日産は「セントラ」(日本名:シルフィ)のフルモデルチェンジを行い2019年11月22日(現地時間)から開催させるロサンゼルスモーターショー2019にて世界初公開する。日産は2019年4月16日~4月25日に開催される上海モーターショー2019にて新型「シルフィ」を世界初公開している。
新型 セントラ フルモデルチェンジについて
セントラは、日産の米国でのベストセラー車であり、フルモデルチェンジはかなり重要である。第8世代となる新型「セントラ」とは、先代と比べ、50mm低く、50mm広くする新しいプラットフォームを採用。このより低く、より積極的なスタンスは、再設計されたフロントとリアである、特に日産独自のVモーショングリル、薄型LEDヘッドライト、フローティングルーフをサポートするフロントで美しく機能する。
V字型のグリルと積極的なヘッドライトが組み込まれており、「Nissan Vmotion 2.0 Concept」をベースにしておりフロントの大型のVmotionグリル「Vmotion 2.0」が特徴的である。「セーフティシールド360」を採用、歩行者検知、後部自動制動、およびハイビームアシストを備えた自動緊急ブレーキを含む6つの先進運転者支援システムを採用。また、新しいセントラは、標準の10個のエアバッグ、後部ドア警告、インテリジェント前方衝突警告、およびインテリジェントドライバー警告を提供。
「Apple CarPlay」と「Android Auto」をサポートする「8インチのタッチスクリーンディスプレイインフォテインメントシステム」を採用。
パワートレーンでは新しい2.0L 4気筒エンジンも搭載。1.8Lエンジンと比較して出力は20%、トルクは16%向上して最高出力149HP、最大トルク146lb-ftを発生。動的性能も大幅に改善したとしている。
日産 新型 シルフィ フルモデルチェンジ 最新のVモーショングリル搭載 中国2019年11月発売
セントラについて
日産自動車が北米を中心に販売している小型乗用車、Cセグメントクラスのセダン型乗用車、世界120か国での販売が行われる世界戦略車である。日本、中国、タイ市場などではシルフィとして北米市場などではセントラとして、オセアニア市場ではパルサーセダン、台湾市場ではスーパーセントラ/セントラエアロ、セントラ(2015年改良型)として販売される。
東南アジアでも「ブルーバードシルフィ」ベースのモデルが「セントラ」の名称で販売されている。5代目のB15型までは同社の「サニー」の北米向けモデルであったが、日本市場でのB15型「サニー」生産終了と、その後継モデルである「ティーダ」および「ティーダラティオ」の北米向けが「ヴァーサ」となることより、6代目は独立したモデルとなる。7代目は3代目シルフィの北米版となる。その流れから8代目の新型もシルフィの北米版として発売する。
日産ニュースリリース
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