

GRヤリスの進化とともに、トヨタのスポーツカーファンにとって大きな期待となっているのが、伝説の名車「セリカ」の復活です。初代モデルが1970年にデビューしたセリカは、2ドアハードトップのスペシャリティカーとして、長きにわたり愛されてきました。1985年デビューの4代目までは後輪駆動(FR)レイアウト、1989年デビューの5代目から2006年に生産終了した7代目までは、前輪駆動(FF)レイアウトを採用していました。

次期セリカへの期待

8代目となる次期セリカは、GRヤリスのメカニズムを流用し、ミッドシップ(MR)レイアウトで開発が進んでいるという情報があります。GRヤリスで実績のあるスポーツAWDシステム「GR-FOUR」と、パワフルなエンジンを組み合わせることで、かつてないほどの高い運動性能を実現すると予想されます。駆動方式はAWDを維持し、フロント駆動に電動モーターを採用する可能性もあるようです。

次期セリカは、往年のWRCに参戦していた5代目ST180型やST200型を彷彿とさせる、アグレッシブなデザインになることが期待されます。GRブランドのスポーツカーとして、現代的な解釈を加えつつ、セリカの伝統を受け継ぐスタイリングとなるでしょう。

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トヨタのスポーツカー戦略

GRヤリスの進化と次期セリカの登場は、トヨタのスポーツカー戦略における重要な一歩となります。モータースポーツで培われた技術を市販車にフィードバックすることで、よりエモーショナルで、より高性能なスポーツカーを生み出していくというトヨタの強い意志を感じることができます。GRヤリス、そして次期セリカは、世界中のスポーツカーファンを熱狂させる存在となることは間違いありません。

編集部から一言

GRヤリスの進化と次期セリカの登場は、トヨタのスポーツカーファンにとって大きな朗報です。GRヤリスは、WRCで培われた技術を惜しみなく投入した、トヨタのスポーツカーの象徴的な存在です。次期セリカは、GRヤリスのメカニズムをベースに、ミッドシップレイアウトを採用すると予想されています。GRヤリス、そして次期セリカは、世界中のスポーツカーファンを熱狂させる存在となることは間違いありません。トヨタは、GRヤリスの進化と次期セリカの投入を通じて、スポーツカーの未来をどのように切り開いていくのでしょうか。今後の動向に注目が集まります。

トヨタニュースリリース

https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/42006031.html

GR Yaris M Concept

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この記事を書いた人

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