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マツダ 新型 CX-5 フルモデルチェンジ 完全ガイド|2026年発売の最新情報まとめ

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Mazda - New CX-5 - Full Model Change - Complete Guide 2026 Release

マツダのベストセラーSUV「CX-5」が、2025年10月のジャパンモビリティショー(JMS)2025で日本初公開されました。2017年の2代目登場から約8年ぶりとなる今回のフルモデルチェンジでは、「新世代エモーショナル・デイリーコンフォート」をコンセプトに、デザイン、居住性、先進技術のすべてが大幅に進化しています。

目次

マツダの主力SUVが9年ぶりの大変革

MAZDA NEW CX-5
MAZDA NEW CX-5

新型CX-5の発売時期と価格予想

日本での発売時期は2026年中を予定。当初は2026年初頭から春の発売が見込まれていましたが、欧州市場での排ガス規制対応を優先するため、2026年7月〜11月頃にずれ込む可能性があります。

予想価格は以下の通りです:

  • マイルドハイブリッド: 310万円〜420万円
  • ストロングハイブリッド(2027年登場予定): 380万円〜480万円

現行モデル(281万500円〜422万5100円)より若干の価格上昇が予想されますが、装備の充実度を考えれば妥当な範囲と言えるでしょう。

【外観デザイン】タフさと洗練性を両立した新世代デザイン

MAZDA NEW CX-5
MAZDA NEW CX-5

進化した「魂動デザイン」

新型CX-5は、マツダの「魂動デザイン」をさらに進化させ、「ウェアラブル・ギア」というコンセプトを採用。「オフィスからキャンプへ直行できるSUV」をテーマに、都会的な洗練性とアウトドアでのタフさを両立させたデザインに仕上がっています。

ボディサイズの変更

項目新型CX-5現行CX-5差分
全長4,690mm4,575mm+115mm
全幅1,860mm1,845mm+15mm
全高1,695mm1,690mm+5mm
ホイールベース2,815mm2,700mm+115mm

全長の拡大分115mmはすべてホイールベースに充当され、前後オーバーハングは現行型と同じ。これにより居住空間が大幅に拡大し、走行安定性も向上しています。

デザインの特徴

2026-Mazda-CX-5
  • フロントデザイン: グリル上端が50mm上昇し、迫力のある表情に
  • ヘッドライト: シャープでスリムな新デザイン、5の数字を模したアクセント入り
  • サイドビュー: 水平基調のキャラクターラインで伸びやかな印象
  • リアデザイン: 水平基調のテールランプと「MAZDA」バラ文字エンブレムを採用
  • メッキパーツ削減: 過度な装飾を控え、シンプルでモダンな印象に

【内装・居住性】クラストップレベルの快適空間

MAZDA NEW CX-5

Google搭載の大型ディスプレイ

MAZDA NEW CX-5
MAZDA NEW CX-5

新型CX-5の最大の目玉は、マツダ初のGoogle搭載インフォテインメントシステム。上級グレードには15.6インチ、中級グレードには12.9インチの大型ディスプレイを装備し、以下の機能が利用可能です:

  • Googleマップ: 常に最新の地図情報
  • Googleアシスタント: 音声による直感的な操作
  • Google Play: 各種アプリのインストールが可能

従来のコマンダーコントロールは廃止され、タッチ操作と音声操作に集約。エアコン操作も画面下部に常時表示され、スワイプ操作にも対応しています。

大幅に拡大した室内空間

MAZDA NEW CX-5

ホイールベースの115mm延長により、室内空間が劇的に向上:

  • 後席膝前空間: +64mm(握りこぶし2.5個分以上)
  • 後席ヘッドクリアランス: +29mm(握りこぶし2つ以上)
  • 荷室奥行: +45mm

現行モデルでは窮屈だった後席が、全長4700mm超のLサイズSUV並みの広さを実現。身長170cmの大人4名が余裕で乗車できます。

乗降性の大幅改善

  • リアドア開口幅: 70mm拡大
  • 開口角度: 約80度
  • フロアレール: 内装化により足が引っかからない
MAZDA NEW CX-5

ベビーカーを縦置きで収納できるなど、実用性も大幅に向上しています。

【パワートレイン】ディーゼル廃止、ハイブリッド化へ

マイルドハイブリッド(2026年発売)

日本仕様の初期モデルには、e-SKYACTIV G 2.5(2.5Lガソリン+24Vマイルドハイブリッド)を搭載。

  • 最高出力: 約141馬力(欧州仕様)
  • 最大トルク: 約238Nm
  • 予想燃費: 約15.0km/L(WLTCモード)
  • トランスミッション: 6速AT

現行モデルの2.0Lガソリン車(WLTCモード14.0〜14.6km/L)を上回る燃費性能を目指します。

ストロングハイブリッド(2027年登場予定)

2027年には、新開発のSKYACTIV-Z 2.5L+ストロングハイブリッドを追加予定。

  • 予想最高出力: 約270馬力
  • 予想最大トルク: 約50.0kgf・m
  • 予想燃費: 約22.0km/L(WLTCモード)

トヨタ ハリアーハイブリッド(22.3km/L)に匹敵する燃費性能を実現する見込みです。

ディーゼルエンジンの廃止

人気の高かったSKYACTIV-D 2.2ディーゼルは、厳格化する排ガス規制とコスト面の理由から廃止。ディーゼルを求める場合は、直列6気筒3.3Lディーゼルを搭載するCX-60/CX-80が選択肢となります。

パワートレイン燃費(WLTCモード)備考
現行ディーゼル(XD)16.6〜17.4km/L廃止
現行ガソリン(20S)14.0〜14.6km/L廃止
新型マイルドHV約15.0km/L(予想)2026年
新型ストロングHV約22.0km/L(予想)2027年

【先進装備】安全性と快適性が大幅向上

進化した360°ビューモニター

  • シースルービュー: 車両下を透過表示
  • リアサイドビュー: ドアミラー格納時も側面確認可能
  • 3D停車時ビュー: 立体的に周囲を表示

その他の先進装備

  • 10.25インチフル液晶メーター: 3種類の表示パターンから選択可能
  • 7色アンビエントライト: ドア部に装備
  • ヘッドアップディスプレイ: 現行型から継続
  • ドライバーモニタリングシステム: ステアリング上部に配置
  • BOSEサウンドシステム: 上級グレードに設定

視界の向上

  • Bピラー幅: 9mm細身化
  • ボンネット位置: 50mm上昇で左右フェンダーの盛り上がりが視認しやすく
  • ワイパー制御: 路面状態をセンシングし、窓枠ギリギリまで拭き取り

【荷室・実用性】車中泊も可能な大容量ラゲッジ

荷室容量の拡大

  • 通常時容量: 583L(現行型522L)
  • 奥行: +45mm
  • 高さ: +30mm
  • 開口部高さ: 18mm低下(積載しやすさ向上)

多彩なシートアレンジ

  • 分割方式: 4:2:4分割可倒式
  • リモート操作: ラゲッジ側からレバーで倒せる
  • フルフラット時: 全長約190cm(大人が寝られる広さ)
  • ヘッドレスト活用: 逆向きに装着すると枕として使用可能

積載例

  • スーツケース: 機内持ち込みサイズ×4個
  • ゴルフバッグ: 4個
  • ベビーカー: 縦置きで収納可能

【グレード・装備】欧州仕様から見る日本仕様予想

欧州仕様のグレード構成

Homura(ホムラ): 上級グレード

  • 15.6インチディスプレイ
  • 19インチホイール(ブラック塗装)
  • 本革シート
  • スポーツタン内装色

Centre-Line(センターライン): 標準グレード

  • 12.9インチディスプレイ
  • 19インチホイール(切削タイプ)
  • ファブリック/合成皮革シート
  • 黒内装

日本仕様の予想価格帯

グレードマイルドHVストロングHV
エントリー310万円〜380万円〜
中級350万円〜430万円〜
上級420万円〜480万円〜

※4WDは23〜25万円高の設定と予想

【ライバル比較】トヨタ ハリアー、ホンダ ZR-Vとの差別化

新型CX-5の強み

  1. 室内空間: ホイールベース2815mmはクラストップ級
  2. 走行性能: ホイールベース延長による走行安定性向上
  3. 先進性: Google搭載、15.6インチ大画面
  4. 実用性: 荷室容量583L、車中泊対応

ライバル車との比較

車種全長WB燃費(HV)価格帯
新型CX-54,690mm2,815mm22.0km/L(予想)310万円〜
ハリアー4,740mm2,690mm22.3km/L312万円〜
ZR-V4,570mm2,655mm22.1km/L315万円〜

【現行モデルとの比較】買い替えるべきか?

新型への買い替えを推奨する人

  • 後席・荷室の広さを重視する人
  • 最新の運転支援技術を求める人
  • Google連携などデジタル機能を活用したい人
  • ストロングハイブリッドの燃費性能に期待する人

現行モデルが向いている人

  • ディーゼルの力強さと経済性を求める人
  • 物理ボタンによる操作性を重視する人
  • 価格を抑えたい人(現行モデルは値引きも期待できる)

現行ディーゼルの魅力

現行CX-5のディーゼル(WLTCモード17.4km/L、軽油価格150円/L)は、1kmあたり約8.6円。これはレギュラーガソリン車で19.8km/L相当の経済性です。

2025年10月に追加された「XDドライブエディション」は装備充実で価格を抑えた魅力的なグレードです。

【まとめ】新型CX-5は「正統進化」か「革新」か

マツダ新型CX-5は、一見キープコンセプトに見えながら、実は内外装すべてが刷新された意欲作です。

新型CX-5の評価ポイント

◎ 高評価ポイント

  • 全長・ホイールベース延長による居住性・積載性の大幅向上
  • Google搭載による先進的なインフォテインメント
  • 乗り心地向上と走行安定性の両立
  • 車中泊も可能な実用性の高さ

△ 気になるポイント

  • 人気のディーゼルエンジン廃止
  • 全長4690mmは駐車場選びに注意が必要
  • 現行ガソリン車比で価格上昇の可能性

【最新情報】ジャパンモビリティショー2025での反応

2025年10月29日から開催されたJMS2025では、新型CX-5が大きな注目を集めました。来場者からは以下のような声が:

  • 「15.6インチ画面の操作性が想像以上に良い」
  • 「後席の広さに驚いた。これならファミリーでも十分」
  • 「ディーゼル廃止は残念だが、ストロングHVに期待」
  • 「外観は現行型の雰囲気を残しつつ洗練された」

【購入ガイド】新型CX-5を買うためのポイント

発売時期と納期予想

  • 欧州: 2025年末〜2026年初頭
  • 日本: 2026年7月〜11月頃
  • 予想納期: 発売後3〜6ヶ月

購入のタイミング

  1. すぐディーゼルが欲しい: 現行XDドライブエディションを検討(値引き30万円前後も期待)
  2. マイルドHVで十分: 2026年発売直後の予約がおすすめ
  3. ストロングHV狙い: 2027年まで待つ価値あり

注文時のチェックポイント

  • ディスプレイサイズ: 15.6インチか12.9インチか
  • 駆動方式: 2WDか4WDか
  • グレード: 本革か合成皮革か
  • オプション: パノラマサンルーフ、BOSEサウンド等

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この記事を書いた人

KAZUのアバター KAZU 編集長

自動車専門メディア『最新自動車情報』編集長のKAZU。IT企業から独立後、自動車専門サイト『最新自動車情報』を立ち上げ、編集長として12年間運営に携わってまいりました。これまでに、新車・中古車、国産車(日本車)から輸入車(外車)まで、あらゆるメーカーの車種に関する記事を6,000本以上執筆。その経験と独自の分析力で、数々の新型車種の発表時期や詳細スペックに関する的確な予測を実現してきました。『最新自動車情報』編集長として、読者の皆様に信頼性の高い最新情報、専門的な視点からの購入アドバイス、そして車(クルマ)の奥深い魅力をお届けします。後悔しない一台選びをしたい方、自動車業界のトレンドをいち早く知りたい方は、ぜひフォローをお願いいたします。

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