「あれ?免許の更新っていつだったっけ…?」気が付いたら免許証の有効期限が切れていた!そんな経験はありませんか?免許更新をうっかり忘れてしまった場合でも、慌てずに落ち着いて対処すれば大丈夫です。この記事では、免許更新を忘れてしまった場合の対処法、手続きの流れ、必要な書類について詳しく解説します。
免許更新の期間
更新期間
免許更新期間は、誕生日の前後1ヶ月間です。誕生日の1ヶ月前から更新手続きが可能になります。
例
誕生日が9月27日の場合には8月27日~10月27日までの期間となります。
運転免許証の色による有効期間の違い
運転免許証の色によって、有効期間が異なります。
- グリーン免許: 3年(免許を取得した日から3回目の誕生日の1ヵ月後まで)
- ブルー免許: 3年
- ゴールド免許: 5年
更新はがきが届くタイミング
更新はがきは、誕生日の35日~40日前頃に届きます。
参考:警視庁 更新手続
免許更新を忘れてしまったらどうなる?
免許更新を忘れて有効期限が切れてしまうと、運転免許は失効してしまいます。失効してしまうと、運転することができなくなり、違反となってしまいます。しかし、失効後6ヶ月以内であれば、比較的簡単な手続きで免許を再取得できます。
免許更新を忘れた場合の手続き
免許更新を忘れた場合の手続きは、有効期限が切れてからの期間によって異なります。
失効後6ヶ月以内の手続き
失効後6ヶ月以内の場合は、運転免許試験場または警察署で手続きを行います。更新時と同様に、視力検査、写真撮影、講習を受講し、免許証を再交付してもらいます。この場合、学科試験や技能試験は免除されるため、比較的スムーズに手続きを進めることができます。
必要な書類
- 失効した免許証
- 本人確認書類(健康保険証、パスポートなど)
- 申請用写真1枚
- 手数料
運転免許証の更新手続きに必要な証明書
「やむを得ない理由」がある場合は、その理由を証明する書類が必要になります。例えば、入院していた場合は診断書、海外渡航していた場合はパスポートが必要です。
更新手数料とその他の費用
免許更新の手数料は、都道府県によって異なります。また、「やむを得ない理由」がある場合は、証明書を取得するための費用も必要になります。
有効期限切れ後6ヶ月以上1年以内
「やむを得ない理由」がある場合に限り、免許を再取得できる可能性があります。「やむを得ない理由」とは、病気や怪我、海外渡航など、更新手続きができなかった正当な理由のことです。この場合は、理由を証明する書類が必要になります。
有効期限切れ後1年以上
この場合は、残念ながら免許が失効してしまいます。免許を再取得するには、学科試験と技能試験に合格する必要があります。
再取得の手続きと必要な書類
免許を再取得するには、学科試験と技能試験に合格する必要があります。必要な書類は、運転免許試験場または警察署で確認しましょう。
仮免許と試験の流れ
免許を再取得するには、まず仮免許を取得し、その後、本免許試験を受けます。仮免許を取得するには、学科試験に合格する必要があります。
参考:警視庁 運転免許証の有効期限が過ぎてしまった方へ(失効手続等)
免許更新忘れのペナルティについて
免許更新を忘れた場合、ペナルティとして、失効期間中の運転は「無免許運転」とみなされ、違反点数や罰金が科せられる可能性があります。また、免許の再取得までに時間がかかる場合もあります。
免許更新を忘れないための対策
免許更新を忘れないためには、以下の対策が有効です。
- 免許証の有効期限を確認する習慣をつける
- スマートフォンのリマインダー機能を活用する
- 警察署や運転免許センターからのお知らせに注意する
免許更新案内ハガキと注意点
免許更新案内ハガキが届いたら、早めに更新手続きを行いましょう。案内ハガキには、更新手続きに必要な情報が記載されています。
免許更新案内ハガキ届かない?
住所が変わっていないのに更新ハガキが届かない場合は、管轄の公安委員会や運転免許センターに問い合わせてみても良いでしょう。また、住所変更を忘れているケースもありますので、必ず早めに住所が変わった場合には届け出ましょう!
免許更新の通知はがき(運転免許証更新連絡書)が届かない原因としては、以下のものが考えられます。
- 住所変更手続きを行っていない
- 転居届が提出されていない
- ハガキが転送されていない
- ハガキが紛失した
免許更新案内ハガキを無くした場合
免許更新案内ハガキを無くした場合でも、免許更新手続きは可能ですのでご安心ください。
免許更新案内ハガキの役割
免許更新案内ハガキは、更新期間や必要な書類、手数料などの情報を記載しており、手続きをスムーズに進めるためのものです。しかし、紛失しても手続き自体に影響はありません。
手続きの流れ
- 免許センターまたは警察署へ: 免許更新を行う免許センターまたは警察署へ行き、受付で「免許更新案内ハガキを紛失した」旨を伝えましょう。
- 本人確認: 免許証やその他本人確認書類を提示し、本人確認を行います。
- 必要書類の確認: 担当者が免許証の情報を元に、必要な書類や手数料を確認します。
- 手続きの実施: 視力検査、写真撮影、講習受講など、通常の手続きを行います
まとめ
免許更新をうっかり忘れてしまっても、落ち着いて対処すれば大丈夫です。失効後6ヶ月以内であれば、比較的簡単な手続きで免許を再取得できます。ただし、失効後長期間経過すると手続きが複雑になるため、早めに対応することが重要です。この記事を参考に、適切な手続きを進めてください。
免許更新に関する情報サイト
- 警察庁:更新手続
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/menkyo/koshin/web.html
このブログ記事が、免許更新・更新忘れに関する疑問解消に役立てば幸いです。