日産はシルフィのフルモデルチェンジを行い中国にて2019年11月19日(現地時間)に発表する。日本市場で発売されるかは未定である。日産は2019年4月16日~4月25日に開催される上海モーターショー2019にて新型「シルフィ」を世界初公開した。2012年12月5日から旧型の3代目が販売を日本でスタートしており、丸7年でのフルモデルチェンジとなる。
新型 シルフィについて
新型シルフィには、最新のVモーションデザイン言語を採用。V字型のグリルと積極的なヘッドライトが組み込まれており、「Nissan Vmotion 2.0 Concept」をベースにしておりフロントの大型のVmotionグリル「Vmotion 2.0」が特徴的である。「セーフティシールド360」採用している。ワイド&ローフォルム へと転換。プラットフォームはエンジニアリングアーキテクチャ「CMF」によって形成された「CMF C/D」を新たに採用。ボディサイズは全長4,641mm、全幅1,815mmm、全高1,450mm、ホイールベース2,712mmとした。
8インチインフォテインメントシステムを搭載する。
日産 新型 セントラ フルモデルチェンジ 2020年モデル 発表
新型 シルフィ セーフティシールド360 搭載
「前方衝突予測警報(インテリジェントFCW)」「側・後方車両検知警報(BSW)」「車線逸脱警報(LDW)」「後退時車両検知警報(CTA)」「ふらつき警報(インテリジェント DA)」を搭載。
インテリジェント エマージェンシーブレーキ
フロントカメラで前方の車両(約10〜80km/h)や歩行者(約60km/h以下)を検知。夜間走行時にも動作。衝突の可能性が高まるとメーター内ディスプレイへの警告表示とブザーで注意を喚起し、ドライバーに回避操作を促します。万一、ドライバーが安全に減速できなかった場合には、ブレーキによる衝突回避操作をサポート、または衝突時の被害や傷害を軽減。
踏み間違い衝突防止アシスト
進行方向に壁などがある場所での駐車操作中(約15km/h未満)、ブレーキ操作が遅れたり、アクセルペダルをブレーキペダルと間違えて踏み込んでしまった場合、警告すると共にエンジン出力やブレーキを制御し、過度の加速や衝突防止を支援。車両や歩行者の検知。
インテリジェントLI /LDW(車線逸脱警報)
意図せず走行車線を逸脱しそうな場合、表示と音で注意を喚起。
アダプティブハイビームアシスト/ハイビームアシスト
前方検知用のカメラで、先行車や対向車のライト、道路周辺の明るさを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替え。
RCTA 後退時車両検知警報
後退時に後方を横切ろうとする車両に衝突する恐れがあるとき、警報によってドライバーに注意を促す。
インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム)
死角になりやすい隣接レーンの後側方を走行する車両を検知すると、ドライバーに表示で知らせ、さらに車線変更を開始した場合には、警報とともに車両をもとの車線内に戻すような力を発生し、隣接レーンの車両との接触を回避するようアシスト。
標識検知機能(進入禁止標識検知、最高速度標識検知、一時停止標識検知)
フロントカメラにより前方の「車両進入禁止標識」「最高速度標識」「一時停止標識」を検知。メーター内ディスプレイへの警告表示とブザーでドライバーに伝える。
シルフィについて
2012年12月5日から旧型の3代目が販売を日本でスタートしており、2015年12月に3代目のマイナーチェンジを行うこととなる。旧型シルフィーは過去、日本で初代と2代目をブルーバードシルフィとして販売をしており根強い人気車種である。日本でのターゲットユーザーは60代以上の男性とされている。
北米市場へはセントラ、オーストラリア市場へはパルサーセダン、台湾市場にはスーパーセントラの名でそれぞれ導入された。販売地域はタイ、アメリカ合衆国、メキシコ、中国、台湾である。マイナーチェンジはフロントフェイスの変更を行い、日産の共通デザインVモーションを取り入れた。それにより、「ほぼ新型」とまで言われておりビックマイナーチェンジである。デザインは先日発表があった